fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「3.11から10年~日本の難民」

原発事故では、日本でも難民が出たと言ってもよいと思うのです。ましてコロナ禍ではうつ病や自殺など感染での死以上に日本でも、大変な事態となっています。アメリカで50万人というそれまでの戦死者の合計を超える死者がでているのに対し、日本では、見えな…

「公共サービスの罪」

日本人は、右肩上がりの経済成長のなかで、他の国との関係も、自分たちの将来のこともスルーしてきたように思えます。これは、備えや自制をせず、次代へつけを回しているといえます。 それとともに、私生活、私企業と公共サービスでの問題が目立ってきました…

「自由と済民」

経済は、「経世済民」の略ですが、それはPolitical Economyであり、政治を含む国民経済だったのです。「人民は政府の主客」(福澤諭吉)でした。 そこから、私たちは職業や居住地の自由、家の解体、婚姻の自由とともに、消費の自由を手にしていったといえま…

「仕事論」

石工のことばとして、宮本常一は、「庶民の発見」で「やっているとやはりいい、仕事がしたくなる」「あとからくる人もそれを受け継いでくれる」ように、「自らが自らに命令できる尊さ」を述べています。

「若山弦蔵さんが逝去」

ショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドの吹き替えを担当した声優で、若山弦蔵さんが5月18日、心不全のため死去した。88歳。甘い低音で「マダムキラーボイス」「ビロードの声」と呼ばれた。

「もののあわれ」

日本人の感性のベースである「もののあわれ」は、永遠の根源(無)への思慕です。ものごとにおいて性急かつ無理に意味をみつけようと焦らないようにしましょう。自然を大きくみたら大自然に触れたら自ずとうまくいくものです。

「意味と世界観」

世界と自分との結びつきの感覚をもち続けることは大切ですが、それが極端にならないように用心することです。 自分で意味を与えようとしたときには、人はそれを真理として固定させて世界観をつくり出します。すると、何かを無条件に信じるようになってしまう…

「運動、アスリート、動線」

音楽、歌唱は、まさに時間軸での動きです。 それは、ことばも同じですが、運動の方がずっとわかりやすいでしょう。 特に武道、スポーツは、線を描くので動線を辿れます。スローモーションやコマ送りで達人の秘訣の形を目で分析できるのです。 達人は、時間の…