fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

2020-01-01から1年間の記事一覧

「本とタブレット」

本の重さや大きさ、その感触や匂いは、独特のものがありました。道具と人との関係が、全て同じ大きさの一つのタブレット、そのうち、ウォッチやそれ以下の大きさとなると、精神への働きかけが弱まるのではないでしょうか。 もちろん、タブレットでマンガを描…

「食と五感」

食こそ人生、私たちは、生まれてから死ぬまで、ほぼ毎日、口で食べています。食欲は、他の人と共有し、仲間と楽しめる分、他の欲とは違います。 現代人は、聴力は衰え、嗅覚も耐性が弱くなったのです。昔、たばこなどは、心地よいものだったはずです。 ただ…

「粋」

粋は、男らしさ、虚栄心、やせ我慢、意気地で、その崩壊したのは、野暮、しどけなく、あだな、生半可、です。

「天文学」

天文学ほど、仮説と実証のことを教えてくれるものはないでしょう。天空の法則が地上に持ち込まれたのです。

「いじめを防ぐ」

個人としては、つかず離れずの距離で人と接することに慣れましょう。それは、排他的な集団に入ってしまうのとは全く別のことです。

「変身願望」

成長して、できることが専門化すると(プロになると)できないことが表れてきます。そして、その変身にあこがれます。

「英雄不在の国」

辛抱強く自制し互助するというのが、日本人のイメージです。 庶民文化、B級の食べもの、かわいい、に外国人が惹きつけられているのが、今の時代ではないでしょうか。

「ダルビッシュ有のことば」

ダルビッシュ有は、フォームについて、次のようにツィートしています。 「ただフォームは絶対教えられません。脳を始め、骨格や筋肉のつき方も人によって違うので、正解は絶対にないです。 それに比べて変化球は、こういう回転軸でこういう方向から力を加え…

「コロナ禍で考えたこと」

〇歴史は学ばないと悲劇をくり返す ヨーロッパが大きな被害を被った第一次大戦で、日本は権益を増しましたが、それまでの戦争でずっと運のよかった日本は、そのあと、第二次大戦に突入、壊滅的な被害を受けてしまうのです。 これが、政治状況も合わさってか…

「バイデン大統領の吃音」

バイデン大統領は、幼い頃から吃音で悩んだそうです。自伝『Promises to Keep』の第一章は「障害」です。子どもの頃、小学校で朗読中に質問され、答えようとしてついどもったところ、教師は「バ、バ、バ、バ、バイデン君」と話したので、彼は教室を飛び出し…

「ポピュリズム」

ポピュリズムは、平民、公民、人民、大衆主義と訳されます。しかし、煽情政治と言う方が納まりがよいように思います。 さしたる能力のあるリーダーもいないのに、敵対勢力を倒すためと、煽られて改革が行われていきます。 ポップスといわれる音楽も、また似…

「高学歴、低学力、モラトリアム、フリーター化」

個性ばかり求められるなか、何がしたいかを問われても困るのでしょう。歌手、タレント、ユーチューバーとかが目標に出てきても、それは、あこがれに流されているだけの段階です。 何かできることがあって、したいことがみつかるなら、進んでいけます。そこで…

「実力社会とフリーランス」

「正社員というルールから逸れるとアウトロー」という昭和の構図が、平成の時代で崩れました。 フリーランスは、本来、プロフェッショナルではなくては続きません。社会的には守られていない、プロでも守られないものです。実力社会とは、そういうものです。…

「戦争体験者の記録と継承」

明治生まれの軍人の下、大正生まれの人が20代から30代で戦争を実際に担った世代です。日本の技術者は、世界のトップクラスでしたから、敗戦後も「物量で負けただけ」と皆、思って、捲土重来を期していたと聞いたことがあります。 飛行機製造は、もっともハイ…

「地域社会」

地域社会は、神事や行事、つまり、文化があり、いろんなものを生産し、消費していたときは、元気でした。 住んでいるところに活気があり、住んでいる人に誇りがあったのです。 ところが、国や県、市は、税金をバラマキ、公共土木事業、工場の誘致で権力を行…

「メディアの役割」

責任をもって情報を評価して伝えるのが、メディアの役割です。ジャーナリストは、取材し、情報を集め、整理し、評価した上で示します。事実通り示すといっても、必ず、何かを選択し、それらを、まとめて説明するのですから、評価が入ります。 マスメディアが…

