<ワシントンの連邦議会議事堂内、第47代大統領就任式終盤、グラミー賞最優秀新人賞を受賞したカントリー歌手のキャリー・アンダーウッドが「America the Beautiful(美しきアメリカ)」の前奏途中で音楽がストップ。アカペラでみごとに歌い切りました。1/20>
◯米企業トップ“暴言”にみるアメリカ人
ローレンコ・ゴンカルベスCEO
「日本は悪だ。寄生虫め。日本よ、気づけ!」
国旗を掴み、声高に日本を非難。
「我々にはアメリカ流の解決策がある。アメリカがUSスチールを救うのだ」
<買収について、2023年に日本製鉄とUSスチールが合意。クリフス社は競り負けた。
2025年1月、バイデン大統領が国家安全保障上から買収禁止命令を発表。
日本製鉄とUSスチールが、バイデン大統領提訴。>
発言の続きです。
<「中国は悪だ。最悪だ。だが日本はもっとひどい。
日本は中国にダンピングや過剰生産の方法を教えた」>
現在、世界の鉄鋼メーカー上位10社のうち、
6社を中国企業が占めています。確かに日本に習ったのでしょう。
<「日本よ、気づけ!この身の程知らずが!
1945年から何も学んでいない。
アメリカがどれだけ偉大かということを。
我々はアメリカ合衆国だ。
外部の誰かに支配されることはない」
提訴に対して、
「大歓迎だね。こんな状況を喜べるのは俺とトランプ次期大統領ぐらいだろうな」
「日本製鉄CEOの橋本英二、 俺のことを“悪党”呼ばわりしやがって。
証明できなかったら個人的に追っかけて、全財産、家も、車も、 飼い犬だって奪ってやる」
「寄生虫め!我々はアメリカ人だ。我々はアメリカ人を愛し、アメリカを愛している」
日本製鉄は「ゴンカルベス氏は偏った固定観念に固執し続けている」
USスチール側も「ゴンカルベス氏の言葉による攻撃に非常に失望している」とコメント。>
彼はブラジル出身です。
<「1998年の1月13日、私は妻と3人の子どもと13個のバッグと5万9650ドルしか持たずにこの国に来た」そして、鉄鋼大手のトップに上り詰めた。“アメリカンドリーム”を掴んだ存在>
この久々の日本パッシングとアメリカ・ファースト発言。
公の場で、こう言いたいことを言う人が出ると、
すべての人がそうでないにしろ、
アメリカ人の抑えられている本音というのがみえるものです。
戦争で負けたことのない国、
いや、負けて続け、9・111があったのに
アメリカは、まだ学べないのです。