続きです。
◯多様性を容認する民主主義
対立する意見が組織内にあることは、ライバル関係で磨かれるのと同じで、活性化するものです。常に問われるし答えを出そうとして考えざるを得ないからです。
◯市民社会の幼稚化
自分たちがエゴイスティックに利益を求めるのと、その1部を公にゆだねて共同体を保つと、どちらがよいかと言うことで、
公を尊重して、市民社会が形成されてきたわけです。
なのに、民が幼稚化してしまうと、こうした社会はうまく機能しなくなってきます。
◯首相秘書官の長男
<岸田総理は、長男で総理秘書官を務める翔太郎氏が、総理公邸で忘年会を開いたことを週刊誌で報じられたことについて、
「適切さを欠くものであり、国民の皆さんの不信を買うようなことであるならば、誠に遺憾である」「私から本人に対して厳しく注意を行った。緊張感をもって対応してもらいたい」と語りました。>
「不適切でした」でいいのに。
子が子なら親も親。親として謝罪するものではないが、秘書官にあるまじき行動。
というか、任命責任者として謝罪もなく、
「国民の皆さんの不信を買うようなことであるならば」
などという新たなフレーズで、遺憾砲を放つだけなのでした。
なぜ、突っ込まない、ポーズだけの野党もマスコミも。
こんなことで不信を買っているだけではないのですが。