fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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衆院選結果 空気と改革

衆院選では、自民党は261議席、15減でしたが、単独過半数超えました。公明党が32議席、3増で、与党だけで293議席立憲民主党は96、14減。日本維新の会が4倍近い41で第3党に。国民民主党も11。れいわ新選組が3。社民党は1、NHK党0。で、女性議員は45人、9.6%でした。

与党が、絶対安定多数とされる261議席を上回りました。衆院の17の常任委員会の委員長ポストを独占し各委員会で過半数を確保でき、国会を安定的に運営できるということです。また、憲法改正の国会発議に必要な総定数の3分の2にあたる310議席を、改憲側の自民・公明・日本維新の会で確保したのです。

結局、風も吹かず、山も動きませんでした。メディアが予測したのも大きく外れました。問われたのは、自民党よりは立憲民主党だったとは。メディアがあまりに自民激減などと煽ったせいで、風も揺れ戻ったのでしょうか。政権が交代したり、日本が共産主義国家になっては困ると心配した人がいたのでしょうか。中国とロシアの艦隊が応援したのでしょうか。

とにかく、岸田総裁で乗り越えられると見切った自民党の勝利です。これで、今までのやり方が信任を得たと、延長していくことのないように願いたいものです。空気は動いてるようで、なまぬるく澱んでいるようにも思います。根本的な改革を期待するばかりです。

 

空気に支配されていると、頭を切り替え、改革するようなことはできません。その場を支配している空気を消すことや、そこに水を差すことは、とても難しいものです。

それから脱するには、頭で理解に苦しむようなことを身体で理解していく体験を積むとよいでしょう。ロングスタンスで捉えます。感情的になっての刹那主義を排します。

真の改革は、自分の身が入るところ、まわりが身を乗り出すところでしか成り立ちません。

とても、根気がいります。信頼も必要です。

信頼は、生き方をさらけ出すところからでないと得られません。それを支えるのには、強靭な精神と肉体が要ります。それは、毎日の鍛錬から始まります。

自分に檄をとばしましょう。そして、生きていく場、世界をよりよく変えていくのです。