fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

06.時局・時事・政治・トレンド・データ

ウクライナ危機の収拾 ロシア側からみる

マウリポリを拠点とするウクライナの元極右軍事団体から正規軍となったアゾフ大隊が、ロシア人弾圧をしていたことに、プーチン大統領が怒り、軍事侵攻したということが言われています。もしそうなら、ここの制圧によって、停戦になるかもしれないと思ってい…

多極化する世界と日本

ロシアのプーチン大統領、国連常任理事国が、核で威嚇するのでは、核拡散防止条約の根本理念にも関わるでしょう。 ロシアは、陸で14カ国と国境を接しています。今はウクライナのキエフ公国がロシアの起源とされているのですね。 プーチンは、軍事力に依拠し…

内からの改革 ロシアのジャーナリストの一矢

◯ロシアの綻び ロシアの国営テレビ局で14日、ニュース番組の放送中に女性が乱入、キャスターの背後で「NO WAR」ロシア語で「戦争を止めろ。プロパガンダを信じないで。彼らはあなたに嘘をついている」のメッセージを掲げ、叫びました。 第一チャンネル編集者…

戦争と闘争本能 敵基地攻撃力の保有問題

◯戦争を学ぶ必要性 日本人は、第二次世界大戦で懲りて、「戦争はいけない」で、思考停止、 戦争のことを教えることもなければ、戦争はいけないことなどは誰でも知っているのに、なぜ起きるのかなどのケーススタディーなども学ばされていないわけです。 とは…

ロシア擁護論と独裁 人間社会論

ロシアが悪者となっている世評のなかで、ロシアの言い分を聞くべきだとか、歴史的な経緯とか、これまでの約束事の遵守など、言う人もいます。 争いごとは、お互いに言い分があり、それぞれの正義があるでしょう。 ロシアでは、国営メディアで伝わる情報だけ…

母性と父性  ウクライナの「ひまわり」

ウクライナでは、成人男性は、国に残り防衛する義務が課せられています。別れて避難するのは、女性と子供たちです。 ウクライナ南部のヘルソン州で地元の女性が、ロシア兵に詰め寄る動画がアップされました。2/24。女性は「何をしに来た!」と詰問、「ヒマワ…

オリンピックと政治と戦争 構造問題

北京オリンピックが終わりました。いかがだったでしょうか。東京オリンピックから半年、次は3年後のパリですね。 さて、ウクライナが非常事態宣言を発令しそうです。 国を守るために攻めるというロシア、 日本でも、敵基地攻撃能力の保有をめぐる論議も出て…

民主主義の正体

◯理想主義の限界 理想を語るだけなら、誰もが語れます。 その理想を目指し、多くの人が汗水を流し、試みてきました。その結果、そういう理想は不可能だということを何度も突きつけられてきたのです。 突き付けられた後に同じようなことをそのままに唱えるの…

コロナ禍まん防延長 ファディズム

◯ファディズム 食の分野では、科学が立証した事実に関係なく、食物や栄養が健康と病気に与える影響を過大に信じている人たちがいます。フードファディズムといいます。 faddismとは、のめり込み、流行かぶれ、みたいなことでしょうか。 何事も極端となること…

ミャンマーの話 「インパールの戦い」光州事件

昨年2月1日のミャンマーのクーデタからちょうど一年です。 ミャンマーは、軍政の問題、自然災害などで、悲惨な状況に陥っています。 私の知人にもミャンマー人たちと親しくその支援を続けている人がいます。 そういえば、昨年10月末の盧泰愚(ノ・テウ)元大…

日本を動かす者たち

オミクロンの感染はどこまでいくのでしょうか。NHKニュースの朝の街頭インタビューで、「各々があまり出歩かないのが一番かと思います。」と。 大阪なら、「あっ、おれか」と落とすとこですね。 オミクロン情報は、錯綜していて、もはやよく解りません。潜伏…

パワーエリート 権力と資本主義、社会主義 

新宿の高島屋で大黄金展を開催中。 〇パワーエリート 自分の力で変えようとせず、国の力などを使うのが、エリートであり、エリート主義と呼ばれるものの正体です。 最近も真相追求が都合の悪いことであるため、国家賠償することで真相を追求させず揉み消す、…

日本人の行動原理と弱点  紅白歌合戦

紅白、白組トップの郷ひろみ、若かったですね。 66歳!見習わなくては、です。 通算出場回数の多い順に見ると、石川さゆり44、郷ひろみ34、坂本冬美33、天童よしみ26、氷川きよし22、水森かおり19です。 すっかり様変わりしましたね。それにしても大御所とな…

日本の改革と方向性について

岸田政権政策 給付金の問題は、最初から目的と方法、対象設定での詰めの甘さです。いつもながら戦略なくして目先の戦術から始めることの例です。手間を増やして手数がかかるようにし、権限とともに特定の者に利益配分をする、1割が経費になるとは、なんてこ…

考え抜くこと 日本の民主主義

メルケル首相政権の閣僚だったアネッテシャバーンさんは、彼女をこう評しています。 「こうすれば人々の受けがいいからと急いで決めるのではなく考え抜く、 最後まで考える必要がある」(NHK朝のニュース12/7) そういえば、メルケルの基盤が揺らいでのは、難…

