訪問記録
上野、特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」(国立科学博物館)
麻生台ヒルズ、
アニメーションミュージアムは、企画展、スパイファミリー#の若夫婦のような感じの欧米からの外国人たちだけ、で賑わっていました。
◯話を簡単にしたがる人
なんでも話を簡単にまとめてようとしてしまう人がいます。
「それは、こういうことだ」と、ぶち切るのです。
話を簡単にしようとする人は、こう言います。
「要するにどういうことですか、一言でいってください。」
「あなたはどうしたいのか、代案を出してください。」
話をややこしくすることは、悪いことではありません。
ただし、コロコロと変わるとこんがらがるし、相手にされなくなります。
首尾一貫しているかが問われます。
立場が、変化することもあります。
そうなったなら、それを示しておくことが必要です。
◯頭のよさ
頭が切れるのと頭の容量がでかいことは別です。
頭はよさより、大きさ、あるいは、強さが、重要なのです。
それは、自分の案でも、他人の案も受け入れて、うまく吸収できるようにします。
そうして絶えず自分のスキームをバージョンアップさせる能力です。
そう考えると、一時的には、話を複雑にする方が、自分や皆にプラスになることも多いのです。
なのに、そのときに、異質なものは排除されがちです。
複雑なシステムを管理し制御するには、頭の大きさが必要なのです。
自然のなかにすべての答えがあるとでもいうかのように、
原初の正常状態に戻せば、全てが解決すると信じている人が、ほとんどです。
つまり、差別に結びつきかねません。
なにより、時代に応じて、自分をアップデートできなくなるのです。
#『SPY×FAMILY』(スパイファミリー)遠藤達哉『少年ジャンプ+』(集英社)にて2019年3月25日より隔週月曜更新で連載中。閲覧数・コメント数・発行部数における最高記録を次々と更新。2022年にテレビアニメSeason 1が分割2クールで放送。2023年にはミュージカルの上演が行われたほか、10月よりテレビアニメSeason 2が放送。12月には劇場アニメ『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』が公開。2023年に第52回日本漫画家協会賞コミック部門大賞を受賞。(Wikipedia)>
#特別展「本阿弥光悦の大宇宙」(東京国立博物館 平成館 ~3.10)
< 本阿弥光悦(1558~1637)は戦乱の時代に生き、革新的で傑出した作品を生み出し、後代の日本文化に大きな影響を与えています。光悦の世界は大宇宙(マクロコスモス)のごとく深淵です。光悦自身の手による書や作陶にあらわれた内面世界と、同じ信仰のもとに工匠たちがかかわった蒔絵など同時代の社会状況に応答した造形とを結び付ける糸として、本阿弥家の信仰とともに、当時の法華町衆の社会についても注目します。造形の世界の最新研究と信仰のあり様とを照らしあわせることで、総合的に光悦を見通そうとするものです。「一生涯へつらい候事至てきらひの人」で「異風者」(『本阿弥行状記』)といわれた光悦が、篤い信仰のもと確固とした精神に裏打ちされた美意識によって作り上げた諸芸の優品は、私たちの目にどのように映るのか。紹介いたします。>