fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

「モチベートがかからない」とか「やる気がでない」という質問をよく受けます。私は、人との出会いや映画、音楽、本などに救われてきました。なかでも、人のことばは、大きな意味をもちました。これからは、そういうことを思い返しながら、生きていくのに基礎となった一般教養や歴史、データなどのピースを散りばめていきます。ご興味があれば、そこからググってください。あなたがこの社会と結びつき、生きていくエネルギーとなるのに、少しでもお役立ちできたらうれしいです。[2021/08]

00.リアルネタ・コメント・特別稿

民主主義の病理 木下都議員問題

板橋区選出の木下富美子都議がようやく出てきて、辞職しないというので、四面楚歌、猛烈なバッシングを受けています。当初から、議員の報酬やボーナスの額ばかりが取り上げられ、税金返せの大合唱でした。これまでの公費は寄付するそうです。真子さまも世論…

報道ジャーナリストと映画「MINAMATAーミナマタ」(2)

映画「MINAMATAーミナマタ」について、事実関連を追加します。若干、ネタバレになりますが、これを知ってから見ても面白いと思います。 1968年5月18日、チッソ水俣工場アセトアルデヒド製造を停止。 9月26日、厚生省は、水俣病を公害病と認定。「熊本におけ…

総裁選、小泉元総理、原発、ワクチン

4人の候補者 が政局を争っています。考えてみれば、安倍、麻生、二階氏の弟子みたいなもので、大して自民党は変われないように思われます。 選挙で勝てないとなったときに、継承者と変人を出して、どちらが勝とうと政権を維持させるのが、手法です。危機にな…

生きること自体が主体性

東京都が、若者向けのコロナワクチン接種会場を渋谷に設置したところ、午前7時半に受付が終了しました。批判を受け、翌日は変更して、現地抽選としたところ、さらなる批判も当然ですが、行くほうも、、です。抽選券を現地で配布するというので、6倍の人が集…

「トリアージ事態とボケとリーダー」

人は、どうしても優先順位をつけなくてはならないことに出会うことがあります。極限の危機状況ではトリアージです。(日本人は、割り切るのも合理的な思考も苦手なので、ひどいトラウマを抱えてしまうことも多いようです。)そうした機会や経験がないと、何も…

「今のうちに食べておこう」

先週、WBSで、ウニが100グラム10,000円で中国で売られていると放映されました。回転寿司の値段は、カルフォルニアの3倍、その州の最低時給は1540円で、この6年でほぼ1.6倍になったそうです。日本では1.16倍です。10年ほど前に北海道で、中国からの団体旅行者…

「動物愛護と内なるDaiGo」

日本では動物の愛護は遅れています。動植物に親しむことによって、私たちは命の大切さを学んでいくのです。その命は、人の命につながります。見知らぬ人の命につながります。ところが、自分のペットの命は大事、で留まり、学ばない人もいるのです。 人より寿…

「五輪でたどる日本の組織の病理」

もう並べても仕方がないのですが、復習しておきましょう。 2015年7月、新国立競技場の建設費の大幅上回り批判殺到。 その前に建築家の変更。9月公式エンブレムの盗作疑惑で変更。 2018年日本オリンピック委員会武田恒和会長、フランスから贈賄容疑で翌年退任…

「雨か闇か、夏の甲子園」

17日、全国高校野球選手権の第1試合、大阪桐蔭が23年ぶりの降雨コールドゲームで東海大菅生に勝ちました。強豪同士の試合で注目の一戦でもありました。 コロナ禍で出場辞退した学校もあり、世の中、一寸先は闇という、大きな教訓の一つです。 夏の高校野球は…

「8月の日本、戦争関連の3番組」

先の番組「銃後の女性たち〜戦争にのめり込んだ“普通の人々”〜」に付け加えます。 当時、参政権もなく夫の家に入ったら、三界に家なし、姑に絶対服従の女性たちが、戸外での社会的活動に生きがい、光明を見出し、国防婦人会の活動に全精力をかけた気持ちがよ…

「失言について」

メンタリストのDaiGo氏の自身のYouTubeチャンネルでの発言や女子ボクシングについてサンデーモーニングでの野球解説者の張本勲氏の発言について、人が極論、本音を聞きたいがためのコメンテーター役とはいえ、一線をこんなに簡単に越えるのは、驚きでした。 …

「自分で考える」

ほんとに上にまかせてたらどないなるかわからないということは、嫌というほどわかってきている、今の日本、今の世界。漠然と生きてはいないか、私たち! 母親が国防婦人会の活動をしていた大阪の久保三也子さんのことば、92歳の今も世の中の動きに目を凝らし…

「バッハのマーチ」

コロナ禍のおかげといえば、IOC貴族たちのぼったくりぶりが誰の眼にも明らかになったことです。 IOC会長のバッハは、フェンシング競技で活躍した後に、弁護士資格と法学博士を得ました。企業と結びつきを強めるなかで、オリンピックの商業化の道を開いていっ…

「個と種」

コンピュータは、電灯の発明以上に、私たちに夜を眠らせないようにしました。豊かで便利になっていくのに疲れるのは、体がついていけないからです。 早く速くと追い立てられる一方で、寿命も長くなりました。 人が、この自由な時間を手に入れるために膨大な…

