fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

00.リアルネタ・コメント・特別稿

マイナンバーカードと信用社会

元をただせば、マイナンバーカードは、個人情報カードとして厳重に管理するものと言っていたのです。外にいつも持ち歩くようなものでなかったはずです。 任意加入で始めたはずが、あとからどんどん付け足す、 最初に、その道筋くらい示せないのでしょうか。 …

さよならゴダール 映画と旅 宿のサービス

◯ジャンリュック・ゴダール監督死去91歳 <フランスの映画監督ジャンリュック・ゴダールさんは、スイスで認められている「自殺幇助」により亡くなった。9/13> スイスでは、自殺幇助で亡くなる人が増加傾向にあり、2003年の187人から15年には965人に増えている…

50年後の若者たち オリンピック贈賄

◯利権まみれのオリンピックの後始末 いつも目立ちすぎたりやりすぎた者だけがスケープゴートとなって、根本的なところは変わらずに、同じようなことが繰り返されていくのです。 それでも、電通、大広、AOKIホールディングス、KADOKAWA、パーク24にまで捜査が…

ドラマ「六本木クラス」とジェンダー 

英女王国葬20日頃、バイデン大統領参列表明、 安倍元首相は27日、まさか同じ日にならないでしょうが、 岸田政権、日時はともかく、説明も遅く、説得力に欠けます。 長い期間も、殺されたも、外交も、理由にならない、安倍さんよくやった、というところで、 …

先が読めず片づけられず後処理ばかり日本 大震災と原発 英女王死去

昨日、原発再稼働に触れましたが、来年9月で関東大震災から、100年です。 まだ100年経ってないのです。 英女王エリザベス2世が、96歳で死去。長男チャールズ皇太子が新国王として即位します。1952年から70年間の在任。21年4月に死去した夫フィリップ殿下は、…

アンミラ閉店 吉祥寺美術館

◯吉祥寺なうとアンミラ アンナミラーズ、最後の高輪店の閉店。 アンミカでなく、その通販でもなく、アンミラです。私の行ったことのある自由が丘店は、2007年閉店でした。 <アンナミラーズ(Anna Miller's)は、アメリカ・ペンシルベニア・ダッチのドイツ風…

推しと詐欺とスクランブル

引き続き、推し、粘ります。 ◯信念と推薦 自分には、それが効果があったとか、信じられると思うときに、それを人に薦めるかどうかというのは、別問題です。 人に尋ねられたときに、自分はこういうところと関係がある、こういうものを使っていると話すことは…

「トップガン」 群れとゾーン

◯「トップガン」 先日の飲み会で私を除いた全員が「トップガン」を見たと言うことで、観ることにしました。こういうのは、映画館で観る映画です。感想は、一言でいうと、ミッション・インポッシブルだ、前作から、36年経った、私もまだ何者でもなかったとき…

「週刊現代」に掲載6/8発売  週刊誌の読者層の考察

「週刊現代」(6月8日号)の特集 「元気が出る、気分が晴れる、免疫力アップ、認知症にならない 快活『カラオケ熱唱法』&ベストソング40」に 取材記事が掲載されました。 週刊現代 最新号:2022年6/11・18号 (発売日2022年06月08日) 目次 「健康とおカネ」の…

インフレと空気 誤送金問題

◯誤送金の問題 山口阿武町の4630万円誤振込事件、村に移住してきた男性、34回の振替でオンラインカジノに。オレオレ詐欺をあれだけPRしていて、こういう不正を途中で止められないのは、間抜けにも程があります。 渡辺裕之さんに上島竜兵さんと縊死が続き、こ…

オリンピックをぶっ壊せ 日本女子カーリング 自問答 レジェンド山田久志投手

◯オリンピックをぶっ壊せ ハーフパイプと同じく、新しい形としてのスポーツ競技として、今回、私が注目しているのは日本女子のカーリングです。 何せ、悲喜こもごも、笑ったり泣いたりしながら、ゲームを運ぶ、大きな声で作戦を話す、以前からですが、そだね…

忠孝組織のキャリア 焼津漁港カツオ事件「鎌倉殿の13人」をサザエさん一家で

◯カツオで二題 焼津漁港で水揚げされたカツオを盗んで、逮捕された漁業協同組合の職員のインタビュー、NHKのクロ現。不正は20年以上、組織ぐるみ。 「18歳で仕事を始めた当初から抜き取りが当たり前に行われている状況だったので、断るのは難しかった。数ト…

民主主義の病理 木下都議員問題

板橋区選出の木下富美子都議がようやく出てきて、辞職しないというので、四面楚歌、猛烈なバッシングを受けています。当初から、議員の報酬やボーナスの額ばかりが取り上げられ、税金返せの大合唱でした。これまでの公費は寄付するそうです。真子さまも世論…

報道ジャーナリストと映画「MINAMATAーミナマタ」(2)

映画「MINAMATAーミナマタ」について、事実関連を追加します。若干、ネタバレになりますが、これを知ってから見ても面白いと思います。 1968年5月18日、チッソ水俣工場アセトアルデヒド製造を停止。 9月26日、厚生省は、水俣病を公害病と認定。「熊本におけ…

