fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

円空の仏

円空は、生涯に十二万体の仏像を彫ると誓った。一年一体360日として、333年、つまり、一日十体で33年かかる。円空仏の発見は、今のところ、5200体という。一日に十徳を積めば、大往生。作品をつくれば、それなりになれるでしょう。

ベンチャースピリット(2)

それにしても今の日本人、なぜなつかしいオールディズノスタルジーで動いているのか。かつての○○帝国のようにサンセットなのか。高齢化は80代となった今、特に団塊には先に行ってくれ。あの世にでなく、この世界の先に。日本人の金は日本の国家のものとなり…

ベンチャースピリット(1)

なぜ日本のIT企業は、グローバル化しないのかというと、日本人が政府も財界も、そしてあたしたち自身もジャマするからだ。ホリエもんも三木谷も、海外のメディアを買えばいいと思う。NYタイムズやクーリエジャポンを読め。日本の新聞は、日本のローカル…

素材からつくる料理

「ヌキテパ」(行かないで)の店長、いつも素材がきてから考える。一つのメニュだけ。全てお任せ。支持されないと、ただの変わりもの。それには正しい料理法が必要という。屋台でためた200万円をもって渡米。2つ星レストランに行くが、語学も料理もでき…

Edit Piafシネマと染五郎たちのゲキシネ(5)

そこでの歌や芝居に、その真実に、人生を通じてどのくらい出会えるだろうか。でも、自らが主人公となって生きるのなら、そこまでの現実に出会ってこなくてはならない。それに耐えられる人は、それほどいない。ピアフは、その現実に直面し、耐えた人の中で、…

Edit Piafシネマと染五郎たちのゲキシネ(4)

私にとっては、そのまえに観た、ゲキ×シネ「朧の森に棲む鬼」の方が大きかった。ストーリーや演出を手離しでほめられるものでないが、役者が舞台や直面から出てきて、その気迫、迫力が観るものにとりつくような、そんなものが、私は好きだな。幼い頃、そうい…

Edit Piafシネマと染五郎たちのゲキシネ(3)

死によって、生きたことを確定させる、そういう死の直前の老いを、名演、コティヤールの表情は、繰り返し焼き付けた。美空ひばりと似ていて、日本人もまた、そういう映画こそを、彼女の死の30年以内につくってもらいたいものだ。

Edit Piafシネマと染五郎たちのゲキシネ(2)

愛はピアフにだけあるわけではない。真実も同じである。それを薄めてきたのは、フランス人だけでなく、むしろ、私達日本人だったのだと、私は足元を見るようにしたい。人生というのは、人を生きる、人や人の作品に出会ってようやく、本当に生きることができ…

Edit Piafシネマと染五郎たちのゲキシネ(1)

シャンソンの女王、その名の前では、どんな言葉もうつろに聞こえるなかで、夏木マリさんがこう述べている。「これで安易に貴方の歌が唄われることが少なくなるでしょう私は少しホッとしてますこれまで 貴方の人生 そして歌は私達の国では少々甘い伝説でした…

流れるわ、流れるわ、日本人(4)

なんか日本って、いつまでも幼稚。通帳の数字だけが動くのがうれしーの?そりゃ増えたらうれしいものよ。人だもの。でも、それ中心に生きるって奴隷よ。奴隷になる参考書で勉強して、数字動かして、それで減ったら救いようないわよ。こうして格差が解消なら…

流れるわ、流れるわ、日本人(3)

なのに、皆、目先の金ばかり追いかける。日本の企業が買われるって、喜ばなきゃね。あたしも買って。できるだけ高くね。長期的とか、短期的とか、どう考えるかは、けっこう難~~。お金じゃ、人材の力の差も縮められないからこそ、教育投資よ。売ってもね、…

流れるわ、流れるわ、日本人(2)

少し東京はバブル、FXFXと、FUKUしまックス何がしかのようにサワがしい。少し地方が頭を使い、体を張ってがんばり出した。格差って、何もしてなかったんだから、気づいた人が埋められる。あたしゃ、20歳の頃、サラリーマンって、何で年収何百万円も…

流れるわ、流れるわ、日本人(1)

あっそう人気が一夜にして、福田人気に乗り変わる。政界も、マスコミも、そして、世間も。なんなのよー。ベンチャーこいずみから、大企業あっそう、そして、官僚フクダにい。恋済(こいずみ)、「あっ、そう」、フクダって、サザエさん!?

