fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

インドで学んだこと

インドであたしが学んだのは、 いつ死んでもいつか死んでも同じこと。 生まれてくるのも死んでいるのも同じこと。 自分が何かをなしても残さなくても同じこと。 自分が何かをやってもやらなくても同じこと。 自分がいてもいなくても同じこと。 自分が生きた…

今の日本の声をインドから戻って考える(4)

あたしのまわりにはいつも才能のきらめく人たちがいた。でもそれをね、ものにできた人は、ほんのわずか。あたしは、自分がバカだから、いつも才能のある人に学びに行くのよね。そのうち、一流でなくても、世の中でやれることはいくらでもあるってわかってき…

今の日本の声をインドから戻って考える(3)

とにかく制作しましょうね。負け犬根性は人を呪わば呪え・・・で、自分の健康にもよくないわよ。ヒマになると、人間ろくなこと考えないって。ゆとり教育でも、案の定よ。 それより、死ぬまで創作って思っていたけど、日本もそれどころじゃなくなるかもって。…

今の日本の声をインドから戻って考える(2)

欧米人もアジア人も、日本人ほど、こういうもの(カラオケ、携帯)を欲しなかったし、今も欲していないと思う。ちょうどフィギュアーの凝り方にあたしがついていけないように。これからもどうかしら。文明に毒されなければ、いらないんじゃない?TVもね。…

今の日本の声をインドから戻って考える(1)

携帯で新幹線の時刻変更をエクスプレス予約でやり終えて、すぐ券を受けとる。お金もカードで引き落とし、自動改札を通る。ますます日々に思うことは、ここまでシステムメカに囲まれた生活は、世界でも日本が特別で、人類史上でも日本人だけが体験している。…

このごろの日本(2)

郵政民営化について、少し考えが変わったわ。 飛行機や鉄道は廃止されて不便になった。でも、郵便はメールになっていくから、どうかしら。赤字のNTTも、電報についても、アイデア出して克服したじゃない。 でも実際郵便貯金って、運用失敗していて、実体ない…

このごろの日本(1)

ヨン様は「日韓仲良くしてー」とは言っていない。 「竹島問題に対し、一人の国民として関心があると・・・」 国民としてということは、ストレートに日本を非難しているのよ。オバさんたちッ! ロシアのエネルギー力と中国の生産力がアメリカに対峙したとき、…

インド人は日本をこう感じる(5)

インド人の人間としては、個人としての人間性や宇宙的存在としての普遍性、カルマ的存在。日本人の人間は、人と人の間。人の社会的関係そのもの。 一人のときはヒトで、人間でない。 人間らしくは、社会的立場において没個人的。自意識は世間にある。 吹っか…

インド人は日本をこう感じる(4)

インドのカリーは、ジャガイモ、カリフラワー、グリーンピースなどがメイン。 インドは、スパイスも料理も混ぜる。 インドは皿は一つ。主人が客の皿に配り続ける。 インドは混ぜるが、日本は並べる。(EX.幕の内弁当) 何ヶ月にわたって咲く花がない。ソ…

インド人は日本をこう感じる(3)

車内広告、インドはセクソロジー。日本は語学学校。 カラオケはインドではムリ、乞食でないと人前では歌わない。歌はあくまで聞くもの。 治安上、個室もムリ。考案の盗聴権がある。客はこわし、持ち去る。 持ち込む人と修理する人は、全く別。すべて自前でつ…

インド人は日本をこう感じる(2)

日本は安全である。しかも、武器によって守られていない。 犯罪の要因を準備したおとし主は責められない。 拾ったものが拾った人のものにならない。タクシーの運転手と話をする。 オーナー自身が料理をする。客の会話に割り込む。 学ぶことは教えを乞うので…

インド人は日本をこう感じる特集(1)

(インド紀行の続きです。ここから日本と日本人を読み解いてみましょう。) 洋式便器は、他人の尻に尻をつけるようで不潔。 ライフルをもった軍人が空港にいない驚異。 文句つけたり、ワイロを求める警官もいない。上司と部下に議論も命令口調もない。 銀行…

インド紀行記(9)

「喪失の国、時」(M.K.シャルマ)文春文庫 インド人が日本で味わったこと。 これを私はインドで読んで今回の旅の意義を深められた。 『男というものは、人生の前半では成功によって人生を学び、 後半では失敗によって人生を学ぶ。老いた感情の美しさは…

インド紀行記(8)

今回は、ITの国としてのインドはみなかった。BRICSといわれているINDIAは、 ソフトウェアの輸出大国で、マイクロソフトのホットメールもインド人のものだった。 しかし、美女の多い国。No Problemは「問題が起きる」。Tomorrowは「No」というこ…

インド紀行記(7)

アーユラベーダ、よしゃよいのに、ムリしてマッサージを受けにいく。 のど仏とあそこよけて全身、胸板の厚い男の手がグアッシュグアッシュと、 悪い血をリンパに放り出すのかしら。悩殺じゃなくて、これでダメージ限界にくる。 あとは死人のように骨抜きにな…

きなくさいわ、日本と世界

中国が尖閣諸島、韓国は竹島、北朝鮮はあいかわらず。そして三国ともアメリカしか みていない。日本じゃ、ソフトバンク、楽天のオープン戦へ。 ライブドアのために皆大人になれて、つまり、既存の社会へ受け入れられていくって。 ITがそんなに組みやすいも…

インド紀行記(6)

マニカルニカガートで下船。迷路の細道をビシュワナート寺院へ、金々々。 牛くっているあたしは入れない。くってなきゃ入れるの?と聞きそびれた。 しかし、どこでもビデオや携帯にうるさく、カメラに甘い国。 飛行機でも乾電池、バッテリー、計算機器にうる…

インド紀行記(5)

ヴァナラシは、ベニスのように美しかった。沐浴のメッカは他に移っているせいか、 海水浴ていど。ボートでぼうっと河岸の美しい色合いの建物をながめ、 洗濯する働き者のインド人をながめ、色の赤く白い観光客の乗ったボートをながめ、 ぷかっと浮いた犬の死…

インド紀行記(4)

タージマハールとアグラ城見学。タージマハールの美しさも予想以上だが、 アグラ城はその時代が偲ばれてよかった。 夜蚊のいるツンドラ駅から寝台列車LICHACHAVI EXPで。 ツアーの大半にはこれが入っている。7日間になると2回乗る。それはイヤ…

インド紀行記(3)

しかし、ヴェトナムでもバンコクでも、ドライバーは、私ら日本人の1メートルを、 10センチくらいに感知しているんだろうなと思う。一台に10人前後乗ってると、定員など ないんだろうし。土ぼこり、横に並んで歩く男たちって、インドのガンマンイメージ。 せ…

インド紀行記(2)

入国に航空券の半分が必要だった。空港で両替しないと結構面倒だとそうなった。 しかし、インドって、インドカリー、インド象、インドリンゴ、インド人のクロンボって、 だるまさんがころんだというので、使っていたそんな時代だったのよね。今やね~、IT…