◯父性の弱化(13) 戦争と成長
自由と権利の主張、好きなこと、個人的感情の優先、
自分の利益の最大化をもとめ、
国や会社などよりプライベートを優先する。
その結果、今の日本、となりました。
それは、日本の成長を止め、停滞から衰退へと
なっています。
この先の見通しも明るくはないでしょう。
戦後、日本の高度成長は、史的にも奇跡的なことでした。
戦争で破壊されて、根性だけの死に物狂いの若者が残り、
そこに多くの子どもが、生まれたこと。
経済的発展のすべての条件が整わったのです。
日本の復興は、冷戦だけでなく、こうした戦争のおかげなのです。
「戦後80年、日本は戦争しなかった」などというのは、
一面でしかないことをいまさらですが、自覚すべきです。
とはいえ、武力を取り上げられた結果、
精神的な強さも奪われたのです。
経済で自信をもてた裏で、国の根本的な地盤をアメリカに奪われた、
その80年なのです。
無条件降伏した、そのまま、なのです。
北方領土なども奪われた当初は、いつかは、と思っていたのに、
今や、もう手のつけようもないでしょう。
日本が追い出された後、そこで育った住民が容赦するわけがありません。