fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2013-01-01から1年間の記事一覧

「大学で学ぶということ」 2013/12/21

○足りないこと 何かを論じるには、日本語で考えるのですから、日本語をきちんと学ばなくてはなりません。ことばと身体能力の問題はいくつも述べてきました。芸の上達になるとなおさらです。スポーツでさえ、指導や作戦伝達には言語能力がいるし、それがある…

動画=映像、音声の時代へ☆ 2013/11/02

動画とともに音声が多数サンプリングできるようになって、ようやく可能となった研究分野の一つが声かもしれません。しかも、誰でも研究できる環境が整いつつあるのです。 視覚に対しヴィジュアルである絵、文字が、20世紀には、静止画としての写真、動画とし…

修行期間をとる 2013/08/28

仕事はアウトプットしながらのインプットです。タレントや役者は現場で最低限のことは学べます。しかし、日本の音楽業界はまだまだ刺激が足らないので、ヴォーカルは現場だけでは、先が心細いです。ですから、それ以上にインプットと創作の時間を自ら確保す…

いじめ問題 2013/08/26

NHKスペシャルで、自殺した友人のドキュメンタリー「僕はなぜ止められなかったのか」メディアが入り込むことによる功罪は、別にして、報道されることは、意味のあることだと思うし、出演なさる人たちには本当に頭が下がります。それが、関わった人たちのさら…

ウインブルドン2013の2戦と世界三大発明 2013/07/21

フレットペリから77年、優勝から遠ざかっていたイギリスのアンディ・マレーの優勝で幕を閉じた今年のウインブルドン。 一つは逆転したでの準優勝戦。5時間近く最後まで見せてしまう力はテニスを超えています。ちなみに、マレーは17年前、ダンブレーンの小…

国際競争力 2013/06/18

○国際競争力 モンスター中高年は不快なものの象徴として必要もあると思います。ここでは触れないとします。若い人には、円が360円から円安といっても100円くらいにまでなって、海外のどの国でも行けるのも、日本人の先人たちのストックのおかげだと知ってお…

「アウン・サン・スー・チーさん」 2013/05/25

スー・チーさん、建国の父アウン・サン将軍の長女、民主化運動のリーダーとなって25年の現68才、2年半前に15年にわたる自宅軟禁(夫や子供は海外に)から解放され、現政権の議員として選出されて1年、軍事政権や財閥に近づくことに非難も。 ・不安を勇気に変…

「内向的人間の時代?」2013/05/24

スーザン・ケインさんが来日されました。ベストセラー「Quiet」、彼女はTEDにも出場しました。「内向型」のブームがアメリカに起き、これからはそういう人の時代だというのですが、そこの内向型の代表として、バラク・オバマ、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカ…

「林修さん」 2013/05/19

「今でしょ」で今でしょの林修さんの発言から。 ・一番字汚い 2番手グループきれい トップは、横づな相撲 自分の形をつくって、完璧に。俺はこれ流だ。 もう一つ上は、それでもいいし、何でも俺はできる。 くだらんこだわりはない。言われれば「それもいいで…

「日中米関係」 2013/05/18

「親しき顔をして近づいてくるものには用心せよ」というのは、「いい人の善意にあふれる」今の日本では、心しなくてはいけない教訓であるのですが、もはや、のれんに腕押しですね。友好、友人、ヒューマニティというものを最大に効果的に使ったのが、20世紀…

「その他、もろもろ」 2013/05/12

○薩英戦争3回目で薩摩は方針を反転する。英国への賠償金支払いに応じるとともに、留学生の派遣を申し出、受け入れられたといいます。まるで、できすぎたストーリーのように、敵に学ぶ度量は今どこに。 ○「コンディション、体力、テクニック、この3つのピー…

「4月の時局、原子核とDNA」 2013/04/25

人間の手を入れてはいけない領域として、SFを持ち出すまでもなく、原子の核と遺伝子の核があったのでしょう。 しかし、現実にはヒトゲノムの解析は100パーセント終わり、iPS細胞、化学肥料、品種改良も遺伝子操作、アメリカとはTPP、中国とは公害、空気汚染…

「クロだ金融緩和」 2013/04/23

物価目標が2%。昔のものづくりでは、価格は、原価に利益分をのせて決めていました。今は、先に価格を決めて、その中で利益が出るように原価を抑えられたところで作ります。物価は上がったら何%なのであって、何%上げるというものではありません。以前ここで…

「したたかになった安倍政権」 2013/04/20

「美しい国日本」よりは「日本を取り戻す」の方が、具体的なように思いますが、「取り戻す」のですから、それは、対外強弁路線、攻めに転じるわけです。武力で叩かれ、経済で叩かれ、文化で叩かれ?(文化は大丈夫か…)「憲法改正」については以前、述べたよ…

「マーガレット・サッチャーの残したもの」 2013/04/12

4月8日(2013年)87才で逝去。今も賛否両論ある「鉄の女」サッチャーの政治ほど今の日本にいろんなヒントを与えるものはないと考えます。「落日の帝国」、特に1960年代からの停滞を患う英国病のただ中、植民地を失い過去の略奪の蓄財でしのいできたイギリス…

「アベノミクス 白から黒へ」 2013/04/10

何もしていないのに、円安で株が上がっただけなのに、イメージや気分というのは怖いものです。円が5円下がるごとに、千円、株が上がるとやらで、1ドル80円→9,000円。85円→10,000円、90円→11,000円、100円→13,000円と大体合っています。 北朝鮮の挑発はアメリ…

「成長するために『原則』を学ぶ」 2013/03/25

○向上心 1、情報過剰とネットでの偏狭化 2、 創造より選択優先 といった育ちの中で、個性と自由も、身勝手に都合よく捉えられ 1、みんなでサボれば怖くない 2、わからないものを抱え続けられない という傾向が強くなった気がいたします。結果として「す…

「アベノミクスという罠」 2013/03/10

○アベノミクスという罠 いくつかの事柄への対処をみて、この時代と思想を考えてみることがあります。民主党の鳩山―管―仙谷さんは、団塊の世代の代表として、まことわかりやすかったし、こういう結果になると団塊の世代の人たちは「一緒にするな」と言うでし…

「朗読ダイエット」ドリアン助川 2013/02/02

「朗読ダイエット」ドリアン助川(左右社)1,400円 http://goo.gl/iR2wD 本書は、「表現を通じて、日々豊かに生きていく」ための指南書といえます。朗読とはいえ、「全身で語ること」、それが「小宇宙」として、「内なる本質」を実行する人に与えてくれます…

「これまでの活動について」 2013/01/04

○これまでの活動について それまで日本の研究所といえば理工学系の人が経済的なところでもトップだったんです。ところが、だんだん物よりも心の豊かさなどが求められるようになると、人をどうやって集めるか、人をどうやって感動させるかというようなことが…