fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「だから・・・」

「こうなりますよ。」「私の言った通りになったでしょう。」って、なにか意味のあることなのかしら。だから評論家ってきらい。だからって、何なのよ。あたしもつべこべごたく並べ文句言ってるよりなら、歌の一つもつくることにしよっと。

戦争と武器(3)

中央線、しかし、よく止まる。人身事故ばかり。一日全国で100人が自殺しているのよね。新聞が全て報道したら、一面真っ黒になるわね。例年、年に3万人死ぬのは、異常。自らの死を選ぶというのも、特攻に似たものでなかろうかしらとも思う。電車の止まるたび…

戦争と武器(2)

それでも銃を持つのか、持たないのか。弱い意志が銃をとるのとともに、狂気も銃をとる。銃で死や不幸を逃れた人もいれば、自殺した人もいる。

戦争と武器(1)

戦争も武器をもたなければ、とはいうけど。戦争はそれより悲惨なことが起きるからこそ、それを選ぶのであって、何もかもが、独裁者のせいじゃない。それを生み出す社会、つまり一人ひとりの意志が動かしているのよね。表示しない、迎合するのも、意志という…

そのゴのホリエモン

2月13日の東京地検の起訴状には、事由は株式交換比率の決め方と赤字を黒字とした虚偽の内容、業績の公表とあった。「実質、子会社なのに子会社にするという嘘をついた」という、大々的に報道された件は全く触れられていないのよね。世間をミスリーディングし…

ホリのなかのホリエモン

ホリエモン、そのビジョンは宇宙と不老不死だった。まさにドラえもん的。想定内、想定外ということばを残して、消えた。ホリエモンは、イギリスでは「~えもんは士、士は侍のこと」と紹介されていたのよね。海外の人って、おもしろいねぇ。じゃあ、ドラえも…

(5)備前めぐり

伊部で、備前焼めぐり。どら鉢、めだか鉢、宝瓶。平安時代から鎌倉時代にかけて、生活雑器として使われていたのね。実用的で好き。日本国宝も数多い。備前焼が並べられた天津神社に参る。今回のもう一つの目的だった閑谷(しずたに)学校に行く。日本最古の…

(4)エルミタージュって?

広島では、エルミタージュ美術展が休館。そしたら、なんと尾道市立美術館、日本アイビーエムのデジタルエルミタージュ美術館においてあったの。パソコンで皆も見れるよ。ロシアよ。昔、モスクワ経由で東欧行ったときは恐かった。エルミタージュは、エカチェ…

(3)倉敷のまち

夜は創作料理屋「いれ創」で牡蠣鍋、日航ホテルに泊まる。倉敷美観地区、ほとんど工事中だった。むらすずめときびだんごを召す。大橋家住宅と大原美術館で一服。倉敷アイビースクエア入れず、夢空間はしまやでお茶。

(2)宮島の牡蠣

浅野長晟の庭、縮景園。上田宗箇の回遊式庭園をみる。その跨虹橋は、円月橋を彷彿させるわ。厳島神社。真っ赤な鳥居、海水多し。安芸は、安心、安定の芸の安芸、とあたしゃ読む。祈念。宮島、前日が儀式だったのね。焼きがき「はやし」で牡蠣を。焼きたいガ…

(1)尾道・千光寺の鐘

なかた美術館「地球賛歌」、ポール・アイズピリのコレクション、とてもよいのよね。梅原龍三郎ばりのタッチのものを好んで集めているようね。一貫性があってよい。尾道ラーメンを「東珍康(とんちんかん)」で。すごくおいし。千光寺、鐘が日本の音100景、聞…

少子化と人口減少問題(3)

あたしの恩師、中山先生は、アフリカの赤ん坊を助けることは、逆に悲劇を招くと言っていらした。つまり、生まれたら、育てなくてはいけない。助けたら、その後食べていく手段まで与えずにはならない。今、助けるのは、命を大切に動いているようで、軽視して…

少子化と人口減少問題(2)

富の分配に加え、労働の生産性が向上すれば、リッチよね。もちろん、残す子孫がいなければ、ダメだけど。無理して大学に入れるならともかく、無理して生ませるのはねえ。ゆとり教育を考える頭で、ゆとりっ子を生み出したら、もっと大変よ。日本も一人で10…

少子化と人口減少問題(1)

人口を減らすまいと、中国やインドにあおられているけど、アメリカとかは移民で保っているのだし、日本はどこで線引くのかしら。でも、人口が減るのって、そんなに心配なのかしら?ストック経済では、逆よね。結婚して一人息子と一人娘が両家の家を継いだら…

広島・尾道・生口島紀行(11)