総裁選、小泉元総理、原発、ワクチン

4人の候補者 が政局を争っています。考えてみれば、安倍、麻生、二階氏の弟子みたいなもので、大して自民党は変われないように思われます。 選挙で勝てないとなったときに、継承者と変人を出して、どちらが勝とうと政権を維持させるのが、手法です。危機にな…

生きること自体が主体性

東京都が、若者向けのコロナワクチン接種会場を渋谷に設置したところ、午前7時半に受付が終了しました。批判を受け、翌日は変更して、現地抽選としたところ、さらなる批判も当然ですが、行くほうも、、です。抽選券を現地で配布するというので、6倍の人が集…

「トリアージ事態とボケとリーダー」

人は、どうしても優先順位をつけなくてはならないことに出会うことがあります。極限の危機状況ではトリアージです。(日本人は、割り切るのも合理的な思考も苦手なので、ひどいトラウマを抱えてしまうことも多いようです。)そうした機会や経験がないと、何も…

「今のうちに食べておこう」

先週、WBSで、ウニが100グラム10,000円で中国で売られていると放映されました。回転寿司の値段は、カルフォルニアの3倍、その州の最低時給は1540円で、この6年でほぼ1.6倍になったそうです。日本では1.16倍です。10年ほど前に北海道で、中国からの団体旅行者…

「動物愛護と内なるDaiGo」

日本では動物の愛護は遅れています。動植物に親しむことによって、私たちは命の大切さを学んでいくのです。その命は、人の命につながります。見知らぬ人の命につながります。ところが、自分のペットの命は大事、で留まり、学ばない人もいるのです。 人より寿…

「五輪でたどる日本の組織の病理」

もう並べても仕方がないのですが、復習しておきましょう。 2015年7月、新国立競技場の建設費の大幅上回り批判殺到。 その前に建築家の変更。9月公式エンブレムの盗作疑惑で変更。 2018年日本オリンピック委員会武田恒和会長、フランスから贈賄容疑で翌年退任…

「雨か闇か、夏の甲子園」

17日、全国高校野球選手権の第1試合、大阪桐蔭が23年ぶりの降雨コールドゲームで東海大菅生に勝ちました。強豪同士の試合で注目の一戦でもありました。 コロナ禍で出場辞退した学校もあり、世の中、一寸先は闇という、大きな教訓の一つです。 夏の高校野球は…

「8月の日本、戦争関連の3番組」

先の番組「銃後の女性たち〜戦争にのめり込んだ“普通の人々”〜」に付け加えます。 当時、参政権もなく夫の家に入ったら、三界に家なし、姑に絶対服従の女性たちが、戸外での社会的活動に生きがい、光明を見出し、国防婦人会の活動に全精力をかけた気持ちがよ…

「失言について」

メンタリストのDaiGo氏の自身のYouTubeチャンネルでの発言や女子ボクシングについてサンデーモーニングでの野球解説者の張本勲氏の発言について、人が極論、本音を聞きたいがためのコメンテーター役とはいえ、一線をこんなに簡単に越えるのは、驚きでした。 …

「自分で考える」

ほんとに上にまかせてたらどないなるかわからないということは、嫌というほどわかってきている、今の日本、今の世界。漠然と生きてはいないか、私たち! 母親が国防婦人会の活動をしていた大阪の久保三也子さんのことば、92歳の今も世の中の動きに目を凝らし…

「バッハのマーチ」

コロナ禍のおかげといえば、IOC貴族たちのぼったくりぶりが誰の眼にも明らかになったことです。 IOC会長のバッハは、フェンシング競技で活躍した後に、弁護士資格と法学博士を得ました。企業と結びつきを強めるなかで、オリンピックの商業化の道を開いていっ…

「個と種」

コンピュータは、電灯の発明以上に、私たちに夜を眠らせないようにしました。豊かで便利になっていくのに疲れるのは、体がついていけないからです。 早く速くと追い立てられる一方で、寿命も長くなりました。 人が、この自由な時間を手に入れるために膨大な…

「東京オリンピックさなかの原爆の日」

原爆の記念日は、幼児の頃から、黙祷を捧げるように言われ、広島や長崎という地を特別に思っていました。第二次大戦後四半世紀くらいの間は、そうした記憶も生々しく、何より核戦争の危機を突きつけられていました。十代以降、何度かそこを訪ね、そこ出身の…

「報道メディアの自滅」

朝日、読売、毎日、日経は60億円、産経と北海道新聞は、15億円の協賛金を支払っています。5月26日、朝日新聞がオリンピック中止の決断を首相に求めるという社説を出しました。もはや遅すぎて、言ってみただけのようでしたが、それでも、出しただけマシなのか…

特1「才能と努力と“空気”」(20)「リーダーに求められること」

日本の現状をみていると、リーダーたるものの足らないことから必要と思わされることがみえてきます。またとない反面教師だらけの今だから、身をもって、わかることがあります。 そこから、私なりに、リーダーの心得として、思いつくことをあげておきます。シ…

特1「才能と努力と“空気”」(19)「ノブレス・オブリージュ」

Noblesse Oblige ノブレス・オブリージュ、高貴な義務ということばがあります。金持ちなら、寄付やボランティアを、当然の義務とします。 一流の選手なら、活躍を、一流のアーティストなら、よい作品をということになるでしょうか。 多くの人が注目していて…