fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

Essence

壁の問題(1) トランプと石破総理

<イスラエルがヒズボラとの停戦に同意。11/27> トランプが「自分は、バイデンやオバマと違い、戦争を終わらせる」と いうことへのネタニヤフ首相の形だけのお土産でしょう。 で翌日に、イスラエル軍が停戦を破ってレバノン南部を攻撃。 イスラエルのやり放題…

谷川俊太郎さんを偲ぶ

谷川俊太郎さんが、老衰のため、亡くなりました。92歳。11/13 谷川さんは、日本では珍しく自作詩を詠み上げる活動を積極的になさっていました。海外では、詩人や作家は、読書会などで、自分の作品を人前で朗読するのが、あたりまえですが。 寺山修司氏の葬儀…

兵庫県知事と日米首脳のパワー

国内国際政局 ハラスメント問題で失職した兵庫県知事選挙斎藤元彦氏が当選、 失職での選挙なので、新たに4年間の任期です。 力による改革実績を県民が支持したということでしょうか。 SNSが、マスメディアや既得権益に勝ったような感じです。 この構図は、ト…

ブラックなホワイト案件

ホワイト関連です。 代表的な例で <横浜市の住宅で75歳の男性が殺害され、およそ20万円現金が奪われた事件で、 強盗殺人の疑いで逮捕された容疑者が、「税金の滞納が数十万円あったため短期間で稼げるアルバイトを探していたところ、SNSで『ホワイト案件』と…

苦労の伝承こそ 本を読まない症候群への考察(22)

続けます。 が、このタイトルは、キリがないので、ここで切ります。 こうしてとりとめなく伸ばしてみて、生成AIに整理させられるでしょうか。 ◯苦労の伝承こそ 本を読まない症候群への考察(22) 自分が苦労して貧困や借金地獄から 金持ちになったので、 相手…

本の真価 本を読まない症候群への考察(19)

もう少し僅差かと思いましたが、早々に、トランプ大統領と決まりました。 世界は変化を、多極化を望んでいる、 その変化に日本はついていけるのでしょうか。 20世紀、トップグループに成り上がって、 今や、どんどん順位を下げているのに、 どうもいまだに巻…

生きる力を育ててく 帝京大学

ついでに,この番組「知の探究者たち(BS朝日)」 のスポンサー帝京大学, なかなか、イマドキノCMをつくっています。 <「♪退屈も本気も夢中も戸惑いもどれも全部大切なmy life。 前に進むこともときに立ち止まることも時に引き返すことだって全部一度切りのマ…

教育の改革 教育者の条件

長くなりますが、堀 紘一氏のことば、 その通りに思うので、下記に引用します。 私なりにまとめると、 教えるのは,考えること、 一緒に考えること。 未熟な意見のなかから、可能性を見出す、 アウトプットさせるために結晶化させて示してあげること。 問題…

手書き,肉筆の消滅

そういえば、今年、仕事以外のことですが、 手書きのていねいな手紙と葉書をいただきました。 手紙は,不動産会社の営業、 葉書は年間購読をやめた文芸誌の編集長でした。 購読するのでなく、購読やめたのに、 以後、店頭で買うということで、用紙をファック…

不条理なことが救い、美となる

神護寺展,なかなかでした。 上野、デリーのカレー。 ◯「宿業は、これ本能、則ち感應道交」 (NHK教育の「こころの時代ライブラリー」かわいい民芸 8/24) 「人の身の上に降りかかる乗り越えがたい不条理な出来事、 しかし、そのなかにこそ、救いの道がある。…

戦争に学ぶ

かつて日本が、自国ファーストしてなければ、世界を敵にまわすこともなかったでしょう。 ということから見て、アメリカもまた第二次大戦後、自国ファーストでなければ、世界全てを、アメリカに近い形にまとめあげられたかもしれなかったのに、と思います。 …

国際情勢の膠着

ウクライナのゼレンスキー大統領,9月にアメリカに,停戦のために「勝利計画」を提出。 この命名では,ロシアに受け入れさせることはありえないし,結局、アメリカが牛耳っているのが,あからさまです。 ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナなどの、…

日本人の幸福度の見方

◯幸福度調査 <世論調査会社イプソス。日本を含む世界約30カ国を対象に幸福度を調査。 16~74歳の日本人約2000人を対象、2011年から2024年の13年間で、日本人の幸福度が低下傾向にある。「幸せである」と回答した割合の推移、2011年から2019年にかけて低下し…

フワちゃん不適切投稿  共感重視社会への懸念別稿

立秋ですね。 共感での考察とリンクする騒動が出ましたので、挟み込みます。 ◯フワちゃん不適切投稿にみる共感という魔物 タレントのフワちゃんが、お笑い芸人のやす子にX上での暴言で大炎上した件です。 <フワちゃんは、やす子が2日にXに投稿した 〈やす子 …

馬術メダル獲得とバロン西

男子バスケットボール、対仏戦、惜しかったですね。 4点差の第4クォーターの攻防で延長で、また4点差、実力なんですね。 < パリ五輪で、92年ぶりのメダル獲得となった総合馬術団体。 総合馬術団体では、馬場馬術競技・クロスカントリー競技・障害馬術競技…

校則と原則と自立

校則の問題につなぎます。 <連日猛暑が続く中、生徒になるべく水を飲ませないかのようなルールを続ける中学校がある。埼玉県の桶川市立桶川中学校は今春、授業中やテスト中は水筒の水を「原則飲まないことをマナーとする」という校則を決めた。 保護者から熱…

