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日本の司法の問題/「アングリー」ローリング・ストーンズ

ザ・ローリング・ストーンズの新曲「アングリー」

フジテレビの連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』の主題歌に使われています。

<ザ・ローリング・ストーンズ、新曲「アングリー」が絶好調。3年前の新曲の再生回数を3日で更新。ザ・ローリング・ストーンズが、18年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』のリリースと先行シングル「アングリー」を発表したが、全世界で話題となっている。10/20発売。>
うーむ、確かな力。

 

で、怒っているわけでないけど、、、

2件、問題提起しておきます。

 

人質司法 角川歴彦氏の勾留

<日本の検察の取調手法は、証拠よりも自白に偏重していると言われる。その最大の武器が、逮捕・起訴した相手を長期間にわたって勾留する“人質司法”だ。

刑事訴訟法では、起訴後の勾留期間は原則2カ月とされる。だが特に継続の必要がある場合、検察官の勾留延長請求を裁判所が認めれば、1カ月ごとに勾留を更新できる。>


角川氏の言うことでは、

「昨年9月、東京地検特捜部に逮捕されて以降、身柄を拘束された期間は、通算で226日間に及んだ。保釈請求がなかなか通らなかった理由は、「逃亡や証拠隠滅の可能性がある」ということだった。

私は高齢で持病もある。顔も知られている。現実的に逃亡することが有り得るだろうか。また私が会社の関係者に働きかける可能性があるとするならば、保釈条件にそれを禁ずる旨を記載すればいいだけの話だ。

ではなぜ保釈が認められなかったのかというと、その背景には、一貫して容疑を全面的に否認したことがあると私は見ている。」

<体調が悪化してもすぐに入院することができず、角川氏は2020年12月、心臓大動脈瘤の手術を行っている。不整脈や心房細動などの持病もあり、1日に十数錠も薬を飲まなければならなかった。それゆえ長期間の勾留には耐えられない旨を、保釈請求の際の理由に記したが、それでも保釈は認められなかった。

体重はみるみる落ち、体調も次第に悪化していった。そして逮捕から5カ月が過ぎた2月19日のことだ。弁護士の接見の際、一時的に気を失った。後から聞いたところによると、途中から話しかけても反応しなくなり、ぐったりして涎と鼻水を垂らしていたという。

勾留の執行停止を申し立てて、慶應病院に入院できたのは3月1日。診断結果は、一過性意識消失、肺炎、心房粗細動、薬剤性肝炎だった。入院中には39度の高熱も出た。拘置所に戻ったのは13日後である。(文春オンライン 10/9編纂)>

 

ジャニーズ事務所による「訴訟を濫用した報道への威嚇」がなぜ問われないのか…

日本の司法界の死角、世界では大問題に

<ジャニー喜多川の性加害をメディアが取り上げてこなかった問題は深刻だ。ジャニーズ事務所「外部専門家による再発防止特別チーム」の調査報告書は性加害の「背景」として「マスメディアの沈黙」を挙げた。報道に関わる者なら真剣に受け止め、自問し是正しなければならない。だが、前検事総長で弁護士の林眞琴が指揮した同チームの報告書には「死角」がある。

報道の沈黙に司法界が果たした役割だ。名誉毀損訴訟を起こされ、ダメージを受けかねないとの不安が、メディアを鈍らせた面はなかったか——

実はこれは、世界中で「リーガル・スレット(法的威嚇)」と呼ばれ議論される問題だ。誤った報道の被害者を助ける名誉毀損訴訟なのに、メディアの正当な活動を止める悪用が各国ではびこっているのだ。

この1年間でもユネスコ国際連合教育科学文化機関)や、米コロンビア大学の研究組織が報道への法的威嚇に対処するよう呼び掛ける報告書を出したが、日本の議論は低調。特別チームの報告書も、性加害を報じた週刊文春に対するジャニーズの訴訟のもたらした影響には触れなかった。(スローニュース ジャーナリスト 澤康臣9/25)>

 

 

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