◯『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』
毎年恒例、もう25年目、とんねるずの石橋貴明、木梨憲武さんの番組です。
<サッカー対決では、森保ジャパンの海外組、伊東純也や遠藤航。《木梨ジャパン》vs矢部浩之《矢部ジャパン》
バスケットボール対決では、パリ五輪出場を決めた最強の日本代表選手。
ゴルフ対決では、岩井ツインズや山下美夢有、渋野日向子ら女子プロに水谷豊、小栗旬。
リアル野球BANでは、鈴木誠也、近藤健介、原口文仁、杉谷拳士。ホームラン連発。
テニス対決では、国枝慎吾が3年ぶりに登場。グランドスラム2大会連続制覇で史上最年少の17歳で世界ランキング1位となった小田凱人と対戦。
卓球では、現役を引退した石川佳純。>
私たちが、到底不可能ということを特別な条件でクローズアップすることで、
プロの一流の選手の身体能力、特殊専門能力のすごさ、
さらの追い込まれた土壇場での勝負で、運をものにするような場面を
たくさん見てきました。この番組は、その走りです。
小さな的に狙いどおりに1発くらいで決めれるのは、
そういう練習をしたのでなく、
もっと厳しい練習をしてきたということです。
トレーニングの精度が問題なのです。
そういうことを成し得てきたから、一流、トップになれたわけです。
高校生や社会人のプレーでも、すごいと思うことのある私たちにも、
そことの差をわかりやすく見せてくれます。
その裏にどれだけ時間と労力をかけたかも伺えるのです。
本番の勝負どころで、ホームランを打つこと、あるいは、三振をとるようなことが、
どれほどすごいのかを、こうしたアスリートの余興のような番組で学べたのです。
当初は、現役のアスリートがTVに出れるような風潮でなく、
引退した選手が中心でしたが、
今や、第一線のアスリートやオリンピックを狙うような選手が出るのですから、
ありがたいことでもあります。
いっときは、本番控えてバラエティーに出るなどとか、
PRのためにやらざるをえないのかとも思ったのですが、
選手たちにも、よい経験になっているようです。