羽田空港で日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突しました。海上保安庁の乗員に犠牲者5名が出たようで、痛ましいことです。
年明け早々、よくないことが続きます。気を引き締めましょう。
◯男性特権の縛り
で、男として生まれ、その自覚で生きていること自体で批判される、
おじさん本人には、そういうふうにみえることでしょう。
そこに構造的な男性特権があり、そこに乗っかって、生きてきた人には、です。
それは、気づかないままに甘えとなってしまう、世襲議員の甘えと似た構造です。
ただ、そうしてきた政治家、あるいは、社長や管理職、社会のリーダーはともかく、
その特権を利用していなくとも、利用できなくとも、差別主義者のような偏見でみられる、
それどころか、非難されたり、要職を追われる人もいるのです。
それ以前に、その特権とはなんだったのかと思うのです。
どこかの時点から、特権のように、まわりで、あるいは女性に思われているだけのものではなかったのではないでしょうか。
少なくとも、その恩恵に預かる人は、減り、
男だから、男なのに、という圧力だけが、のしかかっているのではないでしょうか。
家父長制下の長男の特権と似ています。
その特権があれば、幸せかというと、そういうことでもないでしょう。
それゆえに背負わされる義務、制限される自由も大きいのです。
熟年離婚が増え、男性の自殺率が高止まりしているのは、その弊害と思われます。
そうした構造のなかで、おじさんも含め、
男性は、本当の問題に、そして、自分自身のことに気づかない、
自らの命の危機へ至るプロセスの発見さえ、手遅れになる例が多いと思うのです。
男性と述べてはいますが、男性に限ったことではないとも思われます。