◯日本消滅
イーロン・マスク氏が、７日、「いずれ日本は消滅するだろう」とツイートしました。
総務省が発表した2021年の人口推移で人口の減少幅が、前の年より過去最大の約64万人減少し、約1億2550万人となったニュースに反応したものと思われます。
「当たり前のことを言うようだが、出世率が死亡率を超える変化がない限り、日本はいずれ消滅するだろう。それは世界にとって大きな損失となる」と。
あたりまえのことですね。なのに、「日本消滅」でバズるとは、、。
人口減は日本だけでない、でも人口減よりも日本が滅びるリスクが大きくなりつつあるのは確かではないでしょうか。地震、噴火、津波のような災害か、戦争のような軍事によるのか、原発とか核兵器なのか、わかりませんが。
◯映画「日本沈没」2006
映画「日本沈没」の新ヴァージョン2006年版では、日本が沈没するとき、政府が難民受入交渉として、国外に退去する人を受け入れる条件に、日本の大企業の経営権を取引材料にしていて、生々しかったです。所詮、経済、つまり、金が決め手なのですね。金持ちはその前に海外に逃亡してるし。原作や前作では、世界中が日本人の救出に全力を尽くすのですが、もうそんな時代でないのだと。
セレブは、国籍や住居を他の国にも持っています。
愛国心をもつ教育が抜き取られて75年、アメリカにとっての日本など、ＥＵにとってのウクライナくらいのものでしょう。日本は、ロシア、中国、北朝鮮に囲まれ、アメリカとの間にあるのですから、主戦場でしょう。
日本が沖縄、北海道を切り捨てる日がくるかもしれません。
なんせ、ゼレンスキーがいないし、もし出てきても困るのではないでしょうか。
少し煽りすぎました、、。
◯日本の情報が偏る理由
日本は、国内市場が大きいので、海外のことを知らなくても困ることはありません。今は海外へ出稼ぎに行ったり海外資産を必要とはしないのです。島国と言う地理的条件もあります。
そして、このグローバルな時代において、なお、在留外国人比率が、3%しかありません。外国人に親しくないと言うことです。
日本も、高度経済成長が終わって、ずっと高齢化や少子化問題に直面してきました。どこの先進国でも、グローバル化と緊縮財政で中間層の賃金は下がり、苦しい生活が余儀なくされているのですが。
お上のことを信じ、長いものに巻かれてきたので、リスクマネジメントができません。どうも、大名の時代とさほど変わらないように思うことがあります。
エリートでさえ、自ら起業したり、独自のスキルを身につけて新たな創造活動に踏みださないのです。年功序列に終身雇用制度があり、大会社や役所勤めの方が安定しているからでしょう。
国際的なニュースには、ほとんど関心を持ちません。大新聞やNHKのニュースで報じられることをみると、いかに私たちが身の回りのことにしか興味がないのかわかります。もう中身の半分は、ニュースでは、なくなっています。
日本人には、インフルエンサーのマーケティングが、とても効きやすいそうです。オレオレ詐欺も未だ、後を絶ちません。人を疑わないのは、日本人のいいところなのですが。
言われたことを守るのがよいことで、自分の意見を主張することが歓迎されません。情報や見聞きしたものを疑わず、その必要性も感じず、そのための教育もないからです。フェイクニュースとまとめサイトの違いもよくわかっていないように思います。
でも、今は学ぶ気になれば、いくらでも学べるので、もう、これらは本人の問題です。
