fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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日本人の行動原理と弱点  紅白歌合戦

紅白、白組トップの郷ひろみ、若かったですね。

66歳!見習わなくては、です。

通算出場回数の多い順に見ると、石川さゆり44、郷ひろみ34、坂本冬美33、天童よしみ26、氷川きよし22、水森かおり19です。

すっかり様変わりしましたね。それにしても大御所となった氷川さんのひばりの歌は、、。

 

ビデオデッキが普及してから紅白を生中継で見なくなりました。カセットテープとVHSテープは、時間をストックする魔法の機器でした。

今のスマホアプリは、流行を隠す魔法の機器のようです。

紅白では、バーチャルな住人たちの代表が、NHKホールにリアルに出てきて、自己紹介みたいな感じですね。

これは、「知らない歌が多くなってきたなあ」と嘆いていた私たちの親世代とのギャップなどからは、想像もできない大きなギャップでしょうね。

「時代に追いつけない」でなくて、「時代が消えちまった」って。

この感想、、なんともいい逃れようのない、己の勉強不足を感じます。

その頭のほうはともかく、『目指せ!郷ひろみ』で、いきたいと思います。

 

〇組織における良心と真理の欠如

日本人には、良心的な人が多いように思われています。落とし物を届けるとか。

ただ、弱いレベルで庶民的、周りを気にして、恥をかかない程度に、です。

一神教の神のような絶対者に対さないため、罪の意識は薄く、自分の本当の良心には従えないのかもしれません。

それは、常に、周り、言うなれば組織に属することでの安全、安心を求めているからでしょう。そこで求められるのは、忠君と自己犠牲、周りとの同調です。

良心を無視しても、会社のため国のために尽くすのです。それで周りの皆に認められるし、なによりも楽なのです。

ここでの良心とは、どちらかというと本心であり、向こうの言葉で言うなら、真理です。

 

周りとの関係がなければ、日本人は、結構、よい人が多いと思いますし、お天道様にも正されていると思います。だからこそ、組織に入ると怖いのでしょう。

 

人間は1人では生きられない、だから群れを組み、どんな動物よりも優位に立つことができたわけです。だからこそ、人間同士も群れで争い、生き残ってきたわけです。

常に争い競うことで生存してきたような人間だからこそ、コロナウィルスを宇宙人と思って団結し、1つの地球を守ることに、全精力をかけていくというのなら意義もあることでしょう。