共感の連載,先月、一巡しましたが、
少し身近な例で続けます。
まあ、人間界には、誘惑が多いものです。
それは、多くの場合、善意の顔で
いい人として近づいてきます。
「それは、違っている」
「そこは、よくない」
「そんなに一所懸命やらないほうがよい」
など。
どこかによくあるであろう
家庭生活、学校生活、社会生活で
よくみられることです。
一所懸命できない人、できなくなった人が、
一所懸命しない仲間づくりに励むからです。
一所懸命していないので、時間ができるからです。
それは、一所懸命しているときよりも、
不快で不安です。
ですから、一所懸命になろうという人を
引きずりこむのです。
自分が安心したいのです。
どこの学校にもクラブにも社会にもいます。
身近な人、親身な人にもいます。
親兄弟や親しい友人にもいるでしょう。
いや、むしろ、親密な人ほど、親身になって
そういうことをいうものでしょう。