fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

世界の多様化で

◯世界の統一思想 やがて、1つの国に世界がまとまる、 移民の国のアメリカのように、 というのは、子供の頃の私の漠然とした思いでした。 そういう面では、日本人の多くも、理想は世界は一つ、グローバリストだったのでしょう。 しかし、それは人類が一致団結…

グローバルとマイルドヤンキー ダイハツと富士通

ここのところ、述べているのは、 国際問題と日本の自立、 ハラスメントと法、 政治や利権や選挙絡み、不正、隠蔽、冤罪、 大企業も含めた日本の旧態然とした労働環境、個人の自立など。 下記の二つも、その典型例ですね。他山の石に。 #ダイハツ不正問題 <ト…

侍、兵士、おじさんの終戦

◯おじさんの戦後 いまだ、おじさんには、戦国時代の侍や日本軍の兵士と、精神的構造は、変わっていない人が大勢います。 昭和の復興、高度成長は、それでなされました。 「アメリカに物量で負けた、精神的には負けていない、経済での戦争で勝ってやる」と。 …

関係性と法と感情

◯心や感情のあいまいさ 時代が変わり、価値観が変わったといわれても、実感として受け入れられないものです。 慣習のように思っていたものを文化伝統の継承として大事に守ろうとしている人もいます。そうであれば、行動としても真っ向から対立してしまうので…

寛容と弾劾

◯判断のあり方 判断が、事象で示される事実でなく、個人の感情に基づくなら、気分、機嫌や相手の好き嫌い、つまり関係性に左右されるからです。 例えば、足を踏まれたとき、相手が知らない人だと怒りにとらわれますが、 よく知っている人なら、なんともなか…

ハラスメント 感情と法律 「アイドル誕生」

「アイドル誕生 輝け昭和歌謡」#を見ました。 1970年代、日本のアイドル歌手の全盛期を創出した「スター誕生」などを中心に、作詞家の阿久悠とプロデューサー酒井政利、作曲家都倉俊一の活躍。桜田淳子、山口百恵、ピンクレディらの軌跡を追うドラマ番組でし…

男性、強者の強がり「カサブランカダンディ」球児の長髪

先に、歌謡曲での例「恋の奴隷」を出したので、もう一つ。 大体、阿久悠さんの詞は、一転して時代先取りしていました。 沢田研二さんの「カサブランカダンディ」 これは、さだまさしさんの「関白宣言」のロジックにも似ています。 どちらも、1979年。 そのま…

終わらない人 終わらない戦後 「ゴジラ−1.0」

「ゴジラ−1.0」#、特攻の生き残りが、主人公という、つまり、敗戦になっても、終わらせられなかった戦争を終わらせること、それがゴジラに向けられました。 アメリカでも、大ヒットしているそうです。アメリカでは、「GODZILLA MINUS ONE」。今の日本では、…

「白い巨塔」と「フィクサー」に学ぶ支配構造

<フランスのエマニュエル・マクロン大統領は9日、ガブリエル・アッタル教育相を新たな首相に任命した。34歳のアッタル氏は、フランス史上最年少の首相となる。>マクロン大統領も就任時、39歳、同性愛者であることが添えられてられいるが、そのうち、そんなこ…

強者男性の終焉 八代亜紀さん死去

演歌歌手の八代亜紀さんが、急速進行性間質性肺炎のため死去。73歳。12/30 中村メイコさんが、その翌日でした。 まるで昭和の終わったときのように、昨年から著名人の死が続いているように思います。 いえ、結局、歳をとるにつれて、どんどんと近い時代を生…

SNSと外圧 田中角栄邸全焼

<8日午後、文京区にある田中角栄元総理大臣の自宅だった建物から火が出て、全焼しました。>映像の世紀バタフライエフェクト「田中角栄 列島改造の夢と転落」#を見たところでした。ここでも、金脈問題が「文藝春秋」で立花隆氏によって追求されたのに、テレ…

自分で決める人生

◯団塊世代後 団塊世代以降は、派閥、仲良しグループ、そのお気に入りでなければ、 出世どころか、窓際、左遷、退社に追い込まれたり、 自らの良心で袂をわかったのです。 それこそが、日本の組織の構造的問題、 今のハラスメントの温床、 失われた30年、政治…

人生のレールと乗り換え

◯レールの上と外 大きく改革、改善しようとするような人は、 地位に執着して、その後も影響を持ちたい上の者たち、 つまり、既得権益者には、 もっとも気にくわない、天敵みたいなものです。 ですから、自分の思いのままにならない奴、 めんどくさい奴、自分…

鈍さの居座り 天皇制タブー

続いています。 ◯鈍感への告発 ここまで、家父長制、父性、男性原理、縦社会とみてきました。 天皇制と関わるだけに、日本の場合は、とても複雑になっています。 論議も噛み合いにくい状況で、哲学、宗教、芸術でも、タブー視されてきたのでしょう。 で、現…

強者男性と格差

◯男性内格差 「弱者男性」という言葉、これも考えてみると、「◯◯女子」に対し、「弱者男子」のようには使わないのです。「弱者男性」となります。男性として男子女子のように弱いものにはみなされないのでしょう。 男性特権は、女性に対してよりも、まずは、…

