fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

「モチベートがかからない」とか「やる気がでない」という質問をよく受けます。私は、人との出会いや映画、音楽、本などに救われてきました。なかでも、人のことばは、大きな意味をもちました。これからは、そういうことを思い返しながら、生きていくのに基礎となった一般教養や歴史、データなどのピースを散りばめていきます。ご興味があれば、そこからググってください。あなたがこの社会と結びつき、生きていくエネルギーとなるのに、少しでもお役立ちできたらうれしいです。[2021/08]

「戦後史」

二つの世界大戦では、国家が市場介入し、国民総動員によって中間層が力をつけました。その結果、世界は、一時的に安定しました。

1970年代、新自由主義市場原理主義、個人の自己決定権が重視されてきます。それに従って、中間層の貧困化が進みます。

現実否定、国への責任転嫁となり、腐敗、不信、経済危機、経済的不平等が目立ってきます。

グローバル化からナショナリズムの流れが強まります。しかし、そこを徹底して考えようとしないのが、日本人の問題と思うのです。

とはいえ、反知性主義は、知性的、理性的、実証的なものへの反発と捉えられやすいのですが、反権威、民への信頼をも含み、必ずしも知性そのものへの反対ではないといいます。