fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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戦略を練る ミスと失敗

選挙が終わり、いろんな分析が行われているようです。高齢者と女性は、反自民、40代までの若者は自民支持なのですね。戦略なくして戦術ばかりに囚われ、政策でなくして政局ばかりであたふたしてるようななかでの、分析などもあまり意味のないようにさえ思えてきます。分配よりも成長への戦略を本気で立てていきましょう。

 

戦略というのは、対象を把握して、目的を定めることから練るのです。まず、理想となるヴィジョンをしっかりと見据えます。教育、観光、環境、、、日本の生き残る道は?

それには、世の中と歴史を学び、人心をつかむ必要があります。仕事であれば、自分の強みと、市場や業界を徹底して知ることです。

 

今日は、ミスと言うことについて述べたいと思います。仕事上の失敗の大半は、指示の聞き方から生じます。きちんと記録しましょう。

ミスをしないように努めることは、責任の一つです。ミスを隠蔽したり何も対処しないと、そのミスを犯す以上の大きなミスを犯すこととなります。これこそが、最大のミスとなります。報告が必要なのは、報告した時点で、上司とは、共同責任者となります。あるいは、上司に責任を渡すことになります。それは部下が、かばうことではないのです。忖度は、日本のよくも悪くも文化ですが、仕事と割り切ることも必要です。

誰でもミスはおかすことはあるのです。何よりも同じミスを犯すことを絶対に防がなくてはなりません。1度目のミスは許されても、2度目のミスは許されないと思うべきです。2度目から本当のミスなのです。1度目のミスをきちんと分析して対策を練っておけば、似たようなことが起きたときにも対処できます。

個人の能力の違いは、1つの経験をどこまで活かせるかによると思います。10から1も学べない人もいれば、1から100を学べる人もいます。1回で学べないことを10回繰り返して学んだら、次には、5回で学び、その次には1回で学べるようにしていくのが、学びのなかで学んでいくことです。一見、違うように見える現象を、関連づけて考える力というのが必要になってくるのです。そういう点でも、このブログも参考にしてみてください。

犯したミスは、その結果で終わらせるのでなく、次の行動によって、最小限の損害に抑えなければいけません。そこで大チャンスにできたのなら、ミスはミスでなく、成功のプロセスに変わるのです。ありふれた言葉ですが、失敗は成功の母、成功するまで続けると。失敗はないのです。