新宿の高島屋で大黄金展を開催中。
〇パワーエリート
自分の力で変えようとせず、国の力などを使うのが、エリートであり、エリート主義と呼ばれるものの正体です。
最近も真相追求が都合の悪いことであるため、国家賠償することで真相を追求させず揉み消す、ことが堂々と行われましたね。トカゲの尻尾切りのように、関係者の誰かが追い詰められ、責任を負って自殺して、うやむやと言う、そんなことが、現在でも繰り返されているわけです。
そして、政治家やそれに忖度した組織は、自らを守りだれも本当の責任を負うことがないのです。
独裁とは、その地位にいるうちは、相手を殺しても罪に問われない権力ですが、どこかの官僚制度も組織として似たような体制となっています、
第三者がチェックするような機能が働かないのです。そこには外部がないのです。
となると、権力者もその地位に固執せざるをえません。権力を失うとしっぺ返しを食うからです。
しかし、権力を個人でなく国家がもつとよい、ともならないのですね。
いつしれず、それは管理された強制労働になります。すると、人々は働くふりをするのです。つまり、国に寄生してしまうのです。
それでもアラブ諸国のように、原油など他のもので稼げているともつのです。ソ連もオイルショックで延命したといえるからです。
経済的に支えられているものから、人は簡単に抜け出せません。
〇資本主義の誕生
教科書で習ったように、資本主義は、偶然の外部要因から生じたものです。
イギリスで寒冷のため羊毛が必要となり、農地の囲い込みで農民が土地を取り上げられ、労働者となるほか、なくなって、起きたのです。以前述べた意味で、フリーになったわけです。
資本というのは、死なないのです。利己的な遺伝子と同じです。
〇資本主義国の施しと中間層
こうしてみると、社会主義国があったから、資本主義の国々は、労働者革命を恐れて、福祉などに尽力し、格差をなくそうとしていたともいえるでしょう。
決して、倫理観でも心からの弱者への施しゆえなどではなかったのです。
中間層を増やさない限り、社会は安定しないません。
日本もそこは同じ、いや日本こそ、そうでなくてはもっともうまくいかないない国ではないのでしょうか。