2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧
◯(56)身体と個性 舞踏から演劇、朗読、歌との発展がある一方で、 歌が最初で、そこから言語という流れもあったことでしょう。 歌うのもしゃべるのも身振り手振りも、個性のかたまりです。 そして、それを好んだり嫌ったり、憧れたり、恋したりするのも、 つ…
◯(55)音質への追求 レコードで洋楽を味わっていた日本人が、 CDが出たとき、やたらと、音に文句をつけていたのは、 私には不思議なことでした。 うちのスタジオが、電子ピアノを使っているのを なぜ本格的なことをやっているのに グランドピアノを入れないか…
◯(54)身体と個性 身体は、誰一人同じではありません。 声も違う。 でも、個性、個人を超えたところに 舞い降りてくるものがあり、 それが普遍性を勝ち得るのです。 時空を超えて、伝わるのです。 その可能性を最大限に高めるのが、 歌、いや、唄芸であり、声…
◯(53)身体での同調効果 噺家の噺も、最初は、意味内容を聞きますが、 通になると、知った噺を噺家の口調や語り、 間やメリハリで聞くのです。 つまり、そうなると、音楽的になるとも言えるのです。 それは、頭でなく、身体です。 いかに、CDでデジタル化され…
◯(52)音楽性と意味内容 他のイベントや映画やドラマ、小説など ストーリーで読ませるものとの違いこそが、 音楽です。 ライブは、イベント性が高いのですが、 リピートによる増幅効果が、音楽の特徴です。 一日中、かけていても、聞き続けられるのです。 聞…
◯アメリカのイラン攻撃 アメリカは機会あれば、いつも爆撃する機会を狙っている、 ほかにもそういう国はあるが、第二次世界大戦以後、 ここまで世界中を呆れさせて、止めることをしない。 今世紀頭、9.11で懲りるどころか、さらに横暴になった。 ただ、自国…
農家を守る、米を守る、と、 米離れ、少食化、少子化、、 日本にとって、食料自給率をあげることと、 米とは切り離してよいと思うのですが、、 伝統文化風土の問題が絡むとややこしいですね。 でも、米以外で生きていける現在、お店は大変ですが、 かつての…
◯(51)周回遅れでガラパゴスからの逆転3 日本人の弱点の声のパワー、インパクトを 個人の肉体改造で乗り越えるのでなく、 歌では、シンセサイザー、テクノ、ラップ、ヴォーカロイドで 克服したともいえます。 なか山きんに君ががんばっても、 向こうのムキム…
◯(50)周回遅れでガラパゴスからの逆転2 かつての北斎、写楽、若冲に匹敵する、 江戸からのジャパニズムに相当すると捉えられなくもないのです。 洋楽離れでなく、そういう区別の解消。 19世紀末を彷彿させます。 JPOPが、まさか世界の潮流にまでいくとは。 …
大谷翔平選手のデットボール後の行動、すごいなあ。 160キロ近いメジャーの投球は、凶器そのもの、日本では乱闘がなくなったが、 アメリカでは、やらねばやられる、チームの覇気も削がれる、両チームの監督も退場処分。 だから、乱闘となると、大谷選手も出…
◯(49)周回遅れでガラパゴスからの逆転 哀愁のメロディでありながら、 どこかしらむこうのサウンドとあわさって、 それまでの日本にはなかった曲調の作品となりました。 ボカロから、米津玄師さんが出ました。 それを聞いて、歌って、つくったところから、 Ad…
◯名門マクドナルド祭2025、日本人ゴスペル優勝の意味するもの <タイムズスクエアで開催された米国最大級のゴスペルの祭典「マクドナルド・ゴスペル・フェスト2025」で日本人歌手『TiA』率いる「サクラ・ジャパニーズ・クワイア(Sakura Japanese Choir)」が…
◯(48)擬似文化で融合していく音楽世界4 元より世界から流行を取り入れ、普及させることに 日本人は優れた能力を継承してきました。 それもそのままでなく、日本流にして。 本は、原語で読まずとも日本語翻訳で 映画は、字幕ばかりでなく吹き替えで 歌も音楽…
オーディオは、生音に対して、バーチャル、 これは英語のvirtual(実質上)と違い、仮想という意味で、ですが、 そうなると、レコード、CDもラジオもストリーミングもダウンロード再生もバーチャル、 それどころか、映画も写真も、絵画も文学も、 文明も文化、…
◯(47)擬似文化で融合していく音楽世界3 ラジオよりレコードが、西洋音楽で芸術音楽、 都会的な喧騒が、日本におけるジャズでした。 それこそ日本人にとって、最初の洋楽だったのです。 輸入レコードは、演奏の代用品などでなく、 日本では、コンサートそのも…
