◯「トップガン」
先日の飲み会で私を除いた全員が「トップガン」を見たと言うことで、観ることにしました。こういうのは、映画館で観る映画です。感想は、一言でいうと、ミッション・インポッシブルだ、前作から、36年経った、私もまだ何者でもなかったときに見ていたのですね。
人生の中で、一仕事、終えて抱きついて祝福し合うようなことが、いつが最後だったのか。
甲子園野球の選手も、36年経てば監督か定年までカウントダウン。
生死を賭けた行動は、最悪の場合の悲しみが強い分、無事なことで最高の悦びになる、感情が大きく揺さぶられる機会です。そういうものが多々ある人生とない人生。
どうでしたか。そして、どう望みますか。
全く関係がない映画「本気のしるし」を思い出しました。<グダグダよりは、イライラを求める人間の業>と7/11に評しました。
◯群れと我欲
人間は、1人で生きているより、群れで生きている方が生き延びる可能性が高いわけですから、群として動くのはよいことでしょう。カップル、家族、コミュニティ、、甲子園球児もトップガンのチームメンバーも。
自分というのは、自分一人で完結して生きたいのですが、非常時においては、自分が生きたいという欲が、自分を危なくするからです。
こういうことは、映画やドラマでは、わがままな行動をする人から殺されたり死んでいくので、よくわかります。そんなふうにはならないと思いつつ、現実に何かことが起きたときに、そのように行動する人は多いのです。
そこで助かるのは、状況をきちんと見極めて、皆から情報を得て、的確な判断をし、行動した人たちです。
◯一体になる
群れとして一体になるのは、人間と、だけに限りません。自分で歩いたり走ったりしていて、ある時、バイクに飛び乗り、発進する。バイクに乗るのは、自分を離れるところでもあるのですが、乗りこなして、バイクと自分が一体になると、風になれる。行動範囲やなし得ることの総力は、格段にアップするのです。
アスリートのゾーン状態のように。トップガンでのF18戦闘機も同じです。