fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

02.声・音楽・芸能・芸人・日本語・話し方・ヴォイスコミュ

日本の風土と弱い声(1)

日本の風土と弱い声(1) ◯ネイティブに発音しない足のひっぱりあい なぜ日本では、英語を正しく発音すると、笑いが起きるのか、から入ります。 <参議院本会議で、日本維新の会・浅田均議員が日本の安全保障について質問した際、NATOの部分を「ネイトー」とネ…

「音楽を聴くと踊りたくなるのはなぜ?」

またもや、ですが、今回は、検証にも値しないレベルです、はあー。 <【チコちゃんに叱られる!】NHK12/6 音楽を聴くと踊りたくなるのはなぜ? 正解:人間が言葉を話す生き物だから。 慶應義塾大学の藤井准教授が解説した「音楽と踊りの関係」 踊りの広い定義…

女優と役者  言葉狩りと自主規制

内館牧子さん曰く、 「男性は、俳優で、力と特別感が匂うが、女性となると、ただ職業職種となる。 大女優と呼ばれる人がいるのに対し、男性を大俳優と言わず、名優です。 名女優と大女優は違う。ソフィア・ローレンやグレース・ケリーは、俳優でなく女優」 …

女流と女子

今,女流というと囲碁将棋麻雀くらい? 騎手ジョッキーも、か? ボートは、レーサー?ガールズ競輪では,女子競輪選手, ギャンブルばかり, 刀剣女子、山女子、城ガール(お城女子)、なぜ、女子は不滅? 婦人警官は、女性警察官、これは、やや特別な役割、女…

女流は、ジェンダー差別用語?

内館牧子さんが、「女優」について、 その呼び名を俳優にする動きが 広がっていることに異議を唱えていました。 男女平等のため、女性だけを女優としないということで、 ジェンダーニュートラルな表現を使おうという流れです。 OLも微妙となり、 OB、OG訪問…

更年期川柳

なんとなく更年期を感じる、この頃です。 不調は、気力と運動で吹き飛ばせ、と言いつつ、 人生の秋は、初めて訪れる者には、混迷や自省をもたらします。 第2回「更年期川柳」受賞作決定 <『大人のおしゃれ手帖』第2回「更年期川柳」の作品を2024年8月7日…

整数次倍音  声の番組〜程度問題でのトリック(4)

◯整数次倍音 声の番組〜程度問題でのトリック(3) これは、ハスキーヴォイスの魅力と倍音との関係について 述べたもので、 そういう例としては、わかりやすいものです。 図表でビジュアライズし、 科学的手法を用いて、納得させる。 バラエティでも、そうした…

周波数3000HZ  声の番組〜程度問題でのトリック(3)

◯周波数3000HZ 声の番組〜程度問題でのトリック(2) まず1つは、3000ヘルツというのが、 最近は、通りやすい声の周波数というようなことに なっているかのようです。 赤ちゃんの泣き声がそうだとか、まで。 ですが、相当に、雑すぎます。 これは、基本周波数…

声の番組 程度問題でのトリック(2)

TVは「見て、わかる」が重要なので、 絵になるもの、グラフや図表、体験して実感できるものが優先されます。 声紋や周波数などは、いかにも科学的かつビジュアルで映えるので、 無理にでも、画面に出すのに、優先して使われます。 そして、無理にシンプルな…

声の番組  程度問題でのトリック

◯科学番組 程度問題でのトリック これまで、科学的にみせたバラエティーならぬ教養番組のいい加減さをいくつか指摘してきました。 特に音や声のような見えないものを扱うときには、そのように使われがちです。 味や匂いなど味覚、嗅覚もでしょうが、聴覚のほ…

程度問題(4) 能力開発 芸道

まして、これからの自分の可能性、 潜在能力の開花については、 程度問題どころでなく、 本人次第で大きく異なるものです。 なのに、未だ古いドラマの勧善懲悪のように 二極化思考が強化され、 国際関係も教育も何もかも、 そうなりつつあるように感じます。…

程度問題(2) 医療の場合

皆、正しいか間違いかをはっきりしてほしい、 すぐに間違いを正して欲しいのです。 もちろん、それは当然の要望です。 そして、すぐに解決することもあるでしょう。 でも、多くの問題はそんなに単純ではありません。 万一のことも考えると、即時、断定できる…

程度問題と二極化 裏金問題

「相対的、程度問題、二極化しない」 というようなことばは、 私もここでも、度々、使ってきました。 つまり、 正誤ではなく、程度だ、 間違いでなく、足らないだけだ。 問題としてとりあげることがおかしい、 問題とすべきかどうか、しっかりと見究めるべき…

声の仕事 活動弁士

ちょうど、こうした番組が放映されていたので紹介します。 日本独特の活動弁士と言う職業が、脚光浴びているそうです。 まぁ、どんなものでも、ブームになりだしたときには遅いわけです。 衰退していくとき、あるいは衰退したあとに、 そこでがんばっていた…

声の仕事この先 民謡、地歌

◯「一流が選ぶ人生1スゴい話」10/18 大林素子さんが紹介する2014年春の高校バレーの決勝、東九州龍谷vs九州文化学園を観ました。たしかに、すごかったです。 私は、10代の試合をみると、10年もかからず、たぶん2年から5年くらいで、よくぞ、ここまでのことが…

