fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

マスクの使い方と感染予防

◯感染力と病原性 ウィルスは、変異すると、感染力が強くなるが、病原性、毒性が低くなるといわれています。デルタ株があれほど恐怖だったのは、年寄りがたくさん亡くなっていったからです。 死ぬことにさえ結びつかなければ、風邪のように扱われるのです。 …

マスクと感染対策 政府方針ようやく変更

◯政府のマスク着用の見解 政府は、新型コロナウイルスのマスク着用に関する見解をまとめ、後藤厚生労働相が20日、これまでの「人との距離が十分取れれば、屋外で着用は必ずしも必要ではない」(5/11の松野官房長官)から、 「人との距離が十分に確保できな…

戦争の仕組み

◯戦争で変わったこと アメリカやEUが本気で乗り出せば、ロシアのウクライナ侵攻は停まるかもしれません。しかし、アメリカは、そんなリスクをとりません。いつも通り、武器の廃棄処分に利用し、援助金を巻き上げようとしています。支援する国のなかには、武…

戦争機運を高めない

ゼレンスキー大統領が地下鉄駅で会談をしたからではないでしょうが、東京都は、地下鉄駅105ヶ所を一時避難施設に指定しました。私も何年か前に弾道ミサイルのハーザードマップを所内に掲示したことを思い出しました。常に非常事態を考え、備えることは、必要…

魂で学ぶ 世界を拓いていく

◯世俗と魂 「体を殺すことができても、魂を殺すことをできない者どもを恐れるな。」 イエスの言葉です。(マタイの福音書10–28) 世俗の権力でなく神を恐れよということです。世俗の権力にひれ伏すような人を無視するというような生き方ができたら、強いもので…

新しい働き方と学習法 「正直不動産」と詐欺

◯報酬と褒め方 子どもを褒めるときは、正解したことを褒めるよりも、学ぶ態度を褒めてあげた方がよいといわれます。 正解したら報酬を与えることにすると、逆効果になることも知られています。報酬が目的になると、手っ取り早い方法で結果を出そうとしてしま…

Z世代と接する人への提言

Z世代に接する人とZ世代の人に提言でまとめておきます。 ◯年配者へのアドバイス あなたが年配者なら、Z世代には、どういうことに気をつけたらよいでしょう。 「あなたは、こうすべきだ」と注意するのでなく、ワンクッションおいて、 「私が」とか「私ならこ…

Z世代の歴史的考察

◯歴史軸から空間軸へ Z世代論、かつて三年ごとくらいに大人社会に馴染んでいったような変化、成長が、この世代全体を通して、さほど伺えません。20代も30代も、10代のままのように捉えられます。 私がその世代と離れたせいで、そう見えるのなら、いつの時代…

Z世代ってなんだろう

◯Z世代の特質 続きです。この若い世代をZ世代♯と呼ぶそうです。 彼らの口先だけのような言い方や自分しか見えていない理屈っぽさが気になります。表面しかみていない、それはよいとして、それに気づかず、疑いを持たず、先に進めてしまうのです。同じことを…

Youtuberに憧れる

◯コミュニケーション 最近の若い人たちのコミュニケーションに感じるところをまとめてみます。首都圏に住んでいる平均的なところでの見解です。私と接しているなかでは、学生や社会人で、芸能関係は除きます。 といっても、タレントやレポーター並みに、よく…

インフレと空気 誤送金問題

◯誤送金の問題 山口阿武町の4630万円誤振込事件、村に移住してきた男性、34回の振替でオンラインカジノに。オレオレ詐欺をあれだけPRしていて、こういう不正を途中で止められないのは、間抜けにも程があります。 渡辺裕之さんに上島竜兵さんと縊死が続き、こ…

イメージとしての国家 教科書と領土問題

◯イメージとしての国民国家 情報が共有されるようになると、過去の歴史をその情報で学んだ人々が共通の記憶として持つことができます。共通の認識を持った集団の上で国民国家の建設が成立します。 情報共有を促進したのは、文字、そして紙と本、さらに印刷技…

日本を再発見しよう

よいところを見つけることに課題を設定するのは、心身のためにも大切なことです。 どんな時代のどんなことにも意味付けするのは、私たち自身だからです。 ということで、今回は、日本について。 ◯日本のよさ 今の日本のよさについて考えてみましょう。 日本…

移民と変革 フラット化する日本

◯移民するエリート 必要な移民は、どの国でも高度な教育を受けたエリート、多様性のある人々です。単純労働者ばかりが増えると、労働市場で競合し、その地での摩擦が大きくなるからです。 ロシアは、今回の件で、多くの若い知的エリートを国外に去らせてしま…

理性と科学 ユーロヴィジョン

◯欧州国別歌合戦 ヨーロッパ各国が参加する毎年恒例の歌合戦「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト」の決勝が14日にあり、ウクライナ代表の「カルーシュ・オーケストラ」が優勝しました。 ユーロヴィジョンは、40カ国以上が参加する欧州最大の音楽の祭典。…

モデルを追いかける 機能と環境

◯機能と目的 機能は、ある目的に対して、どれだけ役立つ働きができるかです。 話し声の機能で例えると、声量や声域、声の長さ、発音の明瞭度、アクセントの正しさなどです。これは、人間性や度量などとは関係ないわけです。ですから、わかりやすい能力といえ…

