fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

「モチベートがかからない」とか「やる気がでない」という質問をよく受けます。私は、人との出会いや映画、音楽、本などに救われてきました。なかでも、人のことばは、大きな意味をもちました。これからは、そういうことを思い返しながら、生きていくのに基礎となった一般教養や歴史、データなどのピースを散りばめていきます。ご興味があれば、そこからググってください。あなたがこの社会と結びつき、生きていくエネルギーとなるのに、少しでもお役立ちできたらうれしいです。[2021/08]

06.時局・時事・政治・トレンド・データ

首相爆殺未遂事件

しばらく関西、廻っています。 で、和歌山で衆院補選の応援演説に訪れた岸田文雄首相に爆発物が投げ入れられた事件、漁師らがとりおさえたようですが。 犯人が本気で、首相を殺害しようとしたのかは、疑問です。 あの爆弾は、ピンポイント狙い、大勢を巻き込…

黒田総裁の10年 どう変わった

◯黒田総裁退任 2013年に就任した黒田総裁、異次元の金融緩和という言葉を使い、量的にはジャボジャボと市場に介入、竹中平蔵氏以来の、日本の政策のどんでん返しを演出しました。 国債買いまくり、963兆円、含み損8兆円(2022/12) 「負の遺産と思っていない」…

岸田政権の外交

◯岸田政権の動き 総理が自ら、いろいろとポジティブに動いたり、強く発言するようになると、支持率#が簡単に上がってしまう日本です。 あまりに国民のレベルが、といっても、 アメリカなども9.11直後など、イラク戦争に全国民ほぼ一致して一気に戦争に傾向き…

首相の聞く力と世襲の限界 大江健三郎氏死去

大江健三郎氏死去。また、後日。 <基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出され、公衆浴場法違反(虚偽報告)容疑の「二日市温泉 大丸別荘」の前社長が自殺。> 元気そうだったのに、老舗の重圧、先代と同じことを世襲してきたことで、、。 ◯世襲の害、岸田…

政治主導 3・11から12年 WBC韓国撃破

侍ジャパンは、WBC1次ラウンド第2戦で韓国と対戦。13安打13得点で大勝しました。 ◯3・11原発事故から12年 福島原発事故は、原発炉のリスクなどでの大きな警告でもあったはずなのに。これからも地震、津波、富士山の噴火もありえるのに、首都機能の分散など抜…

議会民主主義 WBC中国に快勝

◯WBC初戦中国戦 <侍ジャパンはWBC1次ラウンドの初戦で中国代表と対戦し8ー1で勝利。3大会ぶりの“世界一奪還”に向け白星発進となった。先発の大谷翔平が最速160キロをマークするなど4回49球を投げ、被安打1の無失点、奪三振5の力投。打撃ではチームで今大会初…

ガーシー、高市早苗議員 どうする家康

◯どうするガーシー 高市早苗議員、NHK党のガーシー議員の言動が物議を醸していますね。 <ガーシー議員は、昨年7月の参院選で当選を果たしたものの、ドバイに滞在し一度も国会に登院していない。参議院本会議で、“議場での陳謝”を科す懲罰が決定。本会議は3月…

談合、癒着の団子状態  映画「ブラックボックス」

◯映画『ブラックボックス:音声分析捜査』# 航空機が墜落すると、必ずヴォイスレコーダーというのが、焦点になってきます。フランスでヒットしたというのもあって、観ました。音声分析というよりは、ミステリーですね。大企業の不正問題、キーマンが、妻に友…

森田実さん逝去

政治評論家の森田実氏が亡くなりました。何冊か読んだことがあります。全て、賛同するわけではありませんが、私のスタンスと7割方、似ているように思っていました。 政治家たちを応援しては裏切られ、期待しては失望しての人生だったのではないでしょうか。…

三島由紀夫と自衛隊

◯アメリカの傭兵日本 三島由紀夫は、「アメリカは、真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを喜ばないのは自明である。自主性を回復せねば、自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終わるであろう。」 と述べていました。 そして、割腹自殺の前に、バルコ…

アメリカの飼い犬 日米地位協定

続きです。 ◯アメリカのポチから闘犬に いまさらですが、どちらにしろ、日本がアメリカの飼い犬であることには変わりありません。 自分の国を守るために、少しの犠牲も払いたくないとなると、沈没していくだけです。 そもそも、アメリカ人が、国内で悪さをし…

防衛3文書 さらなるアメリカの属国化

岸田首相は、記者会見で「現在の自衛隊の能力で日本に対する脅威を抑止し国を守り抜けるのか。十分ではない」と語りました。1/16 <政府は、国家安全保障戦略など新たな防衛3文書を閣議決定、相手のミサイル発射拠点をたたく「反撃能力」を保有し、防衛費を国…

世界の動向と日本

◯昭和には戻れない 昭和の頃をよかったとか、戻りたいとか、日本の停滞に対して、過去を美化することは、意味がありません。ひどいことも多かったし、見えなかったし、一言でいうと、若かったのです。 日本での家族主義がうまくいったのは、寿命が今ほど長く…

社会は計画通りにならない

◯実現しない理想社会 なぜ、「皆が働き、その富を均等に分け合い、平等に暮らす」という理想が、実現しないのでしょうか。それどころか、それをめざした多くの社会は、独裁体制の監視社会になり、自由を制限するようになったわけです。一時的に理想が実現で…

今年の政局と日本の先行きのヒント

◯日本人の自立心の喪失 一年を振り返ると、安倍内閣では、外交はともかく、内政面では、モリカケ、桜、東北新社など、まるで独裁政権のように、権力を私物化し、身内優遇がはびこりました。 国会もマスコミも私たちも、おかしなこと、間違っていることを正せ…

