fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

「モチベートがかからない」とか「やる気がでない」という質問をよく受けます。私は、人との出会いや映画、音楽、本などに救われてきました。なかでも、人のことばは、大きな意味をもちました。これからは、そういうことを思い返しながら、生きていくのに基礎となった一般教養や歴史、データなどのピースを散りばめていきます。ご興味があれば、そこからググってください。あなたがこの社会と結びつき、生きていくエネルギーとなるのに、少しでもお役立ちできたらうれしいです。[2021/08]

納税のチェックと金融教育プログラム

民主主義国では、税金は払っても、使い途を国民が厳しく監視するのですが、

日本では、お上に納めたら終わり、です。

使い道をチェックがしないから、

好き勝手に、為政者とその取り巻きに使われているのです。

 

どのように納税するのかも、多くの人は、勤め先の源泉徴収ですので、

明細もちゃんと見ず、お上を信頼、というよりは、任せてきたわけです。

 

それでうまくいっているなら、本当によいことです。

でも、もう、そうではありません。

そうしたら、きちんと精査することが必要です。

収支の把握とコントロールは、なによりも自立の条件です。

 

◯お金の授業

今、「お金の授業」は、高校の家庭科に入っているようです。

成人年齢引き下げもあり、高校卒業までに一定の金融知識が身につけることが急務ともなったのです。

でも、その上の世代こそ、しっかりと学んだ方がよいのです。

「お金の授業」で、きちんと学べたらよいのですが、その内容は。

続けます。

 

中学生・高校生のみなさんへ : 金融庁
https://www.fsa.go.jp/teach/chuukousei.html

社会人になる方に 金融庁 https://www.fsa.go.jp/teach/syakaijin.html

 

<2022年度から成人年齢が18歳に引き下げられました。未成年ならば、保護者の同意がない契約は原則として取り消すことができますが、成人となると保護の対象から外れます。>

 

 

 

アメリカの支配と日本の従属、親米、依存の流れ

◯対米従属

安倍政権の政策からは、アーミテージレポートの引き写しになっていると言うのは、以前、国会で山本太郎議員が言った通りでしょう。

アメリカに田中角栄元首相が潰されたので、日本は、外交でなく経済のほうに専念したわけです。しかし、大平首相以降、中曽根内閣からは。建前で対米従属を見せながら、対米自立していこうというような気概がなくなっていったのです。

そこまでの流れのおさらいです。

 

◯対米依存まで

明治維新前には、300の藩があって、それぞれに自給自足、独自の文化を持ち、方言を話していました。それが欧米の圧力で開国となり、日本という国家としての統合がなされました。

豊臣秀吉の全国統一と異なり、日本のためにと言う大義で、天皇中心にまとまったのです。

ですから、それをアジアに対しても可能と考えてもおかしくありません。

しかし、アジアの統合は、なしえませんでした。

そして、第二次世界大戦の後は、冷戦構造下で、アメリカ帝国主義の手先となり、ソ連、その後、中国と対立していきます。アメリカに一方的に依存するだけになっていたのです。

 

◯反米から親米に

1970年代の中頃からは、反米などと、言わなくなって、アメリカの文化の消費に、日本人は走ったわけです。世界中で戦争を起こしまくって、人を殺しまくってるアメリカを見ないで、ディズニーランドとハリウッド映画を楽しんできたわけです。

 

 

 

 



「中小企業基本法」 日経平均32,000円突破

日経平均株価と税収

バブル後の最高値6/6で、日本の復活などと浮かれていますが、

株高をドル建てで見ると、233ドルで、

2020年の秋からたいして変わらないどころか、

2021年2月の方が、285ドルとめちゃくちゃ高かったのです。

円安になっただけの話です。

でも、ドル高にも増して、ゴールドと不動産の値上がりは、異常です。

 

ちなみに、

円安というのは、日本の円の価値が下がることです。

12年前には1ドル80円ですから、80万円で1万ドルのモノが買えたのに、

今は140万円もかかるのです。

つまり、円安とは、海外投資家は安く買えて、日本人はある意味で、高く買うことになるわけです。株も同じです。

まあ、おかげで、税収は61兆円超え、過去最高です。

 