声の仕事 歌、コールセンターなど

生成AIと声の仕事の絡み,続けます。 お笑い芸人が、MC、アナウンサー、キャスター、 コメンテーター、レポーター、声優や役者にまで進出しているのは、 個人の才能、実力,つまり、お笑い芸で培った声を使う技術の高さにおいて 応用できているということで…

生成AIに奪われる声優という職(2)

声優の仕事とは、 80歳をすぎても、子供の役を続けられる、 死ぬまでベテランがいて、 しかもさほどギャラが高くない、 新陳代謝が起きにくいのです。 新人の仕事レベルのものは、生成AIに奪われていくでしょう。 声だけですから、俳優よりも安易に置き換え…

生成AIに奪われる声優という職

声優に限らず、ですが、 無料でも名前が売れて、それがブランド化、 つまり、知名度が高まれば、 どんなふうにも利益は回収できるということになるでしょう。 だから、無料でもどんどん利用してくれ、 一握りの才能と人気のある勝者は, どうであれ,結果と…

声優の声の生成AI偽造問題 /西田敏行さん死去

西田敏行さんが自宅で死亡。76歳。病死とみられています。 ◯声優の声の生成AI偽造問題 <権利者の許可なく生成されるAI音声や映像に対する啓発活動の一環として、声優業有志による『NOMORE無断生成AI』キャンペーンが15日から始動。 XやYouTubeで配信された短…

声の運動をしよう

◯声は運動 私はずっと、一般向けのレクチャーで、 「皆さん毎日6000歩や8000歩,歩くことを推奨されて, それが健康,老化防止によいと思い、 結構,実行されていることと思います。 となれば、声も同じように、 毎日20分から30分は出すことです。」 と述べ…

高度なスキルが必要となる電話

閑話休題 電話,まとめます。 ◯電話の希少価値 一方で、電話応対は、企業のブランド価値に影響します。 こうした状況であえて使われるのは、 非常時やネットで片付かない内容が多いからです。 トラブルか重要案件,秘密案件か、それゆえに そこで求められる…

手書き,肉筆の消滅

そういえば、今年、仕事以外のことですが、 手書きのていねいな手紙と葉書をいただきました。 手紙は,不動産会社の営業、 葉書は年間購読をやめた文芸誌の編集長でした。 購読するのでなく、購読やめたのに、 以後、店頭で買うということで、用紙をファック…

電話と身近なメディアの活用/石破総裁/福田和也氏死去

自民党総裁選、石破茂氏。 これで、麻生太郎、安倍晋三、菅義偉、岸田首相など派閥同然に日本に残存する旧体制が壊れるのなら、最良の選択になるでしょう。 自民党内でも危機感で、自浄作用が働いたのは評価したいですね。 政権を奪われる危機になると発揮さ…

電話と声文化

◯電話よりチャット 日常生活や仕事では、ほぼ、ネットで足りていて, 電話など不要なのでしょう。 「文面でのやりとりの方が確認や保存できるので、 メールやチャットで連絡をもらう方がありがたい」 もとより,音声コミュニケーションの苦手な日本人には、 …

電話恐怖症、その背景と克服法

言うまでもなく、電話恐怖症が増えた背景には,時代の変化があるでしょう。 自宅にかかってくる電話は、セールスや勧誘で、出なくていいと言われていたり、 知らない番号からかかったら出ずに、検索して、必要あれば、かけ直す、 営業や詐欺の電話が多いから…

電話とメンタル 電話恐怖症

20~30代の7割超が、電話応対に苦手意識を感じているそうです。 電話とメンタルについて,です。 ◯電話恐怖症 オフィスの電話が鳴るとビクッとする。 受話器をもつだけで、緊張で頭が真っ白になる。 電話応対恐怖症です。 「電話は考えながら話す必要がある…

声で表現する必要 /イチロー、松井、松坂選手の出場

◯高校野球女子選抜 3-17 イチロー選抜 KOBE CHIBEN <今回で4度目の対戦。 8回に今回初参戦の松井秀喜(50)がライトへ3ラン。東京ドーム。 イチロー(50)は、6打数4安打で“二刀流”、 9回141球を投げ切り、被安打10、奪三振10、四死球3、失点3。4年連続の完…

声で感情表現する必要(4) SNSの虚無

<「SNSの問題は、思いを一方的に『吐くだけ』だということ。そこにフィードバックはない。これは麻薬のようなものです。吐き出す言葉の強度を上げていかないと、実感が湧かなくなっていく。こんなことを続けていると、感情は疲弊していく一方です。 いやいや…

声で感情表現する必要(3) 感情の言語化

<南直哉氏、 「彼らは、親にも、友達にも、自分のネガティブな感情を出すことが苦手です。恐れているんだと思います。嫌われて、関係が壊れてしまうことを。そうやって言葉を使わずにいると、何が起こるか。肉体と同じで、使わない能力は、どんどん衰えてい…

声で感情表現する必要(2) 言語化力

大谷翔平選手、一試合で6打数6安打10打点連続3本塁打2盗塁で、50 ー50をすんなり超えてしまった。大記録前に停滞し、最後の試合あたりで達成というのが、ドラマティックなのですが、マンガでもありえない,こういう実現は、初めて見ました。勝負した投手も偉…