日本の縦社会の不自由と不幸

◯不幸感満載の日本人 おじさん 日本人は、どうも、人生の満足感が低いようです。 口頭調査やアンケートでは、「満足度が高い」などと、 声高にいうと、よくないみたいな圧もあるのでしょう。 いまだ、謙遜、婉曲を好み、自己顕示の避けられる民族性ゆえです…

幻の特権 意識と圧力

羽田空港で日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突しました。海上保安庁の乗員に犠牲者5名が出たようで、痛ましいことです。 年明け早々、よくないことが続きます。気を引き締めましょう。 ◯男性特権の縛り で、男として生まれ、その自覚で生きていること自体…

新しい世界へ 2024

いきなりの地震で、正月気分も吹っ飛んだことに存じます。 輪島は、一昨年くらいでしたか、朝市も訪れました。 被害の早急な回復を願います。 話を戻して、、昨年から、 ◯おじさん世界の崩壊 悪意もなく無意識でも、その行動、行為が、咎められることがあり…

至高の瞬間 謹賀新年2024

新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 紅白どうでしたか。アダム・ランバートが聴けたのはよかったです。 ビジュアルが一段と派手になり、インドのテレビ放送を見ているようでした。 もすこし大人の歌が聞きたい。 年末は…

意識のない監獄 日本国 永田町ワード 総括

◯今年の総括 今年は、心身の不調もあり、 関西以外、出かけることがない初めての年でした。 スタジオを初めて設けて、30年です。 そこから毎年、訪れていた恒例の軽井沢も行かなかったのです。 来年は、挽回したいものです。 書籍と会報の電子化が叶いました…

貧困と支配からの自由、自立  2023年総括(3)

◯日本の貧困 経済的な貧困としては、日本には年収200万円以下で働く人が1000万人以上います。 相対的貧困率は15.4%で、先進国の中で最悪です。 子供の相対的貧困率は11.5%、1人親世帯に限ると44.5%です。(2021年) ◯貧困と自由 貧困とは、自由の制限のことで…

文化・風習vs人権・グローバル化

◯理解と対応 新たな価値観については、皆が、理解するということを、どこかで諦めることも必要かと思います。 「自分と違う人も自分には理解できない人もいるよね、でもいいよね」 というように、目くじらを立てず、お互いに穏やかに暮らしていけるようにす…

LGBTとあぁ〜しらきさん 

◯LGBT運動とグローバリズム LGBT運動には、グローバリストの方が、けっこう関わっています。 自民党は、反対しているようにもみえますが、 そういう一派はあっても、トータルでは、推進していこうとしているわけです。 地方の知事では、LGBT条例を作った茨城…

旧態然の日本の政治体制

◯政治家と官僚 官僚は、前例に基づいてルールを作ることは、できます。 しかし、ヴィジョンや価値観に基づいて、それを実現するための新しいルールまでは、作れません。そういう役割でもなく、資格もないのです。 であればこそ。見本があると、力を発揮しま…

日本崩壊への綻び パーティ券裏金

◯パーティ券を取り巻く日本の状況 不祥事の続発した今年を締めくくりそうなのが、 パーティ券裏金問題です。 これは、報告書に記載しなかったから、 検察が動けるようにまでなったのですが、 本当の問題は、記載すればよいということではないわけです。 政治…

クリスマス 2023年の世界

◯『モニタリング』での歌唱 追加 いつものです。 Toshlさん、『鬼滅の刃』の主題歌「紅蓮華」 高橋洋子さん『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌「魂のルフラン」と 『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー~ありのままで~」。 歌は生きる力、愛する力…

裏金づくり パーティ券 「デフ・ヴォイス」「W inny」

Xmasイヴ、いろんなパーティ、忘年会も開かれているでしょう。 私は、久しぶりの風邪でおとなしくしています。 ご迷惑かけた方々、ごめんなさい。 でもうつすわけには、いかないんで、、。 で、パーティの話題に。 ◯パーティ券裏金問題# パーティ券での裏金…

天皇制と人権  2023総括

◯天皇制日本 こうした問題の多くは、日本という国が、天皇を上位とした疑似家族であり、国民が、その元に臣従してきたからなのでしょう。 政権の交代は起きても、革命は起きなかったのです。 個人にとっての革命。それは、自立です。 結婚も、個と個でなく、…

憲法とアメリカ 2023総括

◯日本人の豹変力 大戦中の鬼畜米英から、一転して、戦後、アメリカ崇拝に転じた日本人の豹変ぶりには、驚くほかありませんが、 明治政府が発令した神仏分離令でも、いきなり、これまで信仰していた仏像を破壊しまくったわけです。 そうしたことを、何とも思…

ミューズが舞い降りた談志の『芝浜』  新たな景色が広がる瞬間

◯ミューズの舞い降りるとき 1カ月前のこの日、立川談志師匠の13回忌でした。2011年11/21、 その4年前、2007年12月18日、よみうりホールで開催された独演会での『芝浜』について、 「また、違った『芝浜』がやれました。、、、よかったと思います。」(談志) …