 

以下、日本を支える中小企業からみた日本の経営の歴史の勉強です。

◯日本の中小企業温存政策

日本は、元々、零細な企業が多かったのですが、自ら、それを保護した経緯があるのですね。

その攻防が続いています。農業などと同様、自由化、労働生産性向上、大規模化、数字とデータでの管理、日本では、何度もそうした試みがあり、うまくいかなかった、

しかし、そのことが大きなメリットにもなっていたことに気づくのです。

それで、うまくいったところが、必ずしも幸福な状況をもたらしていないこともわかってきたからです。グローバル化のデメリットが明らかになってきたのです。

私は若い頃は、農協も漁協も役割を果たし終え、弊害が出ていると、反対の立場でしたが、新自由主義が好き勝手やり始めて、なんだか、日本も原点を見直すべきだと思うようになりました。

非効率、必ずしも悪いことでないと思うのです。ただし、安易に公の援助に頼ることは、長い目でみると、企業も人もダメにしかねないのです。

新自由主義で走り破綻した企業が社会主義的政策で救われるのをみると、複雑ですよね。

 

<最初の東京オリンピック後の倒産企業数は3倍。1964年からの証券不況、被害拡大防止のために日銀は公定歩合を1%以上下げ、1965年7月には、戦後初となる赤字国債を発行します。

この不況が、資本の自由化が引き起こす外資脅威論に拍車をかけます。乗っ取りや植民地化に抵抗、財閥系や大手銀行系が買収防止策で持ち合いも含めた安定株式比率を高め、1973年度末の法人持株比率は66.9%。

護送船団方式や根回し、しゃんしゃん株主総会など、会社を守ることが優先され、合理的な判断をしない直感での調整本位の経営になって、バブルにつながります。

1964年、日本はOECD経済協力開発機構)に加入、その条件は、資本の自由化でした。

外資脅威論が唱えられ、またもや、小さな企業を守るシステムが整備されました。

日本は低生産性・低所得の非効率な産業構造を支えたのが、前年に制定された中小企業基本法です。いわゆる中小企業救済法、手厚い優遇策を示したものです。

その対象は、製造業は300人未満、小売業は50人未満、ここで中小企業が定義されたのです。その優遇措置を目当てに、50人未満の企業が増えたわけです。東洋経済2019/10/3参考>

アメリカの金融支配 ゴールドマン・サックス

◯際限なく膨れる予算

日本政府の現金のタレ流し、大判振る舞いは止むことを知りません。

2023年度予算は、一般会計の総額114兆3812億円。

アメリカは、債務不履行を直前で回避、出来レースとはいえ、上限での議論、問題で対立もありますが、

日本は、債務上限も、歳出の強制的抑制、税収の一定割合内などもない、危機感もリスクマネジメントもしていない、ダメな国と見られかねないでしょう。

 

◯不透明化する世界

コロナはまだ収まっていません。身近でも感染が見られます。注意しましょう。

コロナ禍で振り回されたWHOの決定、といっても、そこのメンバーは、製薬会社や財団、ワクチンに関係する人です。資金と人事が不透明です。

巨額の公金で銀行も救済されています。影響が大きすぎて潰せないのです。

ゴールドマン・サックスウォール街の、ますます支配力が強まっています。

アメリカと中国の間のサイバー情報戦争は、次の戦争の前哨戦です。

金融とIT企業が、政府やマスメディアを超えた力を持って、世界を動かしているのは、もはや、いうまでもありませんが。

 

ゴールドマン・サックスの支配

ゴールドマン・サックスのトップのデービット・アトキンソン氏#は、安倍政権のIRやインバウンドを進めました。菅総理のブレーンでした。

中小企業基本法の廃止#などを提言していました。

 

#アトキンソン

オックスフォード大学で日本学を専攻、ゴールドマン・サックスで、日本経済の「伝説のアナリスト」として名をはせました。日本を救う数々の提言、日本の生存戦略をまとめた『日本人の勝算』、さらに『国運の分岐点』(講談社+α新書)では、生産性が低い日本に対して、「要因分析」をして解決するよう求めています。

