fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント

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マイナンバーカードと信用社会

元をただせば、マイナンバーカードは、個人情報カードとして厳重に管理するものと言っていたのです。外にいつも持ち歩くようなものでなかったはずです。

任意加入で始めたはずが、あとからどんどん付け足す、

最初に、その道筋くらい示せないのでしょうか。

 

誰かがきちんと考えていて、最初からいうとまずいから後出しするのは、

どこの国の政府でも、大きな組織でのやり方というものです。

専門家と賢明な為政者が、そうしているのなら、よいと思います。

しかし、今や、本当に考えられていないのではないでしょうか。

賢明どころか、人並みの頭脳も働かせていないのではないですか。

 

そのせいで、言葉、約束、責任や義務ということが、

どんどんと軽く、無意味になっていっています。

つまり、信用できなくなっていく、

それでよいのでしょうか、よいはずがないでしょう。

 

一方で、これだけ、過剰なシステムでの信用社会が急速に進んでいるのに、

かたや、それを担うような人たちの発言の信用は、薄れる一方なのです。

 

たとえば、ソフトの試行錯誤でのヴァージョンアップは、ソフトゆえ、です。

しかし、それが、ハードウェアの誤作動を誘発するとき、

大災害となりかねません。

 

人災といわれるものの多くが、これに当てはまることでしょう。

身近な例、取り上げるとキリがありませんが、続けます。