「家族のテーマ」

家族のテーマが難しいのは、それについて語り合う場合、自分の家族関係に触れないとわかりにくいので、それぞれのプライベートを披露することになります。しかも、語るときには、ドラマ化しなくては聞けないので、たいがい長くなります。さらに、親について…

「日本人の親切心、やさしさ」

日本人は、自分のものを特別に大事にしていると思うのです。家、車、衣食住全てに及んで新品や所有にこだわります。拾ったものを届けるのも、もしかすると、親切心以上に、人のものを自分のものにしたくないのではないでしょうか。 [568]

「改革できない日本」

日本は、ゲーム大国ゆえネットゲームやeゲームには遅れをとりました。 賞金の上限という規制があったのも原因です。そこは、プロライセンスというやり方で何とか乗り超えたのですが。 何か起きると安全安心のため規制し、何かが起きる前にリスクを心配して…

「コロナ禍で考えたこと、 ~さらなる弱体化とその反動への注意」

〇弱者をみない政策 今回のコロナ禍で、日本ではほぼ千名超えの死者数です。この事態に対し、自分の命よりも他の人、特に高齢者の命を危険にさらさないことから生命第一として行動を自粛するのは、疑いなく正しいことです。私も高齢者に声をかけて招いたり、…

「リーマンショック」

後になって、どのような意味があったのかに気づくことが大切です。 リーマンショックは、世界のGDP6,000兆円のとき、8京円あったデリバティブ市場から2~3京円を失ったのです。それは、世界のGDPの3~5年分です。ちなみに、日本のバブル崩壊では、溶けたのは…

「日本人は青春ノスタルジーに留まる」

「1999年、シルヴィー・バルタン(55歳)『ずっとコンスタントに新しいアルバムを出しているのに、日本のレコード会社は発売しようとしない、いつもベスト盤ばっかり。私を“過去”にしたがっているのは、日本だけよ』」 「新作につけられた邦題「Vertan Sessi…

「日本の歌の年代別ミリオンセラーランキング曲数」

1968年~オリコン(ランキング)がスタート 1960年代7曲 1970年代24曲 1980年代12曲 1990年代173曲 2000年代26曲 (1989年「ザ・ベストテン」終了 2001年iPod発売) [564]

「森進一の声」

「スクールメイツに所属し、アイドル歌手としてのデビューをめざしますが、声質がアイドル向きでなかったことから方向転換。学生時代にトランペットを吹いていた石黒(東京パンチョスのリーダー、チャーリー石黒)は憧れていたルイ・アームストロングの声を…

「1960年代ポップスのクラシック論」

現在、クラシックの演奏家は、西洋の18世紀から19世紀の曲を専ら演奏しています。そこが「クラシック音楽」と呼ばれているわけです。 それでいくと、日本のポップスで21世紀、22世紀と、将来、「クラシック」となるとしたら、20世紀半ばの曲であるように思う…

「キャバレーの終焉」

「ハリウッド赤羽店」は、2018年12月に閉店、今年2月には新宿・歌舞伎町の「ロータリー」が53年の歴史に幕、都内からキャバレーは消滅。生バンド入りキャバレーは熊本県八代市「白馬」だけとなったそうです。

「御礼」

皆さんから、いろいろとメールをいただき、ありがとうございました。 勇気づけられもし、御礼のお返事をしようとしたのですが、今回は、どこまでも(今でも、ですが)、とても科学的根拠も、思考し尽くしたともいえず、機会を逸しました。トレーナー、クライ…

「幸せ、自己の追求、そして人生」

「何になりたいのか、何でありたいのか」と、生きる意味が問われると、その期待の満たされる快感を求めていきます。What do we want to want.何を望みたいのか、ということです。 そして、人を信じて虚構を信じ、それを捨てたり、創ったりしていくのです。 …

「日本のグループサウンズ(GS)と夢と平和」

日本のグループサウンズが、なぜ、ビートルズのように残って長く聞かれることにならなかったのかを分析した本があります。それには、次のようなことが述べられています。 当時のウリは、エレキの歪みの暴力性、ハーモニー進行の変化、ベース(バス)の進行な…

「共感力と人類史」

人は、生存に関わること以外に意味を見出すこと、存在しないもの、虚構について妄想することができます。それを人に話して伝え、共感して皆で信じられるのです。 神話も宗教も、そこから始まりました。見知らぬ人とも協力して、大きな集団で生活を共にできた…