◯政局とバラマキ
解散選挙棚上げ、総裁選へ、
年末に向かい、世界的に来年の政局が、絡みつつあります。
バイデン政権でさらに200兆円の大量のばらまきです。
インフレは進んでも、大変、さほど混乱していません。
それに比べて、日本は、10万円を1度だけ配っただけ。
来年の減税で、4万円、
給付金の7万円は、大体が高齢者の補助に充てられるのです。
◯民営化できないもの
もとより、政府や自治体が行うべき事業は、民間がやっても儲からないものです。
だからこそ、税金を注ぎ込むのでしょう。
そういったものを民間に委託してしまうとどうなるのか、
効率化という名のもと、必要なものまでなくなってしまうわけです。
◯通信の民営化 NTT株
政府が保有するNTT株の売却が、防衛費増額の財源確保の一つとして提案されています。
通信は、競争がもっとも厳しい分野ですが、今やもっとも重要なインフラでもあります。
慎重に扱って欲しいものです。
<NTTは、1985年に民営化で発足、政府が株式の3分の1以上を保有することが定められている。3月末時点の政府の保有割合は34・25%(4・7兆円相当)。国が「拒否権」を持つことで、NTTが競争を妨げないよう規制をかけたり、サービス網を維持したりする。ちなみに日本郵政や日本たばこ産業(JT)の株式も、政府が3分の1以上を保有する。>