朝ドラ NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第25週「ズキズキするわ」(第117~121話)の予告が放送、
女優の吉柳咲良が演じる若手歌手、水城アユミが登場。
スズ子(笠置シヅ子)の大ファン、そのモデル美空ひばりを微妙にずらした設定で、世代交代での終幕に、あと二週。
「東京ブギウギ リズムウキウキ
心ズキズキ ワクワク
(作詞:鈴木 勝 作曲:服部 良一)
心ズキズキが、戦後の日本の人々の心を表しているのですね。
で、ワクワク、なわけです。
どん底、あとは這い上がるだけ、の強さです。
◯ブギの女王
「東京5人男」という1945年につくられた映画には、東京の焼け跡が写っています。
GHQ指導に従って企画された第一号で、敗戦マタギと言われる映画です。
並木路子が歌った「りんごの唄」の入った「そよかぜ」の公開が早く、1945年10月11日、こちらが、復興ソング第一号とも。
1947年、日本国憲法と「東京ブギウギ」#
1948年4月、三船敏郎主演の「酔いどれ天使」のなかの「ジャングル・ブギー」は、黒澤明作詞でした。
この年の高額納税者のトップは、作家の吉川英治で250万円、次が笠置で200万円です。
上原謙、原節子ともに130万円、大卒の公務員初任給は3千円。
笠置シヅ子は、カセギスルコといわれました。
笠置は、カサギと読みます。
芸能人トップが、映画スターから、歌謡曲歌手へと移ったのです。
#ブギウギ
<ブギウギのブギは、西アフリカの黒人英語から発生した言葉で、踊るというボギーbogiが語源。ウギは意味がない反復語です。ブギウギは20世紀前半にアメリカで発展したポピュラー音楽のリズムです。>