fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「地震が与えた自身への自信」

ゆれてゆれて足元ゆらして何もかも失ってしまったマグニチュード 4 5 6・・7・・・8地球の怒りの犠牲に 命を落とした不幸に命を救われた幸せも 重くのしかかる そこに流れよ ピアノよ 歌声よそして 時代は 地球は まわり続けたよそして 時代は あなたは まわ…

亡国論(8)

ここのところ、800兆円余りの国の借金は、一人あたり一千万円近くにもなり、ばらまかれた一万二千円とかハイウェイでの千円くらいで喜ばされて、身に覚えのない多額の借金を背負わされているのです。 ばらまきは、今を一時救う延命にすぎません。それも困…

亡国論(7)

グローバル化の怖いところは、よきにつれ悪しきにつれ、同胞意識の崩壊であり、愛国心をもてなくすることです。日本の汎人類、汎自然的な思想は、確かに立派で、世界に誇れるものだとは思います。でも、それならば、その考えを国際社会で問い、次の世界づく…

亡国論(6)

私の若い頃は、何度となく徹夜しました。タダ働きのように、他人のためにしかならない労働もしました。その成果は、何にもなっていませんが、私自身の自信になった、つまり、それで自分のためになったということだと思っています。今は、こうして、自分の意…

亡国論(5)

最近、団塊の世代の学生運動の様子の記録をよく目にします(浅間山荘の映画などはその一端です)。そこで挫折したとき、当時の若者、団塊の世代がどこまで去勢されてしまったのかは、私のテーマの一つです。それは二次大戦の敗戦よりも、黒船-開国のときよ…

亡国論(4)

さて、格差や失業の問題は、これまでも扱ってきましたが、端的にいうなら、3Kに文句をいってまともに働かない、いや、働くにも体力や集中力がもたないAくんと、同じ条件をまったく3Kと思わないで、こんなにもらえるのかと感謝して一所懸命働くBくんが…

亡国論(3)

政治とは、将来のために今の痛みを耐えようと、国民にリーダーシップをとれるものが担うべきものだと私は考えるからです。借金をしたお金を貧しい人にばらまくだけでよければ、私でもできます。財源、財源という自民党は、戦後から昭和までに必死に稼いだ金…

亡国論(2)

「否定するな」・・「なら、お前はどうする」という提案でないものは、私は糞だと思うし、そういうものを私自身も目にしても、無視してきたから、今でもそうしているから、建設的でないものは、ただの悪口と同じで、いわないと決めているので、ためらっても…

亡国論(1)

しばらく政経関係の問題から身を離していました。詩吟や邦楽分野からの研修依頼もあり、身を深めたい時期だったので、その機にこの連載を意図的にイレギュラーにしました。とはいえ、100年に一度の危機や自民党・民主党の世紀の対決というのも、私の胸にひび…

ゆとり教育のゆとり違い

ゆとり教育は、知識偏重の暗記学習を減らし、その分、豊かなコミュニケーションや創造的学習をさせるはずだったのに、学ぶ時間を短くするという、大きな間違えをしてしまいました。ゆとりや学ぶということを、しっかり定義して、理解していないからです。全…

クレームは聞かない

犬の遠吠えというのは、なすべきことを続けているうちに、聞く耳を持たなければ、やがてあきらめていくものです。いちいちまともに対処するなという、まともな神経を持つこと。その言い分に一理あれば、聞いたり、聞き流すことは必要かもしれません。しかし…

大きな声を上げたら勝つか、勝たない

本気で「いじめはいけないだろ」「死んだらいけないだろ」と思ってください。「他人のことを考えられる人のことばに、人に従うのです。その本気度に従います。」「他の人が死んだら、悲しいじゃないか。」その真実がゆがんでしまうのは、感じる力の低下、共…