fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「その先へ」

世捨て人、出家者、漂泊者、隠遁者となって生きるのも、一つの方法です。 それは、無常で、はかない世に、生きることの罪と苦を求める者となることです。 社会的成功と幸福とは、必ずしも結び付きません。 社会的平等といっても、個人の能力、ルックス、性格…

「六経に学ぶ」

「学びて思わざるはくらし 思いて学ばざるはあやうし」(論語 孔子) 六経(りくけい)では、易経(しぜん哲学)、書経(古代史)、春秋(近現代史)、詩経(詩歌)、楽(音楽)、礼記(らいき)の6つで、知識体系を学びます。 これは、問題解決に必要な知識を学び、問題意識…

「41歳寿命説」

食生態学の西丸震哉さんが、人の寿命は41歳という説を1990年代に出していました。 それを、「像の時間とネズミの時間」の著作の本川達也氏が41.5歳と、異なる方法で出しました。血圧一定、心拍数は、どの動物も皆一生に15億回だそうです。1分間に人60回で寿…

「日本人の一芸的仕事観」

ハシとナイフ、フォーク、スプーンとの違いは、何でしょう。それは、人の能力に頼るのと道具を使ってすますのとの違いです。それは、道と省労力、workとlaborの違いともいえます。トラヴァイユ (仏)は、拷問のための3つの柱トラバリウムに由来します。 日本…

「ネオテニーの日本」

ネオテニー(幼児化、幼生生殖)、これは幼児期の引き延ばしのことです。チンパンジーは子供の期間が短く、人間は長いです。 ルイス・ボルクの幼形進化論では、進化した動物ほど、幼い形で生まれるといいます。 下等であれば、体内で背骨が伸び骨盤も引っ張ら…