オリンピック、女子バスケットボール決勝、
一点差でアメリカがフランスに勝ちました。
男子では、グループステージで
日本が残り10秒で4点入れられて延長戦でフランスに逆転負け、
そこまでなら同点可能と証明されたのです。
この試合、最後は、ファールで時間を止める方法が多用されました。
それでフリースローで2点入れられても4点差までは負けない可能性があるからです。
わざとしたファールで有利になるのでは、もうこのルールは、破綻しています。
◯想像力と理性 感情のままの発言は、表現に値しない
私が、いろんなことをしようとするときは、
当然、最初に自分の好き嫌いが出てきますが、
オフィシャルには、それで判断して行動はしません。
よく考えて、
自分の前にいない人、
遠くにいる人や将来、出会う人のことも考えて、対処します。
想像力を駆使するわけです。
つまり、自分の感情とは、別の視野をもって、決めていきます。
それが、理性、いや、理性的判断です。
自分と親しい順に優遇しません。
決まりごとを定め、それに沿って行動しようと努めるのです。
手の届かない遠くの人たち、あるいは、自分の生きていない未来のこと、
そこまで行かなくても、
日本で自分が旅行に行くようなところに住んでいる人とか
孫のように世代の違う、とくにこれからの人たちにとって、
よいのか悪いのかを考えます。
それができない組織や企業が潰れていくのも、
あたりまえのように見てきました。
仲間内だけに気遣いサービスする店やライブ主催者が、
多いのですね。
初めて来た客は、嫌悪感しか持ちません。
リピートしないでしょう。
つまり、自分の身内は、身贔屓でくるのですが、
それ以外に気遣わなければ、先はないのです。
目的が仲間内にサービスする、そうした仲間内で成立する、
なら問題ないのです。それがプライベートということです。
店を通りにオープンしたら、それもまた公ですから、
特別な理由を明示しないで、客を選別できないのです。
もちろん選別しているつもりも公私混同しているつもりもないのでしょう。
でも、オフィシャルということがわかっていないのです。
ただし、絶対的な権力があれば、可能です。
しかし、その根源にあるものは、何か、
そこを勘違いしやすいのです。
これは、以前、独裁者が非暴力で倒される話でも紹介しました。