 

中小企業の問題、続けます。

日本の軍事化

<米誌タイムは、岸田文雄首相を表紙に掲載し、「日本の選択」と題し、岸田氏が「長年の平和主義を捨て去り、自国を真の軍事大国にすることを望んでいる」と紹介した。記事では岸田氏がG7広島サミットで民主主義国の団結を狙うと説明。防衛費の増額で「世界3位の経済大国に見合った軍事的影響力を持つ国にしようとしている」とした。一方で「核兵器のない世界」を目指す岸田氏の理念と防衛力強化が矛盾するとの意見があると指摘した。共同>

 

◯核の拡散と抑止の矛盾発言

<松野博一官房長官は、会見で、米国の核抑止力を含む拡大抑止は日本の安全保障にとって不可欠であるとしつつ、核兵器のない世界を目指す取り組みとは矛盾しないとの見解を示した。5/23ロイター>

 

「矛盾するのではないか」の質問に、矛盾したことを並べて、「矛盾していない」と繰り返す。それで答えたつもりの長官と、それを追求もせずに報道するマスメディア。

 

◯日本の軍事化という見方

<ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記は、日本の防衛力強化を「軍事化」と呼び、米国に迫られたものだという認識を示した。

「米国は1945年に根絶されたと思われた日本軍国主義の精神を復活させようとしている。島国の国民を他国(米国)の利益に殉じるカミカゼ(神風特攻隊)にしたいと考えている」と持論を述べた。 27日の政府系ロシア新聞(電子版)のインタビューで語った。

パトルシェフ氏は、岸田文雄首相が反撃能力(敵基地攻撃能力)として米国製巡航ミサイル「トマホーク」を400発購入する予定と述べたことに言及。

自衛隊は攻撃作戦を行える本格的な軍隊となった」と指摘した上で、第2次大戦の「結果」に対する重大な違反だと主張した。

日米などの「自由で開かれたインド太平洋」戦略は「アジア版の北大西洋条約機構NATO)をつくる試みだ」と非難。「中ロへの攻撃的な(軍事)ブロックになる」と問題視した。 (時事通信社)3/28>

 

私自身が、できる限り、フェアな立場に立とうとすると、マスメディアがあまりにも強調しないロシアや中国サイドの情報を上げざるをえません。

 

日頃、「戦争に正しい方も間違っている方もない、だから戦争はいけない」

といいつつ、

危機感を煽られたくらいで、攻められてもいないのに、

片方を正しく、その反対側を一方的に悪とする、

「自分たちが正しく、相手が間違っている」と、断定するわけです。

 

あれだけの悲劇を体験しながら、まだ進歩しない人間社会、2023年も半ば。

 

 

 

 

 

 

「戦争の時代ではない」(2) 「マクラマナの誤謬」

◯今、振り返るベトナム戦争と日米

世界中に紛争を消しかけ、何百万人もの人と殺戮したアメリカ。

ベトナム戦争の番組#を見ました、「マクラマナの誤謬」#と言うものです。

戦後、何年も経ってベトナムを訪ねた元米国国防長官マクラマナが、当時、勝利したベトナム北軍の司令官ボー・グエン・ザップに、「なぜ和平交渉に応じなかったのか」と聞きます。

彼はこう答えたのです。

「必要であれば、私たちは100年でも戦うつもりでした。我々にとって自由と独立ほど尊いものはないからです。」

 

アメリカは、アジアが共産主義にならないように、自由な社会を守るために、と戦っていたはずです。結果、ベトナム戦争で、ベトナム人は300万人亡くなった。アメリカは、6万人。

 

当時、日本の基地から、B52爆撃機も米兵も、ベトナムに行ったのです。

戦後、戦争に参加せず、一人も殺していない日本というのも、こうしてみると誇れるものでありません。犠牲者は同じくらい、太平洋戦争では、日本人の死者310万人、米兵の死者は、ベトナム戦争より多く10万人。

日本は降伏し、ベトナムは降伏しなかった。

いまさら、その違いを云々しても仕方ありませんが、、

日本のその後の歩みは、アメリカを増長させたように思えてなりません。

 