弱者への配分とばらまき

共稼ぎと専業主婦家庭の年収の変化は、1980年、600万円対1,100万円が、1995年から2000年にかけて、900万円くらいで均衡して、20年経った2020年には、1,240万円対571万円と大きく逆転しています。つまり地方では、学校の先生同士で結婚すると、かなりの高所得…

昭和レトロ案内 西武園ゆうえんち 映画「悪の華」

西武園ゆうえんちに、行って、昭和レトロの街並みを見てきました。あと、ゴジラ・ザ・ライドで、ゴジラとキングギドラが東京廃墟にするのを上空から急降下で見ました。関東大震災の時、そして大東京大空襲の時、そのようになったのでしょうか。それは次に来…

憲法論議と米軍 法の違い

岸田首相が選挙公約で残したのは、国防費の増加に加えて憲法改正です。これは、衆参両院で3分の2以上の賛成を得て国会発議を行うことが必要です。 憲法改正論者によると、日本国憲法は、GHQに与えられ、国民の主権不在、すでに死文化している、曖昧というこ…

衆院選結果 空気と改革

衆院選では、自民党は261議席、15減でしたが、単独過半数超えました。公明党が32議席、3増で、与党だけで293議席。立憲民主党は96、14減。日本維新の会が4倍近い41で第3党に。国民民主党も11。れいわ新選組が3。社民党は1、NHK党0。で、女性議員は45人、9.6%…

投票所と異界 電子投票 選挙と利権

2002年からの電子投票の流れはうまくいかずに取りやめが相次いでいます。この国のデジタル化の流れは、官公庁の相次ぐ不手際で、みずほ銀行もですが、到底、信用できなく、個人情報を出すのも恐いくらいです。マイナンバー普及を言う前に、もう必要な情報は…

自分ファーストと構造的劣化 選挙前前日

私たちの時代は、科学などによる行き過ぎた万能主義が壊れて、人それぞれにいろんなものの見方があることを知り、また民族、国家によっても違うようなことから、それぞれの世界はそれぞれに違うことを認め合おうと動いてきました。 欧米が世界を植民地にして…

総選挙 眞子さま結婚 カムイ伝 フランス大統領選

選挙戦もたけなわ、有力者が応援が来ると警察の警備が厳重になるので、逆によくわかります。巷での人気のバロメーターです。若い芸能人も「選挙に行こうよ」と呼びかけて、とてもよいことです。が、海外のタレントのように、どの候補や党の支持かを表明する…

人が神の国、日本の民主政と忖度犯罪 岸田総選挙戦へ 日本沈没

岸田総理の総裁選挙時の公約と総理大臣としての所信表明演説を比べてみると、内容が大きく変わっています。野党だけでなく与党からもため息が聞こえます。少しは時間を稼げよと。私も何の実績も見ないうちに批判したくないのですが、スタートの日に終わって…

小室圭さんと天皇と人権と憲法問題とアンジェリーナ・ジョリー

アンジェリーナ・ジョリーが新著『Know Your Rights and Claim Them』をアムネスティ・インターナショナルと人権弁護士とのパートナーシップで執筆しました。 「人権を求める闘いの最前線にいる世界中の若者たちから私はとても刺激を受けています。環境保護…

日本の消費者と低迷と岸田政権

消費者としては、どうしても目の前の損得が、生活での中心となります。 日本の主婦の感覚は、1円にシビアであって、本当に日本人らしいと思うのです。 倹約、清貧の精神が、今でも染みついています。美徳でもあります。 生活への補助金が出ても、使わず、貯…

人口でみる人類の繁栄

人類は、紀元0年くらいに2億人、18世紀から増大し、20世紀後半から現在にかけて30億人から77億人に急増しました。 国連の2019年版データブックレットの予測では2050年に97億人、2100年210億人で頭打ちです。 出生児平均寿命は、1990年64.2歳から2019年には72…

トリアージとトロッコ問題、ブラックホークダウン

トリアージの例として、よく使われるのは、トロッコ問題です。暴走するトロッコ、そのまま放っておくと、レール上に犠牲者5人、その前のポイントでレールを切り替えると犠牲者1人、あなたなら、どちらを選ぶのかということです。 日本人は、乗客より歩行者を…

日本の危機

例年、自然災害の発生が相次いでいます。どうみても環境破壊と人災です。 東日本大震災でみたように、土木建設業によるハコモノの復興でどこかが儲けるだけ、 もっとも大切な地元の人々の生活がまだまだ戻っていないのです。 今回のオリンピックでは、その利…

政治家の能力

今の行動は、後日にならないと判断できません。 しかし、その後日を考えて行動しているのかは、大きな違いです。 政治家であれば、そのことが第一に問われることです。 その場しのぎの対応をするのは、政治能力の欠如を示しています。 周りだけでなく、関わ…

「戦後史」

二つの世界大戦では、国家が市場介入し、国民総動員によって中間層が力をつけました。その結果、世界は、一時的に安定しました。 1970年代、新自由主義、市場原理主義、個人の自己決定権が重視されてきます。それに従って、中間層の貧困化が進みます。 現実…