◯(46)擬似文化で融合していく音楽世界2 ジャズもロックもシャンソンも、 現地でいち早くそれに接した、 つまり、一昔前なら、富裕層の子弟でしょうが、 彼らが、プロモートして持ち込んだ、輸入したのです。 そのなかから、音楽評論家などが、 西洋に憧れる…
◯(45)擬似文化で融合していく音楽世界 日本人が、歌に求めるものは、 かつての洋楽ファンのように、 音だけではなかった、のでしょう。 生音での価値は、日本では、特別なものでした。 本場から遠く離れ、来日ミュージシャンに頼るしかない頃、 できるだけ、…
◯(44)統合される音楽、歌、声 コスプレイベント、アニソンライブ、声優アイドル カラオケ、振り付けコピー、コスプレ、 歌も、アニメの世界観で聞くのです。 共感、近さ、生が、魅力でしょうか。 歌い手と身近で会えるし、 個人的な情報も得られるのです。 …
◯『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 眞邊明人さんによる小説。 2021年にサンマーク出版より刊行。 総理大臣が死亡したため、政府がAIとホログラムを使って歴史上の偉人たちを復活させ、 徳川家康を内閣総理大臣とした最強内閣を組閣する。 2024年に映…
私は、相手の声を「ハイ」という一言で、判断して調整するようなことをおこなってきました。そのまま、それが乗り移ったようなエピソードなので、 ここで以前にもとりあげましたが、もう一度、今回のNHKの番組で、引いておきます。 アスリートにとって、音の…
◯(43)カラオケでの推し活 外国人の観光客が日本に来て、カラオケを楽しむのは、定番となりました。 以前と異なるのは、日本の歌を日本語で一人ずつでも歌うことでしょうか。 かつて彼らは皆で歌って楽しんでいたのですから、 そこも日本人化してきています。…
◯(42)外国人が日本語で唱和するJPOP 日本の曲のヒットは、アニメ作品の世界的ヒットを受けて、 主題歌となる音楽との相乗効果 アイドルやアイドルグループ、J-POP、アニメ音楽といった アイドル文化ともいえる日本独自のカルチャーが支持されているのです。 …
◯酒呑童子ビギンズ#にみるクールジャパン これを今更、かこつけるのも変ですが、その後の文化、さらに、日本の漫画、アニメにも、ストレートに影響しています。 ここに映画のように、ビギンズと名づけんのか。 漫画の代表といえば、鳥獣戯画#もこの美術館で…
◯(41)日本の音楽のガラパゴス化 クールジャパンでも、音楽だけでは、ほとんど取り上げられていないのが実情です。 この国では、平成以降も、洋楽の売り上げが、邦楽を上回ったことはないのです。 これは、極めて珍しいことです。 多くの国では、自国のミュー…
いまだに熱狂的な人気を保つ「開運!なんでも鑑定団」 北原照久氏のように昭和のグッズなどを目利きする人、 おもちゃのミュージアムもあります。 全国、こうしたフィジカルは、大人気、 蚤の市も相変わらず、盛んですね。 ◯(40)ファンダム文化「推し」の支…
◯(39)フィジカルメディアの強さ さて、そこには、日本特有のアイドル文化やファンダムがあります。 アイドルグループやアーティストの限定版CDや特典付きアルバムは、 コレクターアイテムとして販売促進に活かされています。 アルバムには、サインや写真、チ…
長嶋茂雄#氏逝去 スーパースター、伝説、シンボル、、。 日本の戦後復興から高度成長期、巨人大鵬玉子焼き# 燃える男、野球に愛された男、ミスター。 野球、いや、スポーツをエンターテイメントに変えました。 「国民的行事」「メークドラマ」など、言動でも…
◯ドラマ「全裸監督」# これは、全16話、なかなかの長編だったのですが、 「全裸監督」 ビニ本からビデオ、そこから衛星放送へ乗り出す村西とおる監督、 早過ぎた?そのために悲惨な結末へ向かっていきます。 この革新児は、常に先を歩んでいたのです。 アイ…
◯(38)ストリーミングサービスの遅れ ストリーミングサービスは、時間や場所に縛られず好きな音楽を自由に楽しめます。日本のストリーミングサービスの普及は、遅いです。早急にデジタルリテラシー向上が問われます。 この音楽配信サービスでは、収益が比例按…
◯JPOPSが世界へ(37) 日本の物神崇拝フェチ3 ストリーミング、サブスクでは、再生回数で売り上げが変わります。 当然、何度も聞かれる音楽が求められるわけです。 何度も聞けることが音楽の特徴でもあるので、そこは相性がよいともいえます。 ドラマや映画は…