fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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女性の登用 JAL新社長

女性の役職への登用について、日本は国際的に遅れをとっているのですが、

必ずしも皆が社会的な進出、出世をすることがよいこととはいえません。

ただし、自立ということでは、経済的な基盤は必要だと思われるので、

家事労働なども含め、算定していくような方向があってしかるべきでしょう。

ヤングケアラーや老老介護なども、なんであれ、労働していることに対価、報酬があれば、社会は大きく変わるはずです。

がんばっている人が評価されて幸せに暮らせる、

少なくとも、次に可能性を開けるような社会を構築することが望まれるでしょう。

 

なのに、日本の社会の改革の方向は、常に、富んでいる人がさらに富むようにしか考えられない、進められていかないのです。構造の改革には、手がつけられないのです。

 

例えば、女性の社外取締役を増やす、そのことは悪いことではありません。相当、無理をしてでも口火を切ろうとしているのですが、その結果には、呆れるばかりです。

女優、アナウンサー、スポーツ選手、女子マラソンの金メダル選手など、有名人ばかりの名が並びます。そうでなくとも、結局は、企業幹部、経営者、官僚、大学教授、マスコミなどでの同じような著名人の既得権益の上乗せ、

企業からすると、大半は、広報、いや広告料での出費です。

大したこともせずに、年間何百万ですから、まさにコマーシャル代と考えた方がよいようなものです。

そこからすると、次のような生え抜きの人の抜擢こそ、価値があります。

 

 

<日本航空は今の赤坂祐二社長の後任に、客室乗務員出身の鳥取三津子専務を起用する人事を発表しました。ことし4月1日付けで社長に就任する鳥取氏は59歳。1985年に入社し、客室乗務員を長く務め、客室本部長などを経て、現在は専務でグループの最高顧客責任者を務めています。日本の航空大手で女性が社長となるのは初めてです。1/17>

 

<共産党は、党大会で、志位委員長が交代し、新しい委員長に田村智子・政策委員長を起用する人事を発表しました。共産党の委員長に女性が就任するのは初めてです。>

 

 

fukugen.hateblo.jp

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