fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2006-01-01から1年間の記事一覧

ユーロダカ&トシ

ユーロが130円から154円とユーロ高の年となった。ヨーロッパに加え、中国、ロシアも反米。中南米は、エクアドルで反米のコレア大統領、もうコロンビアン以外、すべて反米となった。日本も小泉から安倍で、軸が変わった。アメリカ後回し。でもアメリカも日本…

だんご だんご 談合問題(3)

知事もしかり。そろそろ見せしめですかと、怨恨の的。高校生の必修単位数問題と同じく、そもそも、どこでもおかしいし、それで長く続いてきたのを、いきなり、あげて責任取らせる構造。ここは、独裁政権国家か。陰の支配者は誰じゃかみえぬ。不気味で居心地…

だんご だんご 談合問題(2)

ところが、日本のように総合的に(まさにゼネコンといわれるいわれだが)強みも弱みもなく、どこでも同じくらいでできるところで、この制度を入れたのだから、毎回大手の一人勝ちで、中小はつぶれる。これも天下りと同じで、調整機能として根回し、持ち回り…

だんご だんご 談合問題(1)

談合かどうかなんて落札率97%とかみたら、誰でもわかっていること。前にも述べたけど、入札というのは、それぞれ違う強みを持った会社の中で、もっともその工事の特色に向いているところを最大に安く選ぶ。つまり、おのずと会社に個性があれば、安く背負っ…

太田光流 いじめん子問題(5)

だからアートをやる。でも学校が監獄では困る。あたしが憂慮するのは、いじめといっても、事件(犯罪)とそれ以外をいつも一緒にしていること。けんかでビンタなら、これはいじめでない。ナイフで切りつけたら、事件。そこを区別せずに、皆仲よくしようとは…

太田光流 いじめん子問題(4)

あたしが思うに、まわりが、皆一体となることの方に罪がある。いじめではなく、一人が異論をいえない空気をつくる日本の、今だ変わらない同調圧力ということ。同調するために敵をでっちあげる。そういう嫌な空気をつくる島国根性。さもしい。ただのうさばら…

太田光流 いじめん子問題(3)

それにしても、こうしていじめの定義もせずに論じることが、番組のコツなんでしょう。各人が刷り替えによってかみあわないからこそ、自論をまくしたてることができる。太田光氏の独白人情番組でやっていることは、みのもんた氏の番組と変わらない。けど必要…

太田光流 いじめん子問題(2)

善悪、ストレスまみれ、やった奴も悪いが、更正させる?太田光氏は本質でぶてる。「これはいじめかどうかわかるのか。面白いということと、変わらない。いじめられっ子をなくそうというのは、人と違う子を認めないことになる」「死ぬ、これって何かという、…

太田光流 いじめん子問題(1)

「いじめゼロと報告にあがる。いじめはあるのにもぐっている」太田光氏のいうことにゃ、「やったことない人はいない。これからもするだろうな」「漫才では、チビ、デブと、表現されたら、ウケる。笑わすのもいじめと同じ発想がある」とは、その通り。「憎し…

早く走る方法 高野進

高野進コーチの走り方指導。日本で自ら世界の陸上に食い込み、末次慎吾を育てる。姿勢は「バレリーナのように足先開く。肩甲骨を少しうしろにひく。頭のてっぺんとフックがついていて、引っ張られるようにあごをひく。足を戻し、肩をひく。」「片足あげ、つ…

答えは無数にある 菅夫人 伸子さん(4)

教育問題。スウェーデンでは、「人と意見が違うとき、『口に出して言いましたか』と指導しなさい。」「考えをもつ、心の中でなく、口に出して表明しないとダメ。」「二番目、失敗しても新しいことにチャンレンジしたのか、評価すること。」「失敗しないこと…

答えは無数にある 菅夫人 伸子さん(3)

「口だけで達者でベラベラ。役に立った政治家の女性いない。そんなバカにはなりたくない。」「気にかかること-核兵器。」-でも、あたしゃ、原発や空港、新幹線の警備、細菌テロの方を気にかけて欲しい。核爆弾は、そこで The End だから。テロなくす戦争で…

答えは無数にある 菅夫人 伸子さん(2)

「ケンカは年に300回する。ケンカ、好きなんです。」「ああ言ったら、こう言い返そうと思ってる。」「ケンカがあればいじめはなくなるとはいわないが、すべてケンカをさせまいと、先生が目を光らせるからこそ、ゆがんだともいえる。」と(太田光)。-言う力…

答えは無数にある 菅夫人 伸子さん(1)

「あきらめない、しつこい」 と間違って結婚した二人。「恋は間違い。最近は間違いが足らないから、結婚が少ない。」「子供の頃から、今の教育は正解が一つしかないことを教えている。それを早く探すと東大にいける。答えは100人いたら、100個。100の正義が…

奥の細道と俳諧の座(2)

“閑かさや岩にしみ入る蝉の声”これは“静”でなく、“閑”でなきゃいけない、しずちゃん。「山寺や」や「さびしさや」でなく、「しみつく」や「しみ込む」では、まだまだと。「詩経」大序にある。風は、諸国の民謡、雅は、宮庭の雅楽。風雅の誠、風雅とは人間の…