「ぬくもりごっつあん朝青龍」

果てしない広い高原に一人たたずみ、孤高にしこふむ朝青龍。枕片手で振り回し、塩を手にとり、山をにらみつける。ああ、私にぬくもりくだしゃんせ。湖面を鏡にほおを張り、太い幹に鉄砲ぶちかます。ここは地獄の三丁目、生きては帰れぬサッカーボール。ああ…

マイケル・ムーアの「シッコ」(2)

それにしても、キューバもフランスも、ちょっと理想的に膨らませすぎていて、少なくともフランスの学生のデモを国民を政府が恐れていて、アメリカはその逆というのは?で、この映画が撮れるんだし、でも大したことない映画でも、公開禁止にするし(あの「グ…

マイケル・ムーアの「シッコ」(1)

マイケル・ムーアのアメリカの保険、医療業界編。日本でも、救急車でまわったあげく流産とか、転院を3ヶ月でたらい回しとか、生命保険がおりない、未払いとか、あたしゃ、20年ほど前から指摘してきたけど、まあ、キューバがなつかしかった。でも、よく聞…

潔い(2)

身ぎれいに奮う人間の恐ろしさを歴史に学べなかった日本人。というのも、日本じゃ、ずっとましだったからよね。大悪人、大悪党は出なかった国だし。敵に対してだけでなく、仲間の気に入らない奴にも同じくらいひどい、仕打ちをしていた。不等な国の不平等扱…

潔い(1)

朝青龍、披露宴祝儀ほか、申告漏れ一億円って。祝儀に税務署がつっこむのは、ヤボ。政治家や国の役人が言えるってかね。一円まで潔白な政治家など欲しくないけど。企業献金も個人献金も、献金は寄付じゃない、日本じゃまるで、不透明。

「この頃の世相」

小島よしおは、大フィーバー。「ビリーも俺も一発屋」「そんなの関係ねえ」Opapiは、オッペケペーも関係あるのかしら。ムーディ勝山に似た人も出てきたし。って半年前に書いてたのに、今載せると後追いのようで、悔しい、没。

「品格というな一人ずもう」(3)

「チャリティでサッカーやったのに」といいたいのに、言い訳せず、謝らずに、トン走するも、いいじゃないか。ヒールの青、正義を背負う白と。あたしゃ、自分が悪いとも思っていないのに、世間に謝って、みそぎして、本当の問題も本質を見極めることも投げ、…

「品格というな一人ずもう」(2)

品をよくすれば強くなれると人はいうけど、強くならないと品もよくならない。強いことが求められるのか、弱くとも品のある人を育てるのか、すもうはどっちだ?ともかく、あたしもだけど、どっちでもない奴が口出すなということで、もう出すまい。朝青龍は、1…

「品格というな一人ずもう」(1)

何でも国技館から国技はきたらしいので、相撲のことだけど、力士は武士。巨人軍が紳士でありえなかったように、闘う男に武士道をもたせるのは周りの勝手でしょうが、それをあまり押し付けるなんて。モンゴルだし。現代っ子だし。すもうが強い奴もいれば、品…

「嘘を偽装とゆうなぎソ」(4)

会社=悪 客=コンシューマー=正義 最初のその図式がある。だから、これからネット、IT、経営、行政、政治に、有能な人はいかなくなりかねない。もっと有能な人は、日本にいなくなる。現に会社に隠れてデイトレーダーとか、ネットで小遣い稼ぎしている人ば…

「嘘を偽装とゆうなぎソ」(3)

1ヶ月の資金繰りで倒産する企業にグレーゾーンの廃止は大きい。土地や預金担保にしか、日本じゃ貸さないからです。元ライブドアの宮内氏も司法取引して、なのに、実刑。何千億円の偽装は、刑にならないのに。ファンドは経営するつもりないというと、濫用的…

「嘘を偽装とゆうなぎソ」(2)

日本には、グローバルに通用するネット企業がないといわれます。あったはずなのに、ね。ITより環境に、できたら教育を投じたいものです。環境ビジネスは、環境をさらにだめにしかねません。ビジネスはエネルギーがいるのですから、CO2ワクの売買などは、…

「嘘を偽装とゆうなぎソ」(1)

カモフラージュは隠ぺい体質。地震で2時間も燃えた柏崎刈羽の原発。活断層の上につくったのだから、こうなるのはあたりまえ。それを市長の英断で、消防法で機器の使用禁止で止めたのだといいます。検査をしないのは、理解に苦しむが、それで済んできたから…

千の風になりません

「捜さないでください。お墓の中で眠っています。風になんかなりません。なぜ、吹かなきゃいけないんですか。起こさないでください。私は起きません。一の風にもなりません。幽霊でないから、出ていきません。あたしゃ お墓から出ません。飛びません。風には…

政局の引き継ぎ(4)

結局、日本や地方を主張する人は、世界や国際的な視野での日本を捉えきれなくなる。現実をとるか、未来をとるかは、未来から現実におろしてくるしかないのですが、今の政治では、難しいんだろうなと思うのです。ともかく、首相が変わることで、よくなること…

政局の引き継ぎ(3)

小沢氏のように、日本の政治を知り尽くしている人が野に下ると、何でも反対と、かつての野党、政治を担わないために感情的なギフンと、相手を引き落とすことだけにしか存在意味を打ち立てられない人のようになるのは、あまりに日本人すぎて悲しいのですが。…

政局の引き継ぎ(2)

小沢氏がおどして、アメリカが少し日本を気遣ったのは最近にない快挙とも思うけど、アメリカも友だちが少なくなってきた。日本には恋人のアメリカ、アメリカには下僕の日本。昔のように、配役や立ち回りがうまくいっていないのは、日本の政界の大物不足か、…