連載もの
学校ならともかく、 社会で自分の生き方を選ぶのは、 本人自身です。 私は多くの人を長年見てきて、 どちらの選択も、 よいとか正しいということでないことも 簡単に2つに分けられないことも、 わかってきました。 その選択を他者が強制してもしょうがない…
親身のアドバイスが、おかしいのではありません。 それでこそ、常識的な判断です。 一般の普通の人として 至極、真っ当なことなのです。 そういうところからみると、 ずっと一所懸命を続けるような世界の方が、 異常でおかしいのです。 それを求められ,続く…
芸事の組織にも、 先輩にも親身になってくれる人は 多いものです。 師匠や先生にもいます。 指導者、カウンセラーにも多いです。 それが、相手のためにもなることもあるし、 なにより、自己承認になるからです。 そういう人が悪いのではありません。 むしろ…
共感の連載,先月、一巡しましたが、 少し身近な例で続けます。 まあ、人間界には、誘惑が多いものです。 それは、多くの場合、善意の顔で いい人として近づいてきます。 「それは、違っている」 「そこは、よくない」 「そんなに一所懸命やらないほうがよい…
この流れ、まとめておきます。 ◯法による近代社会の成立 YAHOOニュースのコメント欄にも 「共感した」「なるほど」「うーん」 の3択があります。 やりとりで、「いいね」を無意識に使う、 こうした習慣、つまり、システムで 洗脳されていくのでしょうか。 も…
◯異質なカリスマへの共感、自己同一化 ファンが好きなチームを応援し、そこでの勝った負けたで、感情移入するのは、よくあることでしょう。そこで選手を殴りつけでもせぬかぎり、問題ありません。 スターなどが暴力沙汰に巻き込まれたことなどは、もう日本で…
◯深謀遠慮と政治 よく考える、深謀遠慮とは、深く遠くを考える、 つまり、今、自分が好きなことにお金を使うよりも、 別のほうに回したほうが世のためになると 考えるような判断です。 他の人や他のことを優先する、 その方が公的に利するという視野です。 …
パリ五輪閉幕。かつてないほどアスリートへの誹謗中傷#が頻発した大会でもありました。 ◯Xで謝罪のフリーアナウンサーの川口ゆりさん#契約解除。 感情という共感=同調圧力でなく、理性と法で対応せよ という主旨で、続けていますが、 事例が多くて、異常事態…
オリンピック、女子バスケットボール決勝、 一点差でアメリカがフランスに勝ちました。 男子では、グループステージで 日本が残り10秒で4点入れられて延長戦でフランスに逆転負け、 そこまでなら同点可能と証明されたのです。 この試合、最後は、ファールで…
北口榛花選手、カステラ食べながら、金メダル。 オリンピックも、終盤。 ◯選ばれることでの矜持とノブレスオブリージュ かつて、公に意見を発信するときには、 限られた人が限られたメディア媒体を使ってしか できませんでした。 そのときは、本人だけではな…
◯政治と井戸端会議 政治家は、政治的手腕で決められるべきですが、 変革を感情的に嫌うこの国では、 改革する気概がない、つまり、 能力のない人材が好まれるのです。 いまさらですが、日本における政治的ということでは、 平時向き、和を好む人事、 つまり…
◯ファーストと排除 自分と同じ考えでない人たちは、自分が共感できず、 それは感情ですから当然のこととしても、 そこで反感を持つ人たちを認めない ということにつながりかねないのです。 たとえば、安倍晋三元首相が、仲間内を大切にしたのは、 周知のこと…
◯ネットと民主主義 自分と同じ考えでない人たちは、自分が共感できず、 よく思えない、気に食わない、 それは感情ですから当然のこと、 としても、 そこで反感を持つ人たちを認めない ということとは、直結させられない、 いや、公のことにおいては、 感情的…
立秋ですね。 共感での考察とリンクする騒動が出ましたので、挟み込みます。 ◯フワちゃん不適切投稿にみる共感という魔物 タレントのフワちゃんが、お笑い芸人のやす子にX上での暴言で大炎上した件です。 <フワちゃんは、やす子が2日にXに投稿した 〈やす子 …
◯東京都知事選にみる共感と政治家の価値 自分と気持ちがわかりあえる人間関係は、とても大切なことだと思います。 そういう人を自分の友達として、 まわりに集め、楽しく過ごす、 つまり仲間です。 そのなかにいる限り、幸せであり満足で、 それ以上、何も必…
