fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

思想史と個人史

私は、実存主義やシュールレアリスムに魅かれましたが、大学で「今は現象学の時代(メルロ・ポンティ)」と言われました。結果として構造主義とか言語学とかからは逃げ出したのですが、それは、1960、70年代に西洋から世界へ広がった思想です。 構造上の問題…

ことばと視点に対する声

見えなくとも、聞こえてくるものがあります。 姿ではなく、ことばのニュアンス、音、匂いなどで得られるものなどです。 見るのではなく聞くこと、語りかけてくるものを聞くのです。 それが観ることです。観音様のように、音を観るのです。 「声とことばと視…

自分らしさからの脱却

実存とは、ある状況で行った決断ということになります。 その状況は、与えられてしまうものですから、選択もできずに引き受けざるをえないのです。 実存は、本質に先行するということです。 「自分らしさ」 自分らしさとは何なのかを、自分の方から求める人…

コミュニケーションと問い

他の人の知恵を得るために、必要なのが、コミュニケーションの能力です。 「問うて知る」 できないこと、知らないことに気づくこと、それを認めて、対処することです。 それには、問いを発して得るのです。聞いてみれば良いのです。 「知識と自分」 知ってい…

思い込み 常識の特殊性「秘密のケンミンSHOW」

TV番組の「秘密のケンミンSHOW」をみていると、人は、その地でずっと食べてきたものが全国でも同じ名で同じように食べられていると、疑わないことがよくわかります。この情報化社会でも、もっとも身近な食べものにさえ疑いを抱かないわけです。ネットで調べ…

差別徹底運動の60年

アメリカ発の運動を考えてみますと、昨年7月の「Black Lives Matter」、「Me Too」(2018年)は、男女平等賃金法(1963年)、アメリカ公民権法(1964年)が制定されてから、60年近く経ってからのことです。 黒人だけではなく、アジア人に対してのヘイトクラ…

日本の農業 アニミズム リーダーの資質 ラストサムライ

日本の農業は、四季の変化が大きいこともあり、どの国の農業よりも全員が一致した行動を求められました。田植えや稲刈りのように、一斉に同一の作業をするのです。農業は気候次第ですから、お天道様に頼るしかありません。天災を被っては、諦め、耐え忍び、…

自立 人間の可能性 ノル 身体拡張

プールを泳いでいると、必要な筋力がつき理想的なフォームになるに従い、水にノル感覚がわかってきます。これは、走っていてもスキーやスケートでも、あらゆるスポーツや武道に共通する感覚ではないでしょうか。その感覚をつかんだ人は、それにはまって心地…

自分らしさと人間関係

複雑なものは、複雑なままにしておくことも、大切です。 人間関係も、その一つだと思います。 すぐに結論を出さず、時間をとります。 自分の考えを、メールにまとめて、入れておきます。 よほどのことがない限り、自分の方から切ることは必要ありません。何…

弱者への配分とばらまき

共稼ぎと専業主婦家庭の年収の変化は、1980年、600万円対1,100万円が、1995年から2000年にかけて、900万円くらいで均衡して、20年経った2020年には、1,240万円対571万円と大きく逆転しています。つまり地方では、学校の先生同士で結婚すると、かなりの高所得…

MVPの大谷翔平選手に学ぶ

エンジェルスの大谷翔平選手がアメリカン・リーグMVPに輝きました。日本人としては、イチロー選手以来、2人目、しかも、1位票満票での受賞です。 2018年に肘の手術をした大谷選手が、今年、大活躍したのは、心身ともに鍛えて調整して、絶好調で迎えられたか…

自立 日本のキャリア 反規制改革

反規制改革 権力を取るや、公約は棚にあげて、既存の権益を守る方向にまたもや戻っていく、規制改革しか、日本の先はないのはわかっているのに。 コロナ禍対策は、病床数確保と検査体制とは、ずっと言われ続けてきました。今もそうなのかはともかく、ここで…

自立 格差問題

自立について 自営業者で客が100人にいるとしたら、それは100の支えです。そこに雇われて働いているとしたら、それは、1つの支えだけです。 最近、やたらと資本主義批判で、労働者が搾取されているように資本家が攻撃されます。しかし、資本家はリスクをとっ…

自立 能力の問題

自立のためには、組織や体制からの自由度をもつことです。そのためには、一つではなく複数の支えをもつことです。精神的な支えだけでなく経済的な支えも必要です。自分の手で稼げる手段が、その組織からでしかないと、そこに逆らいにくくなくなります。 戦争…

自立について 文通費100万円返還問題

文書通信交通滞在費(文通費)を巡る批判が強まり、すべての党がすぐに対応しようとしています。都合が悪くなると、寄付で逃げるのは、大体、後ろめたい行為をした人が行う批判封じの常套手段です。寄付でなく国庫に返還すべきでしょう。たまたま10月31日で…

