<8日午後、文京区にある田中角栄元総理大臣の自宅だった建物から火が出て、全焼しました。>
映像の世紀バタフライエフェクト「田中角栄 列島改造の夢と転落」#を見たところでした。ここでも、金脈問題が「文藝春秋」で立花隆氏によって追求されたのに、テレビ、新聞は沈黙、無視で、ニューズウイーク、ワシントンポストが取り上げ、月刊誌発売後13日後の外国特派員協会での追求があってから、一斉に報じられるようになったことが、あがっていました。奇しくもちょうど、50年前になります。
#「田中角栄 列島改造の夢と転落」
<「目白御殿」と呼ばれた田中角栄の自宅に、公共事業の誘致を求めて、全国から自治体や企業の担当者が陳情に押しかける映像が残っている。民主政治とは陳情政治。高まいな理想よりも目の前の現実。新潟の農家に生まれ、高等小学校卒、土建会社出身の田中角栄は、何もかも本音むき出しだった。地方と都市の格差解消の手段が道路と新幹線だった。開発を見越して地価は高騰、住民は地域発展を夢見た。田中角栄は日本に何を残したのか。(NHK初回放送日: 2023年12月4日)>
◯昭和の呪縛とSNS
で、昨年は、これまでスルーされていたことが、内部告発で次々と出てきたのです。
そこには、世代交代とSNSの普及があります。
伝統文化をそのまま継承しない世代とその意思をすぐさま世界に発信できるメディアツールが出たからです。
日本のオピニオンリーダー、ジャーナリストや評論家などマスメディアに関わる人たち志、器など質的劣化は、いうまでもありません。
しかし、SNSは、村を越え、国を超えて、情報を一気に拡散します。
よくも悪くも時代を早く動かしていくのです。
#内部告発