fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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アメリカの支配と日本の従属、親米、依存の流れ

◯対米従属

安倍政権の政策からは、アーミテージレポートの引き写しになっていると言うのは、以前、国会で山本太郎議員が言った通りでしょう。

アメリカに田中角栄元首相が潰されたので、日本は、外交でなく経済のほうに専念したわけです。しかし、大平首相以降、中曽根内閣からは。建前で対米従属を見せながら、対米自立していこうというような気概がなくなっていったのです。

そこまでの流れのおさらいです。

 

◯対米依存まで

明治維新前には、300の藩があって、それぞれに自給自足、独自の文化を持ち、方言を話していました。それが欧米の圧力で開国となり、日本という国家としての統合がなされました。

豊臣秀吉の全国統一と異なり、日本のためにと言う大義で、天皇中心にまとまったのです。

ですから、それをアジアに対しても可能と考えてもおかしくありません。

しかし、アジアの統合は、なしえませんでした。

そして、第二次世界大戦の後は、冷戦構造下で、アメリカ帝国主義の手先となり、ソ連、その後、中国と対立していきます。アメリカに一方的に依存するだけになっていたのです。

 

◯反米から親米に

1970年代の中頃からは、反米などと、言わなくなって、アメリカの文化の消費に、日本人は走ったわけです。世界中で戦争を起こしまくって、人を殺しまくってるアメリカを見ないで、ディズニーランドとハリウッド映画を楽しんできたわけです。