奥の細道と俳諧の座(1)

座の文芸、俳譜は数人の連衆(仲間)で、五七五の長句と七・七の短句を並べていく。発可(最初の五・七・五)から、挙句(最後の七・七)、百韻、歌仙を合作する。師は作句しつつ、一座の進行、指導、さらに評点をつける。師は、一巻を作品としてまとめるの…

サマンサタバサのブランド力ダワサ(2)

ブランドを自分でつくる。カナダに留学。15万円のバックを母に贈る。そのときの母の喜び方が、この道へ。「私たちの国のブランドもっているんだと、海外から日本にくる外国人は思っている。それを逆転させたい。」(寺田)「アフリカ国境で止められ、パス…

サマンサタバサのブランド力ダワサ(1)

「泣きますね」サマンサタバサの寺田社長がいう。「すごいものみて おどろく能力があること」と村上龍氏が述べた。自分の人生でおどろいたことのあることが、とても大切。ブランド論。貧乏と思われたくなくて、無理して買うのかというと、「幸せになるアイテ…

いじめヨイトマケ(7)

真面目で純粋な子供ゆえに、死を選んだ、そこまで何ら何も知らなかった。子供は何も話せなかった。だからって、学校のせいにそこまで一方的に非難できるのだろうか。アホな先生はいつの時代もいた。かばうつもりはない。あたしもアホだからよくわかる。そこ…

いじめヨイトマケ(6)

今は子供は相手の名をあげ、親も学校や担当、その生徒を責める。以前は、そこは伏せた。何かおかしい。自らの死をもって復讐するというのは、最終手段というより、タブーだ。それで悲劇として扱われ、犯人探しが行なわれる。アメリカや行政や教育委員会の責…

いじめヨイトマケ(5)

親や先生がもう少し理不尽に人間らしかったら、もっと不真面目だったら、子供も死ぬという真面目さを投げられたかもしれない。牧師も僧もいない日本。学校関係や世間にいるのでない人が必要なときもある。日本は判官びいきだから、死んだ子も、その親も絶対…

いじめヨイトマケ(4)

そういう人ばかりのなかで、誰でも、けっこうストレスはたまるわけですわね。でも、孤高なればこそ、よくみえるし、よい作品も、よい友も得られる。そのために学校は、狭すぎる社会、そこへ閉じ込めていることの問題もある。自ら死ぬ人がどうして先生などと…

いじめヨイトマケ(3)

たいした意識もなく、ごますり、卑怯もんも多い。メールの流盛で、さらにインチキさを増すばかり。あたしのまわりにも、どこにでも多いし、自分がそうでないと思っていても、そうなっているものだし。何か思っていても、まわりでとやかく言われると、表立っ…

いじめヨイトマケ(2)

アソウと中川氏の(アッソウと、あっそうそう、とかけたんだけど)、「核の論議」。なぜか論ずる前に、論ずることも批判されてしまう。論じだすと危ない方へ決まってしまうという愚かなことを言う人もいるが、その愚かなことを止められない日本という、愚か…

いじめヨイトマケ(1)

いじめ対策には、皆ヨイトマケを歌えよ。いじめがよいと負け。あっ、おとしちまった。これは、いじめでここのところ、論議中。子供も大人も自殺続きの問題であるが、以前も触れた。自殺続きが、また安倍内閣の教育基本法とやらに勢いをつけた。めぐまれてん…

大竹伸朗氏の作品(6)

「人間の感覚無数、ことばにできない感覚がはるかに多い。」「音楽、絵は、ことば説明のできないと感じることを表記する役目がある。何かこういった感じがあるだろうというのが定義する。」文明は割り切っていくが、割り切れないものを表現する。

大竹伸朗氏の作品(5)

気づく。「すでにそこに存在するが意識しないと気づかないものがつきうごかす」偶然をうまく活かす。「絶対にSTOPしていない。進行形のものがいっぱいあるのが好き。」やってみたい、予期せぬことを。何が起こるかもわからない。「絵は化学反応、実験してい…

大竹伸朗氏の作品(4)

「観察したものを自分の書く像に落とし込むことで、自分なりに理解している。わからないことをわかろうとする行為として絵がある。」鉛筆や絵の具がなくても、絵は描ける。石や枯れ草をつむ。「何キロ四方に俺一人しかいない快感」 何もないところで画材を探…

大竹伸朗氏の作品(3)

自由の女神がソフトを持つ「女神の自由」。7メートルの拾いものの加工品。目的があるもの、役に立つものは、つまらない。芸大に落ち、補欠で入った美大を一週間で休学。牧場で働く。そこで、ロンドンより大きい影響を受ける。生命力、人を信じること、礼儀…

大竹伸朗氏の作品(2)☆

古船の残骸、「これ見たとき、去年最大のひろいもの」しばらく放っておく。「朽ちているのですでにできている。悔しい。」「あえて、どこまで太刀打ちできるか」、個性を出すのでなく、自分を書いたというのが消えないとまずい。どこに手を加えたのか、判然…