宮田笙子選手辞退の考察のために

<日本体操協会は19日、体操女子でパリ五輪代表の宮田笙子(19=順大)が代表行動規範に違反したとして代表を辞退したと発表した。代表には繰り上げは認められず。現在登録されている4人で戦うと発表した。> <体操の団体総合は、5人がメンバーとして登録され…

日本人気質からの罪と報い 

日本の司法、 もう、刑事裁判有罪率99.9パーセントにこだわることの本末転倒に気づき、改めるべきでしょう。 この「精密司法」 日本人の完璧主義は、保身にまわると、恐ろしいものになるという一例でしょう。 1分遅れないために速度を上げ、事故るようなこと…

“崩壊するニッポンの司法”

週刊SPA(7/16、23)の記事で、 元高等裁判所判事で、今年の4月に罷免された、あの岡口基一さんの連載です。 あの、というのは、上半身裸の画像投稿やツイートで弾劾裁判にかけられた、あの、です。 日本の司法の問題を指摘しています。 副題が、[「白ブリーフ…

ワクチンとトロッコ問題

世界ランク1位のブラジルにフルセット勝ち、バレーボール女子、見応えありました。26-24 20-25 25-21 22-25 15-12 すべてが5点差以内、稀にみる接戦でしょう。 合計でも、108−107で、ギリ優っています。 合計点でなく、セット数で決めるのは、テニスや卓球な…

慣習と変革 ジェンダー問題

家事、育児、介護などが、 女性に、負担とされ、 女性も社会で働くことが大きな流れとなりました。 かつて、男性は「外で働くのは、とても大変」と言っていて、女性もそう信じてきたのが、実際、外で働くと、「案外とおもしろく楽しい」と、仕事も働くことの…

清潔、潔癖、脱毛問題

◯幼児の脱毛問題 <中国の英字紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」で、 「なぜ日本人は子供の頃から脱毛を始めるのか?」と報じている。 アジアの多くの国では、体毛のないすべすべの肌でムダ毛の処理にこだわる。日本では、「幼児さえも脱毛産業の潜…

「汚名 沖縄密約事件 ある家族の50年」「運命の人」「ふたつの嘘」

<NHK ETV特集「汚名 沖縄密約事件 ある家族の50年」沖縄返還時の日米の密約に迫った新聞記者、西山太吉の逮捕から52年。起訴状に書かれた「情を通じ」が国家の密約の問題を男女のスキャンダルへと塗り替えていった。渦中にあった太吉の妻、啓子がつづった日記がある。国の圧力や社会の好奇の目の中でもがき苦しんだ夫婦の記録でもある。著書「密約」で知られる作家、澤地久枝が読み解く啓子の葛藤。残された家族が初めて知る両親の苦悩。事件に翻弄された記者と妻の思いに迫る。5/11> 関連する作品、「運命の人」#「ふたつの嘘」#この2冊、興味深いですね。 小説やドキュメンタリーが、歴史を正し、また、つくり変えてい…</nhk>

「君たちはどう生きるか」論

◯『君たちはどう生きるか』論 吉野源三郎のベストセラー <「特別編 宮﨑駿と青サギと...『君たちはどう生きるか』への道」5/9NHK スタジオジブリの映画「君たちはどう生きるか」はいかにして作られていったのか。独占密着7年間の記録。映画監督・宮﨑駿とプ…

変わらぬ政治 デモしない国民 SDGs

NHK朝のニュースでは、朝ドラ「虎に翼」のPRで、2話からは触れていなかったのに、さすがに憲法記念日には、PRを堂々としました。今年は、報道番組で、あまりドラマについて触れないようにしたのでしょう。(その分、「あさイチ」が、触れていたとか。) ◯…

さらなるアメリカへの従属に

◯アメリカからの離脱どころか 今回の岸田スピーチ、内容は、 アメリカのこれまでの歴史も今のやり方も全肯定、賞賛、 「これまでの地域パートナーから、グローバルパートナーになった、 パートナーとしての任務に従事し、なすべきことをする、 その準備はで…

ローカルとオリジン 

日本人は、戦後も、世界に進出、貢献して、 ただし、その分、日本が、さらに遅れていく。 まさに、国内でも、人材らが地方から上京して、 故郷がシャッター街、過疎化していくのと、 同じ構造です。 ローカルこそ、文化のオリジンなのに。 加えて、 個性の重…

坂本龍一氏、生前の一年、死後の一年

◯ 「Last Days 坂本龍一 最期の日々」NHKスペシャル <最晩年の日記には「死刑宣告だ」「安楽死を選ぶか」という闘病生活の苦悩や「音楽だけが正気を保つ唯一の方法かもしれない」「残す音楽、残さない音楽」といった音楽を深く思考する言葉など、本音が刻ま…

政治への不信 「白い巨塔」

東日本大震災13年目、鎮魂。この「東日本、今更ですが、広すぎるネーミングです。 「白い巨塔」第20回、(3/10tvk)高等裁判所での控訴審判決と財前教授倒れる。 ドラマではありますが、昭和には、こうした清濁超えての社会変革への意思や正義、友情などが息づ…

自由の権利の行使で政治を変える 

◯権利の行使 選挙権 いまさらですが、政治は、投票から、変えられます。 民主主義の特権です。 その権利と義務を充分に使っていない、 それは、一票の重みを感じられないからでしょう。 政権は、投票率が高いと支持率が下がったり、逆転されます。 投票に行…