アートの世界で(2) 自由と限界 北斎と「神奈川沖浪裏」

アートの世界で生きていく一例を、大御所過ぎますが。 今年は「北斎づくし」が開催されました。生誕260年記念企画特別展で、六本木の東京ミッドタウンホールでした。また、映画「HOKUSAI」も公開されていました。 最近の日本の展覧会で、人気があって、入り…

アートの世界で生きていく 寂聴さん死去 源氏物語

100歳まであと6ヶ月だった瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。東女在学中、見合いして女の子を出産。夫の教え子の4歳下の文学青年と不倫、二人を棄て京都へ。離婚後、小説家を目指し上京、『花芯』で、ポルノ小説の「子宮作家」と揶揄されますが、さらに不倫体…

昭和レトロ案内 西武園ゆうえんち 映画「悪の華」

西武園ゆうえんちに、行って、昭和レトロの街並みを見てきました。あと、ゴジラ・ザ・ライドで、ゴジラとキングギドラが東京廃墟にするのを上空から急降下で見ました。関東大震災の時、そして大東京大空襲の時、そのようになったのでしょうか。それは次に来…

外のつながりと内の力 眞子さん渡米 ABBA復活

眞子さんと小室さんがご出発なさいます。あの結婚会見については納得しない国民も多いそうです。皇室らしさという期待には沿わなかったのでしょう。批判などをせずに自分たちの思いを認めて許してほしいという発言が望まれていたのでしょう。 日本の天皇制国…

できること(続) ニッチと成熟市場

前回の給付金の7割が貯蓄にまわったということで、今回は内容は違えたものの同じ10万円です。先のことに備えるのは大切ですが、貯蓄に回せるなら緊急ではないのです。つまり、すぐに生活に使わなくてはならなかった人以外は、もっと大変な人たちに回さなけれ…

新庄劇場 競争 やりたいことよりできること

新庄剛志さんが、日本ハムファイターズ監督となりました。20年前、日本人初の野手メジャーリーガー、翌年日本人初のワールドシリーズ出場、ゴールデングローブ賞も10回獲得している名選手でした。派手なパフォーマンスについては、新庄劇場でググってくださ…

民主主義の病理 木下都議員問題

板橋区選出の木下富美子都議がようやく出てきて、辞職しないというので、四面楚歌、猛烈なバッシングを受けています。当初から、議員の報酬やボーナスの額ばかりが取り上げられ、税金返せの大合唱でした。これまでの公費は寄付するそうです。真子さまも世論…

日本の戦後30年とこの30年 高度成長の説明

この30年間、日本の平均賃金は447万円から433万円(2020年)、大して下がってないと思うでしょうが、この間アメリカは2.5倍で700万円、ドイツは2倍で560万円、韓国も2倍で430万円です。アメリカの大卒1年目の平均年俸が629万円で日本は262万円です。 ビッグマ…

憲法論議と米軍 法の違い

岸田首相が選挙公約で残したのは、国防費の増加に加えて憲法改正です。これは、衆参両院で3分の2以上の賛成を得て国会発議を行うことが必要です。 憲法改正論者によると、日本国憲法は、GHQに与えられ、国民の主権不在、すでに死文化している、曖昧というこ…

戦略を練る ミスと失敗

選挙が終わり、いろんな分析が行われているようです。高齢者と女性は、反自民、40代までの若者は自民支持なのですね。戦略なくして戦術ばかりに囚われ、政策でなくして政局ばかりであたふたしてるようななかでの、分析などもあまり意味のないようにさえ思え…

切りつけ事件とNHK報道 構造主義

自分が正しいと思っていることも、自分の側だけの視点で、違う立場、相手の立場からものをみていない、そのことを明らかにした思想が、構造主義でした。時代は変わっていくとともに、受け止め方も変わります。私たちは、コロンブスの新大陸発見と習いました…

美学とエステと第三の眼 動物の絵展

府中市美術館で、動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり 開館20周年記念展示。著名な画家の作品がたくさんあります。日本人では、円山応挙、藤田嗣治、谷文晁、若冲、北斎まで、世界では、ピカソ、シャガール、マリーローランサン、モロー…

メディアと政治 日本沈没を防ぐ(2)

メディアはニュースを売り物にするから、これまでと違うような出し方をします。今までと同じことが繰り返されても、繰り返したようには使わないのです。新しいフレーズやスローガンを挙げて、新しいことが起こりそうな、新しいことが起こったようにして、視…

メディアと政治 日本の沈没を防ぐ

マスコミが選挙予想を大きく外して、もはや終わった、にもなりかねません。週刊誌に載ってるようなことは信用するなと育ちましたが、決してでたらめばっかりではなかったのです。NHKまで、あれだけ広いレンジで予想して、レンジ外の大外れです。何名、と言い…

日本人のファミリー意識 これからのコミュニティー

昭和の日本では、仕事をする会社が、ファミリーでした。仕事という機能の集団が、同時に、アフター5の飲み食いから休日も共にするコミュニティだったのです。となると、コミュニティを維持するためだけに動くようになりやすいのです。 帰社できるのに、周り…