オミクロンの感染はどこまでいくのでしょうか。NHKニュースの朝の街頭インタビューで、「各々があまり出歩かないのが一番かと思います。」と。
大阪なら、「あっ、おれか」と落とすとこですね。
オミクロン情報は、錯綜していて、もはやよく解りません。潜伏期間が長いとかも。
人類の知性の上を行っているのでしょうね。
自分の免疫力をつけていく、
メンタルとフィジカルの強化あるのみですね。
さて、今の日本を動かすものたちは、一体何なのでしょう。
〇外圧とメディア
日本での大きな変革は、ほぼ外圧によるものです。今でさえ、メディアは、海外から、日本の何々がおかしいと出ると、トップに取り上げます。日本のニュースを差し置いて、アメリカの大したことのない事件やローカルニュースが先に出ることもよくあります。
アメリカの大統領から、ファーストネームで呼ばれるのが、そんなによいことなんでしょうか
第三者委員会、調査委員会などというのは、日本の場合、内輪の仲間で、何らその調査に信頼や結論もないことが、ほとんどです。
〇日本のメディアと匿名
おかしいと思うなら、自社名や自分の名前で意見すればよいのに、日本では署名記事は、まだわずかです。責任をとらなくてすむようにしていますから、全社合意での当たり前なことしか載せられないのです。
〇芸人のコメント
そのくらいのことなら、この情報化社会では、すぐわかることです。議論の場を提供するというメディアならではの役割が果たせていません。
そこで報道番組さえ、意見の言える芸人に奪われているのです。困ったことです。
でもそれもまた本音ではなく、メディアやその後ろにある権力の意向を汲んだものでしょう。
〇一貫性
自分の判断で自分の責任で、自分をさらしてパフォーマンスをするのが芸人です。
そこに一貫性があると、それなりに支持されるようになっていきます。
そういう芸人は、マスメディアに出ません。いや、メディアから駆逐されるのです。
まともな文化人が、CM出演や通販番組を拒むのと同じです。
でも日本の国民は、テレビで出ている人を偉いとか凄いと思うのですね。だから影響力を持ちたい人は、なんでも出るわけです。オリンピック選手も監督も。それがマイナーからメジャーにする広告等となるので業界にはプラスというのもわかりますけど、、。
〇主権者、決定権者、権力者
日本の場合、物事を決めているのは、誰なのでしょうか。政治家でも官僚でも学者でもありません。主体性を持って決める人がいないのです。
それは世論とかメディアといわれることもありますが、それこそあいまいで、責任の所在がないわけです。
それにもかかわらず、お上というのがあって、そこに逆らうと、すべての物事はうまく進まなくなります。いろんな組織が束になって、潰しにかかるのです。
今の日本が自由に意見と言える民主主義の社会と思わされているのは、
そうでない社会でそれを知って暮らす国民よりも、
真実を知らずに踊らされているのに他なりません。
キリスト教の布教に来た宣教師が、この国は泥沼と言ったように、
私たちにとっても、この大地は独り立ちするのを困難にし続けているのです。
(泥沼とは、日本という泥沼の中でいつしか己の信仰をねじ曲げてしまった、という遠藤周作「沈黙」から。ブログに以前、取り上げました)