fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

「モチベートがかからない」とか「やる気がでない」という質問をよく受けます。私は、人との出会いや映画、音楽、本などに救われてきました。なかでも、人のことばは、大きな意味をもちました。これからは、そういうことを思い返しながら、生きていくのに基礎となった一般教養や歴史、データなどのピースを散りばめていきます。ご興味があれば、そこからググってください。あなたがこの社会と結びつき、生きていくエネルギーとなるのに、少しでもお役立ちできたらうれしいです。[2021/08]

「したたかになった安倍政権」 2013/04/20

 「美しい国日本」よりは「日本を取り戻す」の方が、具体的なように思いますが、「取り戻す」のですから、それは、対外強弁路線、攻めに転じるわけです。武力で叩かれ、経済で叩かれ、文化で叩かれ?(文化は大丈夫か…)「憲法改正」については以前、述べたように、私は条文の保持も改正で決めたらよいのだから、変えるのが改正か改悪かもいつも検討するという意味で改正すべきと思うのです。しかし、日本の憲法制定当時の政治家の頭の方が今の日本の政治家よりも数倍上で、押し付けられたものでありながら、したたかにそれを使ってきたので、今の政治家に変えてほしいとも思えないのです。「国民投票」などにすると民主党のときのような”大統領”を出しかねない日本の国民、マスメディアの、信じられない、むしろ、低能化し、判断を誤り続けているこの国の民力には任せられないのです。現にしたたかに世界中を歴訪する安倍氏朝日新聞までこぞって礼賛しているのは、ジャーナリズムとは何かということでしょうか。

自分の国の自衛権の確立として、アメリカの軍事支配からの脱却はいいとして、アメリカの対中政策からみると、日本が軍備を保ち、中国と独自に対立するのは望ましい面もあるから複雑ですね。