fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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日本の消費者と低迷と岸田政権

消費者としては、どうしても目の前の損得が、生活での中心となります。

日本の主婦の感覚は、1円にシビアであって、本当に日本人らしいと思うのです。

倹約、清貧の精神が、今でも染みついています。美徳でもあります。

生活への補助金が出ても、使わず、貯蓄する人が多いので、経済が、クーポンとかでないと回りません。

そういったこともあり、物価や賃金などもさほど上がらないし上げられない。2パーセント目標の経済成長にもブレーキがかかるのです。規制緩和なども、国民性に合わないのでしょう。

しかし、年収も貯蓄率なども下がり、世界の経済の伸びから相対的に落ちこぼれ、知らずと敗者になっています。他の国が成長して日本が停滞というのは、他の国を日本のように同じ暮らしを持続しているとすると、日本だけ下降し続けているわけです。これが、失われた30年ですが、、これも、失われた10年、失われた20年、とそのまま、数えてきたのです。あとは、失われた40年?50年?戦後、築いた山から谷底まで降りきってしまうのでしょうか。物価も上がりだし、生活苦ともなりつつあります、。

 

岸田首相の所信表明演説には、これまでの首相たちの掲げてきたような規制改革への言及がありません。これが、新自由主義からの脱却ということなのでしょうか。

新しい資本主義というのは、最近の反資本主義みたいな動きに乗せたのでしょうか。何を成長させ、どこから分配なのでしょうか。もう当てにせずに、自ら考え、対策していくことです。