fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

表現、創作、スピーチ、雑談のネタの欲しい人、今の自分と社会・世界を結びつけたい人、考えを深めたい人に

生きること自体が主体性

東京都が、若者向けのコロナワクチン接種会場を渋谷に設置したところ、午前7時半に受付が終了しました。批判を受け、翌日は変更して、現地抽選としたところ、さらなる批判も当然ですが、行くほうも、、です。抽選券を現地で配布するというので、6倍の人が集まって、2度、取りに行くとか。

この行政の予測能力のなさ、発想と実行力の愚かさは何なのか、怒りよりもはや恐怖です。エキストラが並ぶことさえ予期できないのでしょうか。

そもそも、300人とか354人とかに接種する意味は?

何の実験なのでしょうか。最初からオンラインにできたはずでしょう。

 

ついでに、愛知の常滑の野外音楽フェス波物語で批判が溢れています。酒の提供なども。主催者が謝りましたのに、出演者の家族にまで誹謗するのはおかしなことです。私自身は、こうした試みがなくなるのは寂しいので、同業者としてきちんと努力している人たちの怒りもわかりますが、認可手続き、補助金の段階ですでにおかしいと察しています。

抑圧の不満をぶちまける相手を間違えてはなりません。

用心するに越したことはないのは、自分で完結せず他人に害をもたらすウィルスならでは、ですが、あなたが他人を攻撃するなら、同類です。

 

この2ケースの似ている点、違う点、考えてみるとよいでしょう。

 

人間は生きて動く、それだけでなく、自らの動きをつくるのです。そのことで、周りが変わります。これは、どんな生物ももっている力ですが、よりよくすることも、より悪くすることも人間は、そこに大きな力を発揮してしまうのです。

豊かな安心できる世の中もつくれるし、一瞬に滅亡することもできる。

 

閉じこもらず、生きていきましょう。

生きていることだけでも主体的と思ってください。