日本の改革 選挙区制度 マイナカード

衆院小選挙区改革実施で10増10減、また都市の票が増えます。もう議席減らせよ! ◯選挙区制度と政治家と官僚 優秀な人材が、政治家になることが、早急の課題です。小選挙区制度#は、1つの選挙区で1人しか公認されません。結果として、忖度する人が出世するの…

アメリカと日本の防衛 ワールドカップ決勝

ワールドカップ決勝、名勝負、しっかりと観ました。 二人のスーパースターは、フル出場の後でも、PKも決める、神がかり的なプレイで切り込み、パスもシュートも的確、ただ、ただ、すごいなあ、脱帽。 一方で、 ウクライナがロシアに敵基地攻撃をしたことで、…

日本の防衛問題

◯日本の防衛力増強 防衛費増強とその費用負担に関する論議で、いろいろとややこしい状況です。 誰の利益になるのか、誰が動かしているのかは、繰り返しません。 ただ、一所懸命になるほど、矛盾した方策となり、根本的な問題が見逃され、帳尻合わせで繕われ…

ネットと論争 宮台さん、テロと旧統一教会

真珠湾攻撃から、81年です。 宮台さん、回復したようでよかったです。 「(犯人が)暴力で表現を何かしようとしたか分からないが、効果としては表現をふさぐ機能を果たす」と分析したそうです。 確かに、重症を負わせたら、活動はできなくなります。死んでし…

声出し応援 紅白歌合戦 タクシー料金、ドーハ、諸々

明日から、サッカーのワールドカップ始まりますね。 ドーハの悲劇から、もう29年、サッカーは、その後国際レベルで戦えるように成長しましたね。今回は、さすがに厳しそうですが、楽しみです。 #ドーハの悲劇 1993年10月28日、カタールの首都・ドーハのアル…

不祥事、不手際のオンパレード イグイノックス制覇

◯天皇賞と北島三郎さん <G1天皇賞・秋(東京芝2000メートル)は、イクイノックス#が制し、G1初制覇。1分57秒5> キタサンブラックのお子さん、つまり、産駒です。 で、歌手の北島三郎さん86歳、車いすですが、お元気です。 今年は、デビュー60周年、引退していません。 #equinox 昼夜平分時、春分、秋分、昼と夜の長さがほぼ等しくなる時。 </g1天皇賞・秋(東京芝2000メートル)は、イクイノックス#が制し、g1初制覇。1分57秒5>…

民主主義と情報管理

◯政治と民主主義 今や、権力を持った人が、私たちのためでなく自分たちによいと思って、政策を行うことが多いです。ですから、その政策の多くは、私たちによいことではありません。発案時は、私たちのためのようでも、実行までのプロセスで、変わっていくの…

国葬 追悼の辞 あれから

国葬、無事終わりましたね。 私の友人には参列した人もデモに行った人もいます。(なんせ私は産経と週刊金曜日を続けて読んでいるのですから) 岸田さんにはレストランで、3メートルまで接近したことがあります。外務大臣、5年以上前かしら。(^^) 安倍さんは熱…

還元主義 原発再稼働

原発再稼働問題、間に合わせに使い、後は廃棄、新設までは、、というのが、一般的な意見なのでしょうね。再生エネルギーが、担えたらのことですが。 EUでは、対露制裁で石油ガスや石炭が入らず、自然エネルギーだけでは経済破綻しかねないでしょう。いつしれ…

政教分離と広告灯

◯旧統一教会と政治家 岸田政権、支持率低下。安倍晋三氏への凶弾後、政治家の教団との関わりへの不平も一因でした。「わかりませんでした」「知りませんでした」「関わってしまっていました」、、政府は、「議員自らが説明責任を果たすべき」と、いつものよ…

ボーダーレスと可能性 宗教から政治

昨日の「トップガン〜群れとゾーン」の続き、のつもりです。 ◯勝てない相手 例えば、学業とかスポーツでも、自分が死ぬほど努力をしても勝てない相手というのがいます。いや、誰にでも勝てるという人は、ほんの一握りでしょう。 ですが、どんなに不可能なこ…

戦後77年 たまたまの平和のストーリー再編を

◯沈黙 戦争について、日本人には、あまりに悲惨だったため、多くの軍人は、戦後、語りませんでした。亡くなってから、日記などで本音がわかることもあるようです。 先日、TV番組で、中島飛行機の大型爆撃機「富嶽」計画で、 コメンテーターが「戦後の平和利…

無差別殺人と死刑

この前、キョンを解剖した話を載せましたが、八丈島にキョンを見に行ったことがあります。キョンキョンでなくキョンですー 「八丈島のきょん!」というと、「死刑!」「あふりか象が好きっ!」の「がきデカ」のこまわり君でした。 ギャグから、一転、暗い話です…

日本的慣習の根回し トラコ

◯「家庭教師のトラコ」の2回目(7/27) 橋本愛さんのせりふ、(私には嫌いな言葉が3つある。) 1つ目が、「分かんない」でしたが、二つ目は、「しょうがない」でした。 <しょうがないというのは、頭ではわかってるけど、現実考えたらこうするしかないでしょうと…

分配と成長 ゼロサム社会

IMFのゲオルギエバ専務理事が日本について、「男女賃金格差の25パーセントの差をなくしたら、女性のポケットマネーが増え、インフレ圧力にもなるだろう」と言いました。(WBS7/20) 女性の賃金は、男性と同じにするべきで、こうした差別はあってはならないこと…