fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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日本の大学とファンド

◯時代と言葉

坂本九さんの「上を向いて歩こう」が、初のアメリカのビルボード誌週間ランキングで1位になって、ちょうど60年。6/15から、3週間キープです。

そういえば、先日、ある番組で、「かつて、エイプリルフールを、4月馬鹿と言っていた」と出たところ、ほとんどのゲストが笑っていました、志らくさんが「使っていた」と1人、抗弁していました。

また、別の番組で、T字路のことを「テイジロ」と言った地元の人の言い方をロケの出演者がいじっていましたが、私はギリギリ、丁字路を知っています。Tも丁も、どちらも使うのです。

Teaを「テー」や「チー」と聞いたら、そうしか言えないと、レクチャーで「発音は聞き取りから」と言う話をしたことを思い出しました。

 

◯大学ファンドでの無駄

大学ファンド10兆円と言う予算割り当てがあります。これはファンドで運用を外部の専門家に任せ、1%手数料が取られます。運用を年間4.38%で計算、手数料を引いて、年間3000億円を運用益として大学に回すというのです。

このパーセンテージで運用できるのなら、社会保障費も年金も、何の心配もいらないとなるはずです。

 

この予算で、世界トップクラスの研究者を獲得したり、スタートアップ企業を作るそうですが、

その願望と試みはわかるのですが、よほど実績のある人がやらない限り、夢の夢、垂れ流しで終わってしまいます。

 

構造的腐敗の上塗り、どこまでダメにしていくのか。

まるで、どこかの王様と貴族たちです。

 

人にも国にも得意不得意、できることとできないことがあります。

自腹を切らず、人の金を使うことばかりを考えてきた人たちの計画が、どのようになるのかは、再三、突きつけられてきたはずです。

日本人が、金融や半導体原子力、その他、これまでずっと失敗をして、なのに、公的機関の組織は、責任も問われず、反省もない、そもそも、責任者がいない。無駄遣いだらけ、垂れ流し、、お仲間の企業へのメリット、そして、ウォール街に吸い取られていくような政策。

それよりは、知識、偏重の教育に偏らない、将来の日本を切り拓ける人材を育てるとか、日本の将来ヴィジョンを、文化、観光、教育、環境など、また、技術の継承やその強みを活かすことに重点をおく方が大切でしょう。