昨日、オリンピックのメダルと残酷とテーマ曲ということを述べました。 それとクロスオーバーしていきます。 ◯オリンピックのテーマ曲にみる共感メンタリティ 今回のオリンピックのテーマ曲#は「舞台に立って」(YOASOBI)は、 薄い、軽い、気合がない、盛り上…
<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)女子は、日本(世界ランク6位)がカナダ(同10位)と対戦。セットカウント2-3で敗れ、パリ五輪出場決定は持ち越し。通算成績は7勝3敗となっている。> 残念でしたね。フルセットで、5セットめ、14−16でした。 ◯冗長…
桂ざこばさんが喘息#で死去。76歳。6/12 #喘息<アレルギーなどが原因となって気道に慢性的な炎症が起こり、せきやたん、ぜん息発作などの症状が起こる。吸入ステロイド薬で治療するなど。喘息の発作は、風邪、運動、喫煙、気圧の変化など刺激が原因。ぜん息…
研音グループ#の創業者・野崎俊夫さん、老衰で亡くなりました。88歳。6/1 #研音<唐沢寿明・山口智子らを抱える大手芸能事務所。野崎さんは1973年に競艇専門紙で知られる研究出版の音楽事業部として研音を設立。浅野ゆう子をデビューさせ、1979年に研音を株…
◯日本人のリテラシー ネットでは、 私的と公的空間の区別を意識しにくいから、 なおさら、感情的に反応するようになるのです。 世間で立派と思われている人が、 SNSでは、とんでもない発言をして、炎上することがあります。 炎上のよしあしのまえに、 内容を…
◯ネット世論 ネット記事から、選択され、操作され、組み立てられていく、 その切り取られた世間を、 まるで現実世界かのように 私たちは、取り違えていくようになるのです。 ネットでは、よくわからないまま、どうでもよい見解、 くだらない情報が、錯乱して…
<歌手の門倉有希さんが、乳がんのため死去しました。50歳。福島県出身。6/6> 「J」#の歌詞が、刺さります。 ご冥福を。 「J」 J どこへゆくの?J この哀しみはnight また眠れず 朝むかえるJ 笑ったあとJ 淋しい顔したwhy? あなたの目は何を見てたの?J 夜が流…
◯同じ穴のムジナ 著名人の場合、特にSNSで個人的な意見を発信している人は、 直接、炎上にもっていかれることもあるので、 火消し、ちょっとしたツイートにも、 過剰に抑えにかかる人も増えました。 放っておくと勝手に悪者にされ、イメージが悪化するからで…
◯数より質 フォロワー数は、「突き付けられる銃口の数」 というネット格言があります。 SNSでは、ある人数以上では、 フレンドリーな人よりもアンチな人が増えてしまうのです。 100人のうち、2人くらいのファンがいれば、 充分に思っておくとよいでしょう。 …
<バレーボールネイションズリーグ(VNL)2024福岡大会は、男子日本代表が、ドイツ代表と対戦。3-2(25-22、22-25、25-27、25-23、15-8)で勝利。これで大会通算5勝1敗> よい試合でしたね。サーブで撃破、最初はドイツ、後半は日本。 もう、パリ五輪の出場権…
◯公の論議と個人の感情 ひろゆき氏といえば、「論破」で名をあげました。 論争とは、かつては喧嘩のようなものでした。 対面で話を聞くスタイルとはいえ、 意見の対立を、反駁、説得によって、 自分の考えを通そうとしたのです。 頭から、論破しようとなれば…
◯マイナンバー返納 マイナンバーで、保険証廃止#を強行というのがありました。 保健証代りに資格確認書を作るのなら、今の保険証を廃止しなければよいだけです。 生体認証のないマイナンバーでは、どれだけのミスが起きるか分かりません。 インドでは13億人…
◯デジタル後進国日本のさらなる愚策 <岸田総理大臣は、アップルと会談、来春にマイナンバー#カードの機能をiPhoneに搭載しサービスを利用できるようにすることを確認した。5/30> <デジタル庁は、マイナンバーばかりではなく、行政業務を行うコンピューターシ…
◯エビデンスと経験 客観的な数字などによるエビデンスと 個人の経験とは、まったく異なるものです。 一人ひとりの経験には、リアリティー、真実があります。 それは、その人にとっての正しさに過ぎませんが、 その人にとっては、絶対的なものです。 そのよう…
<バレーボールのネーションズリーグ(VNL)女子予選ラウンド第2週、 中国・マカオで第7戦が行われ、女子日本代表が中国(同6位)を3-1で制した。 世界ランキングは7位に浮上。残り5枚となったパリ切符獲得へ大きく前進した。> 私は、バレーとバスケに注目で…