あの学生たち、南方で戦死した人が多い。そういう遺族は、横井さんや小野田さんの帰還ニュースをどう聞いたのかしら。「戦争に もし~かも」はないけど、もし1944年10月24日レイテ沖で敗れて降伏していたら、翌25日からの神風特攻はなかったかも。42年6月5日…

広島・尾道・生口島紀行(10)

平山氏の小学生、中学生時代の作品見た、それもショック。なんと早熟、なんていう完成度。平山氏は、昭和5年生まれ。原爆投下時、15才で、爆心から3キロのところにいた。三機のB29から、三つのパラシュートが落とされるのを見た(二つは計器)という。…

広島・尾道・生口島紀行(9)

角川文庫書著『生かされて生きる』を角川つながりで購入。以前、あたしの朋友がプレゼントしてくれたっけ。角川春樹さんは、戦艦大和海底探索から発見まで関わったのよね、たしか。その創始者・角川源義は、全ての文庫のあとに、二次大戦の敗北は「私たち若…

広島・尾道・生口島紀行(8)

尾道から、向島の次は、生口島。耕三寺、千仏洞地獄峡は圧巻。でも、まったく触れられてないのね、この新秘境。地獄とは、まさに、地獄の広島に思い及ぶ。抗谷-東氏の未来心の丘は見ず、イタリア・カッラーラの大理石。新しい寺にさらに光。だけど、あたし…

広島・尾道・生口島紀行(7)

作品とその背景の事情を併記するところに、賛否両論というより、あたしはどう感じようと、こういうものがあり、何かを考えさせる契機を作る、そのために必要という立場。 よしあしなどわからないのだから、ないより、あること。なくすよりも、残すことが、大…

アジアンビューティCM(2)

こっそり教えると、レイザーラモンHGさんからの受け売りの「フォー」の三段活用。「フー、フゥー、フォー」あたしの実演付き、息の深さがわかってもらえるかしらね。それに「○○探検隊」(レギュラー)さんの「ハイッ、ハイッ、ハイハイハイッ!」でしょう…

アジアンビューティCM(1)

少し重いのが続いたから、ちょっと中断、CMよ。あたしゃ、黒子役だから、顔は出すのはイヤと、でも声ならいいわ、商売道具だしぃと。花王のアジアンビューティで2分間(CM)で出演。内面から美しくなりたいという女性たちの声をよくするって、「ムリだ…

広島・尾道・生口島紀行(6)

無言館館主・窪島誠一郎さんの著書、集英社新書で「無言館ノオト」が出ている。慰霊でなく、無言とした。死んで無言でなく、私たちが「無言のまま、立ちすくむ」と。 それをめぐる日本人のさまざまな捉え方が書かれている。これは同時にみるものに立場をしい…

広島・尾道・生口島紀行(5)

「生きてあるものが、自らの生を完結するために、最後の光を自らの上にそぎ、死を受け入れたのだ」という、おトキさん、加藤登紀子さんのことばがあって。 「恋することを知りそめた十代、家族から自立し、男としてのやさしさに気づくはずの二十代、生きるこ…

広島・尾道・生口島紀行(4)

尾道市立美術館で、信州上田市の無言館の遺された絵画展をみる。画学生のレベルの高さ、青春の熱とその完成度に素直と脱帽。「あと5分、あと10分、この絵を描かせてくれ」「せめて、この絵の具を使い切ってから征きたい」と出征した。「出征の朝までアトリ…

広島・尾道・生口島紀行(3)

呉・大和ミュージアムで実寸の10分の1の“大和”をみる。続いて、尾道・大和ロケ地へ。おりしも尾道はホリエモン逮捕で「広島六区」複雑。 日立造船向島西工場で、今度は実物大の映画ロケセットをみる。全長263メートルのうち、190メートル、もちセットだから…

広島・尾道・生口島紀行(2)

野口イサムから、混血ゆえ、丹下健三になった、その慰霊碑横の、両側の並木が丸く刈られていて、そのやわらかさがよかった。美しく雪が残っていたが、館を出たときには、さっぱり溶けていた。私も溶けたかった。現実に60年前、溶けた人がいたという、その事…

広島・尾道・生口島紀行(1)

前回「男たちの大和」を見て、どうもあたしとあたしの書いたことのズレが気になって、というより、そんなのはいつものことだし、ズラして書いてるんだから。本当に全く分かっていないなと思って、戦後60年終わり、あたしの戦後60年として広島を訪ねた。生ま…

ホリエモンは何モンだったのか(5)

まあ、いろんな人がいろんなやり方で生きていくことは、認めるべきよね。そしたら、こんな報道にゃ、ならないのよ。東大といえ、中卒の長髪の小汚かった彼が下流から昇りつめて、その間苦労もしたのにね。 偽装マンションでも民間はだめ、お上がすべて正しい…