17日、全国高校野球選手権の第1試合、大阪桐蔭が23年ぶりの降雨コールドゲームで東海大菅生に勝ちました。強豪同士の試合で注目の一戦でもありました。
コロナ禍で出場辞退した学校もあり、世の中、一寸先は闇という、大きな教訓の一つです。
夏の高校野球は、以前より、いろんな問題を抱えてきました。今回はかなり前後の予定がタイトな上、雨天中止が重なり、日程の消化が優先されたように思えます。6回にはもうかなり降っていたようだから 、そこで中止延期にしておけば、野球にならないぬかるみ状態で終わらなくても済んだのにと、素人目に推察しています。
両校名門チームですから、雨での中断も予想し、早めに点をとるようにしていたはずで、これも勝負です。
しかし、高校生に、勝っても喜べないような試合を運営側の事情でさせてはなりません。
野球はサッカーと違って、雨の影響をもろに受けるのですから、例年、高温や雨、台風が来るような状況になって無理がきているのは明らかです。ドーム付きの球場利用など、根本的な改革をできない組織に呆れるだけです。オリンピックについで、兵士を無駄死にさせるような精神主義の大本営は、まだまだ失せないようです。
PS.高野連は19日、ノーゲーム廃止で継続試合を後日、検討と発表。これまでにもできたし、今回、途中からでもできるのではないでしょうか。