沖縄返還50年 台湾有事

本日、日本に沖縄が返還されて、50年、半世紀になりました。 1879年、日本が琉球処分で沖縄県としてから、143年。 日本軍の組織的戦闘の終わった6/23は、沖縄では慰霊の日で休日です。そこから来月23日で77年です。 (沖縄戦は、4/1から、公式に集結したのは…

一芸10年の道 欠陥と才能

◯そっくり歌唱との聞き分け これも、先日、述べた作業記憶の一例といえましょう。 直感的判断、ただし脳内HDDからの直接、読み込みです。 「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」 (12日TBS) 本物の歌手は、どちらかという二択の聞き分け企画です。 荒井由…

発見と遊び〜楽なことより楽しいことを

◯象徴能力 私たちは、自分の見た世界をシンボル化して、自分の解釈でイメージしています。それは、心で見る世界です。象徴能力を使っているのです。 象徴とは、そのもの本来の特徴にとらわれないで、違う役割を与えたり、違う見方をすることができることです…

体験して身につける記憶

◯作業記憶 記憶には長期記憶と短期記憶があります。よく例えられるのハードディスクとRAMです。それをうまく行き来するのが、作業記憶です。RAMの情報量には限りがあるので、できるだけ意識的な注意を向けずに、HDDのほうの力が働けば、本当に集中できるので…

クローズされていく日本 日本消滅 

◯日本消滅 イーロン・マスク氏が、7日、「いずれ日本は消滅するだろう」とツイートしました。 総務省が発表した2021年の人口推移で人口の減少幅が、前の年より過去最大の約64万人減少し、約1億2550万人となったニュースに反応したものと思われます。 「当た…

エピステモロジーと多元化の視点を ロシア戦勝記念日

◯ロシア戦勝記念日 ロシアの戦勝記念日、地味に終わりましたね。ネオナチと言いつつ、ナチスドイツのような派手なアピールはしにくかったのかもしれません。 世の中のいろんな出来事に対して、すぐに二つに分けて、片方が絶対によく、そうでない方を絶対に悪…

セレンディピティのために

◯2つの選択 今まででは考えられないような予想外の結果が得られたときに、2つの反応があります。 これまでのが誤りで、新たなことと考えるのか、 これまでのようにならないので誤りと考えるのかです。 その結果に、自分の感覚や仮説を離れて、チャレンジす…

教育改革の本筋

◯学校と若者の声 昨日から「NHKニュース、君の声が聞きたい」、1週間続くそうです。 まずは、学校、そこへの不満。 生徒の意見を取り入れてくれない、先生の言うことは少し納得いかないし、学校の仕組みにはたくさん不満がある、4人に1人が不満。 で、教育論…

スキーマの修正と概念変化

◯学びとは何か 勉強するときに、人は持っている知識を使います。それをスキーマ#といいます。誰もが自分の考えと一致する現象は受け入れ、そうでないものは無視するものです。それを確証バイアスといいます。スキーマが誤った思い込みであったら、それを捨て…

直感、事実、知恵と国際関係

◯国際情勢と日本 ルーブルは、2年ぶりの最高値です。政策金利で一時の20パーセントから14パーセントまで下げました。それに比べて、日本は、さらなる円安です。国際的なマーケットは、そういう評価をしているということです。 いまだ、日本人は皆、同じ考え…

主体的な学びの回復を

子供の日です。 子供の頃は、活動的、いえ、無駄にエネルギー、動きや大声、発散していたものですね。 時折、今も、そういう子供たちを目にすると、なつかしく思い出します。 そうでなくなっていく子供たちをみて、将来を案じて、久しくなります。もう成人し…

AIが、ライバルから天才プレーヤー、先生、そして神になる日

◯AI声のアンディ・ウォーホール <Netflixのドキュメンタリー「アンディ・ウォーホル・ダイアリーズ」は、ナレーションにウォーホル本人の数分間の肉声のデータから再現したAI音声を使用している。「ウォーホルの日記は声に出して読むことを前提につくられたかのような、とても面白い書き方をしています。彼の口調で書かれているのです」と、アーメッドは説明する。「ウォーホルの活動の延長線上にある作品のようで、わたしたちにとって倫理的なジレンマの生じるものをつくるわけではありませんでした」> 「AIが作成した声を初めて聞いたとき、ウォーホルの日記に命を吹き込み、謎めいた魅力あるアーティストに人間らしさを与え…</netflixのドキュメンタリー「アンディ・ウォーホル・ダイアリーズ」は、ナレーションにウォーホル本人の数分間の肉声のデータから再現したai音声を使用している。「ウォーホルの日記は声に出して読むことを前提につくられたかのような、とても面白い書き方をしています。彼の口調で書かれているのです」と、アーメッドは説明する。「ウォーホルの活動の延長線上にある作品のようで、わたしたちにとって倫理的なジレンマの生じるものをつくるわけではありませんでした」>

憲法施行75年と改憲問題

◯改憲問題 護憲派と言われる人は、憲法の第九条が変わると、 日本の自衛隊が通常の軍隊になり、アメリカのいうことを断れなくなる、そしてアメリカのニ軍のような扱いとなって、他国で人を殺したり殺されたりする。その結果、精神的にもいろんな問題を抱える…

知識と編集 会うことのリアルとバーチャル

◯知識と知恵 すぐにウィキペディアなどで調べて、説明が出てくると、そこでじっくり考えることがなくなる人が多くなったように思えます。そこで知識習得だけになっては、意味がありません。それこそ知識は、ITのDBに無限にあるのですから。 これまでだったら…