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天皇制と人権  2023総括

天皇制日本

こうした問題の多くは、日本という国が、天皇を上位とした疑似家族であり、国民が、その元に臣従してきたからなのでしょう。

政権の交代は起きても、革命は起きなかったのです。

 

個人にとっての革命。それは、自立です。

 

結婚も、個と個でなく、家と家とのものでした。日本では、いまだ選択的夫婦別姓も実現しないのです。

それは、皇室でも、あの小室さん本人よりその親のことが問題視されたことでもわかります。雅子さまへの人権侵害に、当時の皇太子の人格否定発言も、でした。

その後、お二人は、生身の人間としての本音は出されなくなったのです。

英国王室とは、なんたる違いでしょう。

もちろん、メーガン妃やヘンリー王子らの言動のようなことが、

日本でもあるほうがよいとは思いませんが、、。

 

日本人は皇室に関して、国民がまるで小姑のようになります。

元より、天皇制は、論じる対象には、できないものなのです。

そうしたら、この制度そのものの存在が成立しなくなるからです。

 

皇族の男性と結婚した民間人は皇族になるのに、民間人と結婚した皇族の女性が民間人になる、これは、家父長制そのもの、男女差別、憲法違反です。

しかし、それを超越した天皇制においては、身分制度、差別が、必然の世界です。憲法で人権を制限された特別の存在が、天皇一家、皇室なのですから。

 

そうして、見て見ぬんふり、知って知らぬふり、否定も肯定もせず、ものごとをただ、受け止める、体質が受け継がれているのです。

fukugen.hateblo.jp

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