◯ファディズム
食の分野では、科学が立証した事実に関係なく、食物や栄養が健康と病気に与える影響を過大に信じている人たちがいます。フードファディズムといいます。
faddismとは、のめり込み、流行かぶれ、みたいなことでしょうか。
何事も極端となることには注意しましょう。
◯まん延防止等重点措置の期間延長
まん防が、3月6日まで延長されました。
コロナへの対策やワクチンの接種の是非は、遺伝子組み換えなどと同じように、完全に安全というような証明が行われていないし、それだけの年月を経てもいません。
これまでの常識や新たな情報、データを元に考えるのですが、リスクマネジメントとしては、自らの直感に従うしかありません。
自分で決めるか、誰かのアドバイスを信じるのか、です。
それ自体も自らの直感で判断することになります。
私の判断は、いろんな情報やデータに触れながらも、あまり私の見解は変わってないので、同じようなことを述べます。
科学や理論で一面でしか証明されていないようなことを、全面的に真に受けるのは危険なことです。ネズミのデータが、必ずしも人に当てはまらないのと同じように、海外の人たちのデータでは日本人と同じとはいえないのです。また、これまで国も企業も真実を隠したり、なかなか認めなかったりしてきた事実、および、その事情もあるのです。
もし科学的にみるというのであれば、海外ほど、また、デルタ株ほど、感染が重症化してないところで、オミクロン株に対し、そのまま情報を鵜呑みにしてはいけないという分別は働くでしょう。
いつもながらの日本政府の優柔不断ないい加減さ、甘さは、今回のコロナ禍に限っては、ですが、日本人にはよいほうに出ているのかもしれません。
◯マスク着用拒否問題
航空機内でマスク着用を拒否した、広島呉市議は、結局、降ろされ、出発が70分遅れたそうです。マスク着用の弊害についての講演で、北海道を訪れていた議員で、強制でなくお願いであれば従わない、強制なら憲法違反、人権侵害と、いう考えで、自分の意見を主張する、まるでどこかの外国人のようです。憲法?は関係ない!
エアドゥには、航空法の安全阻害行為、他の客への不快感や迷惑を理由に拒否られたんですね。なかなか漠然とした規定で、結局は、乗務員の判断によるわけです。タクシーならともかく、航空機ですから現場優先であるべきでしょう。
コロナ禍自体を認めないのがポリシーとなっている人なので、機内に入ったら航空会社の対応が変わったのもクレームにもなったのでしょう。他の航空会社では着用拒否を許されたそうですし。
複雑でデリケートな問題です。
彼を非難するのでなく、論じたり考えを深めたりしておくことが大切だと思います。
まずは、持病などでマスクできない事情のある人がいることは忘れずにいましょう。
私は、マスクや話さないことの弊害を強く感じる立場にいますので、
誰もまわりにいないところでは、車の運転や歩行時など、マスクを外すか鼻は出して、呼吸を深くすることにしています。常時着用に慣れるのは、心身の健康上、よくありません。
〇社会とルール
一人ひとりが大切であり、権利を主張できる、
ゆえに相手も同じように大切です。
そうして社会ができているから、ルールを守るのです。
ではルールとは何か、また、ルールよりも大切なものもあります。
なかなか難しいですね。