fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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原発処理水 台湾有事 政治家のズレ

原発処理水問題

<野村哲郎農林水産大臣は記者会見で、中国が日本産水産物を全面的に輸入停止すると表明したことについて、「たいへん驚いた。まったく想定していなかった」>8/25    

<福島第一原発の処理水をめぐり、処理水#を「汚染水」と発言>。8/31

一言の失言で撤回したことをあげつらうつもりはありません。

今のところ、この件は、風評被害であるのは、明らかですが、外務省も大使館もPR不足。

まして、大臣が、これでは、先行き、危ぶまれます。

処理水については、100%信じているわけではないし、今後のことも心配していますが、今のところ、日本の海産物の消費にできるだけ、協力したく思います。

 

◯台湾有事と防衛力行使

<台湾訪問の自民党 麻生太郎 副総裁は「戦う覚悟です。お金をかけて『防衛力』持っているだけではダメなんだ。台湾海峡の安定のために、それ(防衛力)を使うという意思、 明確な意思を相手に伝えて、それが『抑止力』になる」8/8>

ものの言えない岸田総理に変わってか、麻生氏が踏み込んで、台湾有事に日本は戦争するような発言でした。

防衛力を他の国、国として日本が認めていないところに使うとしたら、防衛と言えるのか、守るために、という名目で、周辺にまで攻め込んで、戦争になるのは、世の常です。

バイデン大統領がロシアに「ウクライナには派遣(軍事介入)しない」と言ったことでも念頭にあったのでしょうか。

日本の発言力は、国際的に信用されていない、その流れが強まるだけで、逆効果でしょう。

 

 

#処理水

<ジョージ・ワシントン大学のエネルギー・環境関連法の専門家、エミリー・ハモンド教授は、「放射性核種(トリチウムなど)が難しいのは、科学が完全に答えることができない問題を提示するからだ。つまり、非常に低いレベルでの被曝において、何が『安全』と言えるのかという問題だ」

「私たちは、たとえ基準が守られたからといって、その決定に起因する環境や人体への影響が『ゼロ』になるわけではないと、それを認めつつも、IAEAの活動を大いに信頼することができる」

全米海洋研究所協会は2022年12月、日本のデータに納得していないとの声明を出した

ハワイ大学海洋学者ロバート・リッチモンド氏はBBCの取材に対し、「放射性物や生態系に関する影響評価が不十分で、日本は水や堆積物、生物に入り込むものを検出できないのではないかと、とても懸念している。もし検出しても、それを除去することはできない。BBCニュース>