今となっては、アメリカのように世界中で殺した恨みを、日本は、直接、買っていないからこそ、アメリカにできないことがやれる、いや、やらなくてはならないと思うのです。

もう、アメリカが中国に仕掛けている「台湾有事」とかに乗っかっている時代ではないはず、です。

 

#映像の世紀バタフライエフェクトベトナム戦争 マクナマラの誤謬」

<数字にばかりこだわり物事の全体像を見失うことを「マクナマラの誤謬」という。社会学者ヤンケロビッチによる。米国防長官を務めたロバート・マクナマラ。データ分析を駆使してベトナム戦争に勝利しようとしたが、数値では計れないベトナム人愛国心アメリカ市民の反戦感情に目を向けず、300万以上の犠牲者を出す戦争を招いた。5/29NHK>



「戦争の時代ではない」敵基地攻撃能力保持

昨日の続き、のつもりです。

昨年、インドのモディ首相は、プーチン大統領と会談したとき、

ウクライナ問題を念頭に、

「今は戦争の時代ではない」

と述べ、外交的手段での解決を求めました。9/16

 

冷戦が終わり、インターネットが全世界に普及、

小学生でも世界中に友達ができる時代に、

何を私たちは、行っているのでしょう。

 

一方、モディ首相は、プーチン大統領に「我々は何十年も常に一緒にいるような友人であり、この関係を優先している」とも強調。「世界にとって最大の懸念は、食料・燃料などの安全保障の問題だ」とも訴えました。

 

モディ首相にも、いろんな問題があると思いますが、

日本も、このインドをはじめ、他の普通の国のように、

こうした立場をきちんと、とれるような国になるべきでしょう。

 

守るために攻める。

戦後、日本は、それを放棄してきたのです。

それが、翻されようとしています。

専守防衛から敵基地攻撃能力、さらに先制攻撃?。

ウクライナのようになるな。

ウクライナのように防衛のために戦え。

悪魔の呪文が広がりつつあります。

このマインドコントロールは、もう、かなり浸透しているように思えます。

国の自立とは、そんなことではないはずです。

 

 

「ラストマン-全盲の捜査官」世界の問題解決

◯我が子のように他人を思えたら

<全盲の人たらしFBI捜査官福山雅治さんと孤高の刑事大泉洋さんが“無敵のバディ”の日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』>

先週の第6話から。(5/28TBS)

 

今回は、親ガチャを理由に逆恨みする犯人に、

天下りに忖度の構造から、

家族、誘拐されたのは、実は養子の娘、

まで絡めて、

「人生はガチャの連続」と。

他人の人生と比べないこと。

 

福山さんのセリフ

「どれだけ幸福度を高められるかは、その人自身の考え方にもっとも影響される、

努力に比例して向上することがわかっています。」

「彼女は、彼女の人生を全うしているだけです」

 

NYの地下鉄でホームから落ちて、間一髪、助けてもらった相手に、

理由を聞いたら、「わからない」と言われたことを、例に出して、

「本当の親子だとか家族だとか、そんなこと、どうでもいいんです。

人が人を思う気持ちに、理由など、ありません。」

 

<脚本は『グランメゾン東京』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『マイファミリー』などの黒岩勉氏。毎回、今の時代を反映させた事件になっている。>

今回は、立てこもりで、まさに現実に長野で事件があったばかりだったので、
冒頭と最後に、お断りとご冥福のテロップが出ました。

 

私のつけた小見出しのように、

誰もが、我が子と分け隔てなく、遠いところの人々のことも思いやることができれば、世界はとても平和になるのに。

今すぐにでも、できそうなことなのに。

そんなことは、皆、わかってもいるのに。

富の配分さえまともに行えば、

昔のように飢えて奪い合わなければならような食料不足でもないのに。

 

何のために戦う必要があるのか。

守るために攻める、

いつも、その大義名分で、正義の名で戦争が行われる。

 