「東京オリンピックさなかの原爆の日」

原爆の記念日は、幼児の頃から、黙祷を捧げるように言われ、広島や長崎という地を特別に思っていました。第二次大戦後四半世紀くらいの間は、そうした記憶も生々しく、何より核戦争の危機を突きつけられていました。十代以降、何度かそこを訪ね、そこ出身の…

「報道メディアの自滅」

朝日、読売、毎日、日経は60億円、産経と北海道新聞は、15億円の協賛金を支払っています。5月26日、朝日新聞がオリンピック中止の決断を首相に求めるという社説を出しました。もはや遅すぎて、言ってみただけのようでしたが、それでも、出しただけマシなのか…

特1「才能と努力と“空気”」(20)「リーダーに求められること」

日本の現状をみていると、リーダーたるものの足らないことから必要と思わされることがみえてきます。またとない反面教師だらけの今だから、身をもって、わかることがあります。 そこから、私なりに、リーダーの心得として、思いつくことをあげておきます。シ…

特1「才能と努力と“空気”」(19)「ノブレス・オブリージュ」

Noblesse Oblige ノブレス・オブリージュ、高貴な義務ということばがあります。金持ちなら、寄付やボランティアを、当然の義務とします。 一流の選手なら、活躍を、一流のアーティストなら、よい作品をということになるでしょうか。 多くの人が注目していて…

特1「才能と努力と“空気”」(18)「シニアの義務」

今の日本でも、権益と自己保身にたけた人が権力を手離さず、それにうんざりした人から去っているのが、とてつもなく沼を深くしていっているように思えます。 日本のリーダーが頼りないのは、リーダーがいなくとも、成り立つほどのよさでもあったのです。外圧…

特1「才能と努力と“空気”」(17)「人類史と日本の運命」

日本人は、アフリカからもっとも遠くまで逃げてきた民族です。人間は、元々、好戦的ではなかったそうですが、争いのなかで、きっと、人に迷惑をかけないことを重んじすぎるような種族や民族は滅びていったのでしょう。 島国ゆえ、生き延びた日本人は、グロー…

特1「才能と努力と“空気”」(16)「寛容さと忍耐の先に」

「人に迷惑をかけない」という理念は、それは、人を傷つけない、殺さない、報復しないという寛容さともなり、日本の平和の維持力ともなっているのでしょう。 しかし、考えない、対策しない、先を読まない、現状のまま、忍耐して、周りに同調する習性にも限界…

特1「才能と努力と“空気”」(15)「平等と自由」

特に、日本の社会は、自由より平等に重きをおきます。理不尽でも、目的にそぐわなくてもクレームとそれに伴う責任を避けようとします。ですから、何であれ、何かを得るには、電話の受付順、行列順になるのです。それは一見、平等にみえるからです。非効率な…

特1「才能と努力と“空気”」(14)「“空気”、迷惑、ハラスメント」

政財界、司法行政、警察、病院などでの内部不正ものがドラマで多くなりました。それほど違和感なく、身近に見聞きしたり、ありそうに感じたりするようになったからでしょう。昭和の頃のような巨悪は少なくなったと思いますが、組織内の同調圧力の“空気”を破…

特1「才能と努力と“空気”」(13)「夢と守り」

もとより、アイドルやアーティスト、ジャーナリストや政治家や諸々の職での人生での成功とか勝ちとかは何なのでしょう。100年人生の時代になったのです。アスリートは、トップクラスでも30代くらいで引退ですから、その先の計画など立たないのが、これまでで…

特1「才能と努力と“空気”」(12)「実践と分析と決断」

彼女の判断は、「やってみたが自分の代わりはいくらもいるし、自分が本当にやりたいこととは違うのでは」というものでした。しかし、最初はそうなのは当然です。でも、何万人に一人は、同じ年齢ですでにアイドルで成功していたり、子役として十年以上のキャ…

特1「才能と努力と“空気”」(11)「状況と資質と判断」

4月頃、「モーニング」連載の「カバチ!!!-カバチタレ!3-」で、アイドル事務所に、活動のため「学業よりも仕事を」と言われた女子大生が、最終的には、対立していた父親のアドバイスもふまえて、「大学を卒業した上で選択していく」という結末になっていま…

特1「才能と努力と“空気”」(10)「才能か実績の差」

少なくとも、ホリエモンは、東大中退のところで、すでに計画どころか、起業の実績をもっていたのです。東大に入ったところでも、十代ではかなりの実績です。それを20歳で惜しげもなく捨てた人のアドバイスを30代以上の普通の人がまねるのは、私が相談されて…

特1「才能と努力と“空気”」(9)「成り切る人たち」

ここまで引っ張ってきて、言いたいことがいくつかあります。一つは、若い人に、といっても、40代以下の人にです。“空気”に水を差せる立場を得た人や、本音でものを言える人に憧れたり、それを目標にするのはよいのですが、自分もそうだと勘違いしないという…

特1「才能と努力と“空気”」(8)「自立と助けとSNS」

正論を言って村八分にされる日本の社会で、本音の発言をするには、それなりに自立していることか、他人の助けのあることが必要です。経済的に支えのある人か、ハングリーで生活コストをかけず、失うものがないような人です。安定した収入を頼ってローンを抱…

特1「才能と努力と“空気”」(7)「リーダーの変容」

SNSがない時代も、歯に衣着せずにもの言う人はいました。この日本の社会のなかではアウトロー、一匹狼だったことも多かったでしょう。 “空気”を読む人たちのなかで、“空気”を読んでも染まってはならないのがジャーナリストやメディア、政治家、起業家でした…