自分が、あるいは、

我が子や家族や自分のまわりの人と、

幸せになりたいと思うあまり、

その欲が増長し、権力欲、支配欲、独占欲となり、

そうでない人たちを差別し、敵視して、悲劇に導くことが、

繰り返され、止むことがない世界、それが、人類史なのです。

現代のおける主義、イズムの捉え方

◯ネガティブが変革につながる

自分の状況が悪くなったときには、嫉妬や羨望のような悪い感情が生まれてきます。

世の中の状況が悪くなったり、それとかかわらず、自分の状況が悪くなると、ネガティブな感情が湧くのです。

それが社会的に大きくなると、いろんな事件が起きてきます。

どうも最近の不可解な事件の数々、そういうのが背景にありそうに感じます。

そのままでは大変なことになるので、政治が直さなくてはならない、いや、政治を直さなければならないのです。

 

ファシズム

ファシズムは、現状に対する否定的な感情を刺激して、自分を後押ししようというやり方です。人々の罪悪感、ネガティブな感情を利用し、支持基盤とするわけです。

それを増幅させて、共鳴させていくのが、ファシズムの本質とみることができます。

 

帝国主義

国民国家で動いてきた時代が、再び、帝国主義的な傾向を高めています。他の国家の主権を尊重せず、相互不可侵の体制を崩すようになりつつあるのでしょう。

 

◯資本主義

資本主義と消費社会の成熟は、どうも人を成熟させず、滅ぼしていくような有り様です。

買っている商品も、開発プロセスなどの多くは隠されているわけです。成分もつくられたところも表示されているのは、全てではありません。

誰が、それを作り出し、運んでいるのか、それを見ないで、安かったと買うのは、愚かなことです。

 

◯見えないコスト

どこにでも見えないコストはあります。

生活している人たちが、自主的に、報酬もなく働いてきて、町や大地をきれいにしてきました。報酬のない家事と一緒です。

よりたくさん、より早く、より遠くを追求する、近代の資本主義は、終わっていきます。

より少なく、よりゆっくりと、目に見えるところで本当によいものを使うようになるでしょう。

 

エコロジー

エコロジーの活動は、ファシズムと親和性が高いと言われます。

健康に、地産地消で、と言うのは、自分の住んでいるところ、自分の民族、地縁血縁重視ですから、そこからナショナリズム、人種差別や他の文化の排除に結びつく危険もあるのです。

 

 

全体主義、帝国主義、軍国主義の復活 「進撃の巨人」

日本は、いつから大義愛国心も公僕の精神も、その使命感も失っていったのでしょうか。

日本を動かしているという為政者たちの自負は、アメリカの押し付けを拝聴するだけでなく、もはや駆け引きもできず、考えずに遂行するに至って、消えてしまったのでしょうか。

 

日本が社会主義を実現しているというのは、以前から疑いの余地のないことでしたが、

欧米でも、いまや、そうした政策をとらざるを得なくなっています。

 

民主主義国も社会主義国も、ある意味で同様に、全体主義#、軍国主義、もはや帝国主義といってもおかしくないようなボーダレスの状態になっているのです。

しかも、それは、国という枠を超えてグローバルに動ける富裕者層と、国民として搾取される人とに、二分されたのです。

 

ウクライナやロシアを見るまでもなく、裕福な人は国外に逃げ出し、国民は拘束され兵士や避難民として危険にさらされるのです。

リーダーが切込隊長をやった時代は、もはや遠く、安全なところで指図をしているのです。それは、自分たちの仲間の共存共益のためです。

実のところ、経済格差問題なのです。

こうした主義、イデオロギーの違いで争うのは、実情から遠くなりつつあります。ファシズム軍国主義も、どこもかも、です。

 

 

<全体主義の第三の特徴としては、反個人主義反自由主義、反民主主義、反議会主義、反マルクス主義などがあげられる。全体主義国家において人権や自由が抑圧され、政党、労働組合などのすべての政治・社会集団の活動が否定されたのは、それらが強力な国家統一の目的に反するものとみなされたからである。(Wikipedia)>

 

あとは、次の論評などで、、、。

進撃の巨人』から考える、現代の日本https://note.com/yurui_kaisetsu/n/n78e8e46b131b

進撃の巨人』は世界の摂理が描かれているからこそ名作に 増加する“内と外”の二項対立|https://realsound.jp/movie/2022/03/post-981133.html